クロでした

僕「君、ヘンなキーワードで検索したでしょう 奥さん、かわいい、みたいな」

奥「してないよ」

僕「ブログに、捜査するってもう書いちゃった」

奥「ゲッ!!!」

僕「本当にやってないの?」

奥「やっていたとしても、やっていなかったとしても、奥さんを大事にしろというお告げだと思う」

僕「そんなお告げあるか。コレであなたじゃなかったら、ストーカーかもしれないのに、ずいぶんケロッとしてるね」

奥「グゥ、まさかこんなことになるとは・・・」

僕「こんなことになるとはってどういう意味だよ。やっぱりあーたじゃん」

奥「キーワードのチョイスけっこうがんばった。言いたい事を言えて、検索結果に出てこないといけないから」

僕「知るか、そんなもん」

その後、ベンチャーキャピタルの友達とのメッセンジャーでの会話。

僕「どうよ、調子は」

Sちゃん「ちょうど今、古賀洋吉 元気?で検索しようとしていたところだよ」

僕「待て待て。だから、検索ワードでコミュニケーションとろうとするの止めてくれる?」

Sちゃん「いや、ネタふりかと思った。むしろやらなきゃいけないんだと思った」

僕「検索ワードで元気?とか聞かれても誰が検索したのかわかりませんから」

P.S.

ちなみに、最近「あぶない奥さん」で検索したの誰?ネタならやめてくれる?すごい気になるから。

P.S. 2

ボストン生活~Harvard MBA 奥様目線~ のnyu29さんのブログにリンクを勝手にはられました。

彼女がうちに来たときの会話。

nyu29「古賀さん、私のブログにリンクはってもいいですか?」

僕「駄目。このブログ、一切告知してないんだから。お願いだからやめて。」

nyu29「アハハッお願いだからって言われたぁ~」

彼女がうちから帰るときの会話。

僕「じゃあまたね~。」

nyu29「はい、またよろしくお願いします」

僕「リンク、はらないでね」

nyu29「アハハッ」

・・・はりやがったな。

お前も、クロだ。「本文にはっただけで、ブログの横のリンク集にはつけてません」みたいな政治家的な言い訳かは認めません。でもチョコレートありがとう。

久々に、ブログ検索ワードチェック (なぜ銀歯?)

久々に、ここ数ヶ月、どんなキーワードで人々がこのブログに訪れているのかを調べてみた。

僕の名前、ブログのタイトル、ニューカレドニアの旅行記、ハーバード系のものは相変わらず上位にきている。そのほかにもいろいろ・・・

GMAT(MBA受験に必要なテスト)ぼやき系

  • gmat むかつく (うん、むかつくよね。)
  • gmat 苦戦 (わかるぞ。)
  • gmat 撃沈 (まだ受けている以上は毎回撃沈。がんばれ!)
  • gmat あきらめる (エッ・・・)

→ 人がテストに関して検索するときは、何かを調べようとしているのではなく、感情や愚痴を打ち込んでいるようです。不思議な心理・・・。

奥さん系

  • 古賀洋吉 奥さん かわいい 大事に 感謝 

→ 現在確認中ですが、これはたぶんワナです。奥さん本人がこれで検索して意図的にログに残しているのではないだろうか・・・。奥さんの帰りを待って確認し、クロなら逮捕します。むしろもし違ったらこれはどう解釈すればいいのだ!?

→ そもそも、検索ワードで僕とコミュニケーションとろうとするのはやめれ。

景気動向系

  • 不景気だけど前向きに (うん、暗くなっても仕方ないからね)
  • 本当に正しいのか一人あたりの貯蓄額 (知らんわ、そんなの。あと、そのディベートタイトルみたいな言い方やめて。)
  • 不景気 車購入 待った方が良い (結論がわかっているなら何を調べたいのでしょう?)

パパ系

  • ボクおとうさんになりました (祝!新カテゴリー。で、何を調べたかったの?)

