テスト
いやもう5年更新してないんだよね。そりゃテストもするよ。
みんな元気かなぁ。僕は超元気だよ!
いやもう5年更新してないんだよね。そりゃテストもするよ。
みんな元気かなぁ。僕は超元気だよ!
久しぶりの投稿ですが、本日、米TechCrunch、および日経新聞朝刊にて、立ち上げたスタートアップDrivemodeのシリーズA($6.5M / 7.2億円)の資金調達を発表いたしました。リードはPanasonic本社です。
おかげさまで、調達活動自体は極めて短く、各社とのタームシート調整なども瞬時に終わりでした。普通は調達活動っていろいろ回るのだと思いますが、ほとんど回らずさくっと終わらせられるのも、最終的にはうちの会社のみんな、特にエンジニアのみんなが日々頑張ってくれているから・・・みんなありがとう!
Panasonicさん、お疲れ様でした。大変だったと思います。なんせ、スタートアップ投資が初めて、リードをするのも初めてである中、海外のスタートアップにベンチャーキャピタル部門を経由せずに本体から投資するのは難易度高かったと思います。それでもパナソニックさんのビジネスチームと一緒に不可能を可能にしました。
でも僕達がこれを奇跡的にクローズできたのはありえないほどの凄いチームワークがあったからです。
森さんを始めとするパナソニックのビジネスサイド全員(エグゼクティブも含む)が凄まじい激務の