コンサルティング系

  • アクセンチュア 退職 (これ、必ず毎月検索されるんだけど、何を知りたいのか教えてください)

鬱病系

一度鬱病と自殺に関するエントリーを書いただけで、色々なキーワードでアクセスが来てます。多くの人が悩んでいることが伺われますね。

銀歯ギラギラ系

これ、今年に入ってから、突然上位に上がってきたキーワードで、何回も検索されている。

  • 銀歯 ギラギラ
  • 銀歯ギラギラ
  • 銀歯だらけ
  • 銀歯だらけ 20代

なぜこんなにアクセスがあるのか全くわかりません。日本で銀歯ギラギラって言葉が流行っているのかな?もし事情を知っている方いらっしゃいましたら、コメントお願いします。いないと思うけど。

う~む、不景気だ その2

ついにダウが$7,000を割り込んだねぇ。日経平均もバブル後最低だと。

以前のブログ「う~む、不景気だ」で、「僕の予想だと、このクリスマス商戦の結果が想定以上に悪くでると思う。でもアメリカ人はポジティブなので、それがどうしてやばいかに気づくのは3月ごろ
じゃないだろうか・・・。そうすると、アメリカにはサブプライムローン以外にも自動車ローンとかやばいのがいっぱいあるので、信用問題が広がるのはここか
らだと思う。」と書いた。

予想通り、3月に入って様子が変わってきたようだね。ここからが、正念場という感じだろう。そんなわけで、また経済雑感を書いてみたりします。

そもそも2002年以降ゆっくりと日本経済が伸びていたのは、アメリカと中国への輸出が大きい。実は中国の購買力はアメリカへの輸出に支えられていたので、アメリカの過剰な消費体質が日本の経済成長を支えてきたわけで、アメリカの過剰消費がストップすれば日本は2002年の状況に戻るだろう。もちろん一気に輸出産業が停滞すればその他の分野にも波及するので投資が大きい産業、投資回収に時間がかかる産業、法人向けの産業、画期的だけど実績のないビジネスモデル、などはしばらく厳しいだろう。特に、ほとんど全部に該当する半導体は厳しいだろうね。半導体産業は大企業の一部であることが多いが、単体でも競争力がある外向けの半導体開発を目指すといいつつ、都合が悪くなると「社内向けの技術供給部門だから赤字でもOK」と言い出して、各社同じような投資をして国内で過当競争してきた。で、薄利多売して投資余力がないところに利益をためこんだ外国のメーカーにやられるというのがお決まりの負けパターン。携帯電話向けの半導体も、携帯電話キャリアの言いなりで、日本でしか売れないような投資効率の低いものばっかりダラダラ作っており効率が悪い。この不況はこういう企業には選択と集中を行い競争力を生み出す産業を構築するために、長期的にはいい薬になるだろう。そういう意味では、こういう不況というのは必要なんだと思う。

ちなみに、けっこうクリーンテックが伸びると騒がれているけど、僕としては微妙かなぁ。クリーンテックはいつ利益がでるかもわからないし、そもそも同じような技術に投資されすぎている気がする。いまこのチャンスを逃せば、クリーンテックが日の目を見るのはずっと先になってしまうので、がんばって欲しいとも思うのだが、それにしても投資額が多すぎるのを見るとバブルだと思うけどなあ。大体、燃料電池とかの技術ってどれだけ投資したって成功して選ばれる技術なんて一握りなんじゃないの?バブルがはじけて環境ビジネスが冷え込むのを心配してます。

一方、こういう社会構造が変化するタイミングにはチャンスも産まれる。得に不況下では、前向きになれるようなエンターテインメントや堅実にお金がたまることに貢献するビジネスが伸びるよね。日本でいえば、ゲームやゲーム系SNSも相変わらず調子いい。わけあり品・アウトレットなどの低価格系のサービスやポイントプログラム系も伸びるのではないかな。投資のかからない法人向けにはコスト削減ソリューションやアウトソーシングも伸びるだろう。

ところで、僕がいるアメリカのベンチャー業界もいよいよやばそうだ。株安でLP(大企業:ベンチャーキャピタルの投資元)が本格的に傾きはじめる日がいよいよ近づいている気がする。そうなればベンチャーキャピタルが傾き、ベンチャーも傾くという流れが本格化する。以前、「ベンチャーキャピタルに入るのは慎重に」と書いたが、アメリカのベンチャーに入るのもかなり慎重にしたほうがいいだろう。なので、最近はMBAの学生の皆さんにアドバイスを求められた時には、アメリカに残るなどせず日本でちゃんと給料の良い仕事をすることをお勧めしている。日本の会社のほうが日本人のMBAに対して待遇がよく、給料もいいし雇用も安定している。MBA卒業後はキャリアとして重要なタイミングなので、よほどバカでない限りやめたほうがいい。今は戦略コンサルティングがおすすめ。

とか言いつつ、僕は基本的に業界がどうなってもアメリカのベンチャー業界に残ろうかなーと思っていまーす。確かに、借金があり、家族がおり、MBA出たばかりなのに100年に1度の不況にいきなり巻き込まれて大変、といえば大変だけど、自分のことになるといきなりノリだけで判断してしまいますね、ハハハ・・・。ま、ピンチとかリスクとか苦労とか幸いもう慣れてしまっているのであまりダメージもないし、そんな僕の生き方に慣れてきた奥さんもケロッとしたもんです。僕はものぐさなので、むしろ厳しい状況じゃないと学べないから、ほんといい勉強になってる。実際、この苦しい状況のおかげで、毎日学ぶことが盛りだくさん・・・。なんだかむしろ、100年に1度の大恐慌とか言われると避けるより突破してやりたくなってきました。ちなみに、こういうギリギリの状態を楽しめるバカじゃなかったらアントレプレナーなんてやってらんない・・・というのも最近学んだことのひとつです。

気になる新サービスあれこれ

転送コム http://www.tenso.com/

元アクセンチュアのHさんという方のところで、海外に住む日本人向けに「転送コム」というサービスが始まりました。

無料会員登録すると日本の住所をもらえて、そこに届いた荷物を海外発送してくれる。つまり、海外発送してくれない日本のショッピングサイトで買い物をしても、このサービスがパッケージングや通関対応などもしてくれるので、どの国にいても「日本のお買い物」しほうだい、とのこと。しかもあまり高くない。これはこれからお世話になりそうな予感。

Mint.com http://www.mint.com/

この前会った若いアントレプレナーがはじめた無料のフィナンシャルプラニングサービス。CEOのAaronのキャラも味があって面白かった。銀行口座やクレジットカードのログイン情報を入れるだけで、あれやこれやと分析してくれるのですごく便利だ。ユーザーにあった金融商品を提案してくれて、その手数料でマージンを取るというビジネスモデルのようで、一般消費者からするとありがたい。不景気の影響で調子がいいって言ってた。

Miselu http://www.miselu.com/

日本人の知人の方がアメリカで始めた音声ベースのSNS。昔の自分が、どこでどんなことを言っていたか聞けたりしてステキということだ。こういうコンセプトとしてとても斬新なサービスは、どういったビジネスモデルに発展していくのか楽しみだ。

LinkedInがメチャ便利

このブログの読者の方は、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)というものをしらない方もけっこういると思うので、マニアックですみませんが。

最近、LinkedInというアメリカのソーシャルネットワーキングサービスをよく使う。これはビジネス向けのソーシャルネットワーキングサービスなわけだが、僕のようなものぐさには結構便利だね。

イベントで人と会うと当然名刺交換をするわけだけど、名刺整理が鬱陶しくなってきたので、最近は人と会ったらLinkedInですぐリンク申請して名刺自体はお蔵入りにしている。幸い、僕がシリコンバレーで名刺交換する人でLinkedInを使っていない人はほとんどいないので、もらった名刺自体を捨てて困ることもほとんどない。日本にもこういうSNSってないの?

そんなわけなので、英語がわかる皆さんはぜひリンクLinkedInでリンク申請してくださいまし。LinkedInだけは直接知り合いでなくともリンクを受け付けますです。

そういえば名刺ネタで余談なんですけど。最近の日本の大学生の名刺、ド派手なのをよく見るね。しかもみんなが派手だからむしろ個性がないなぁ。デザイン性がすごすぎて名前が名刺からはみ出してたり、アイドルばりの写真がのってたり。名刺で個性出すなんて誰でも人と金の力借りたらできるし、大事なことが書いてあるなら読みやすくして欲しいと思うんだけどな。懸賞応募用のハガキは派手にすれば当たるかもしれないけど、名刺を派手にしても選ばれないと思うよ。むしろ僕が面接したらそういう安易なことをする人はマイナス評価しそう。

母のカメラの中身

なんとなく勝手にアップロード。

うちの写真。「片付けていないからやめろ」と奥さんに言われつつ無視してアップロード。我が家にプライバシーはありません。

うちのまわりを散歩してきたときの写真のようだ。こちらはもう桜は終わりつつあるみたいだけど、いろいろな花が咲き始めました。

サンフランシスコに遊びに行ったときの写真。

バスソルトを購入してました。

みなさんよい週末を~。

HBS 2+2 Program

またハーバードネタでも申し訳ないのだけれど、来月からHarvard Business Schoolが2+2プログラムの募集を開始する。

2+2プログラムというのは、大学3年生の終わりの時点でHBSを受験し、合格すれば若くして2年後のHBS入学の籍が確保される。2年間はHBSの指導・キャリアサポートの下で2年間の勤務経験をつむことになり、その後、2年間HBSで過ごすという、2+2で計4年のプログラムだ。もとからHBSは学部生でも就職せずに入学できるし、1年生の40%が卒業してから3年以内にHBSに入っているのでもとからかなり平均年齢が低いが、「学生枠」ができたことでさらに下がっていくだろう。

ここから読み取れるHBSの仮説は、

  • 20代半ばから英才教育するのではリーダーを育てるのでは遅い
  • 本当に優れたリーダーは大学3年の時点ですでに頭角を現している

というものである。もちろんこれは仮説を検証するための実験的な取り組みだろうけれど、このモデルが有効である事が証明されれれば、2+2組はHBSの中のエリート組という位置づけになり、一般組の枠がどんどん減っていくという可能性もありえる。

エッセイの質やGMAT/TOEFLの点数水準などは通常の受験の場合と変わらないだろうし、90名しか入れないので倍率は高いと思うが、自信がある大学3年生のみなさんは受験してみては?

(なお、詳しいことはわからないので質問がある場合はHBSに問い合わせてください。)

http://www.hbs.edu/mba/2+2/

出産費用は1200万円

再び税金申告用に、今度は医療費をまとめている。

出産にかかった費用は結局7,000ドル (70万円) くらい。3,000ドルぐらいが入院関係、4,000ドルくらいが助産婦からのアドバイス代。ちなみに、うち入院関係は3,000ドル、とあるが、これは保険適用後である。では、保険適用前はいくらだろうか?(入院前後の費用は含まない)

奥さん入院費 $89,646

息子入院費 $19,938

産婦人科医代 $4,450

薬代 $3,069

帝王切開の手術代 $2,800

麻酔医代 $1,120

合計 $121,023

つまり、だいたい1200万円なり。う~ん、目玉がメガネを突き破って飛び出るほど高い。日本では出産に保険は適用されないらしいが1200万円もかからないよねぇ。

HBS の Alumni Database がスゴイ (ジョージ君の例付き)

MBAを卒業してアメリカで仕事していると、いやになるぐらいネットワーキングが大事になる。

アメリカは日本よりコネ社会なので、普段から顔を広くしておく必要がある。何か困ったことがあったときに質問する相手も必要だし、就職活動でもネットワーキング経由で仕事先を見つけるのが基本である。そもそもマネジメントポジションというのはあまり公募が行われない(公募では「雇ってみたらハズレだった」というリスクが多いため、知り合い経由が一番ハズレの少ない効果的な方法だ、ということだろう)。ましてエンジニアでない日本人がアメリカ企業で働くなどというニッチな話はほぼ公募にはならないので日ごろからネットワーキングで網をはっておく必要がある。

さて、ネットワーキングというと、イベントにてきとーに登録して出席する、という手もあるが、より効果的なのが大学の卒業生データベースでメールアドレスを調べ、「あってちょ」と頼むことである。アメリカ人は自分の大学に対する感謝を忘れないので、いきなりメールしても意外とあってくれるのでとても助かる。それでその人に別の人を紹介してもらって・・・とじわじわと人脈を広げていくわけである。

そこで僕もHBSのアラムナイ・ディレクトリ(卒業生名簿)を使っているのだが、これはもうやばい(いい意味)。面白そうな企業には大抵エグゼクティブとして入っているし、色々な業界のエライ人にメールで質問とかしてもけっこう返ってくるというのはすごい。

はい、それではためしに、ジョージ君について検索してみましょう!


ログインして、George Bush と打ち込んでみるテスト。


二人おる。一人は死亡している。


きたきたブッシュ元大統領。ワザーップ!ってあいさつしとく?(笑)

なんかFBIとかにつかまっちゃうかも。やめよう。

がびーん

今日も元気に出社です。

あれ。

いつもは車でいっぱいの駐車場が・・・

ガラガラ。

いやな予感。

iPhoneのカレンダーを見る。あれ、でも月曜日だよね、ちゃんと。特に何も書いていない・・・。

ソワソワしながら駐車場をでる。

周りのお店もCLOSED。

これは・・・やられたっぽい・・・。

オフィスに到着するが、人がいない。イントラネットにログイン。

President’s Day!? ナニコレ!?

これしかないアメリカの祝日を見逃すとは・・・馬鹿だった・・・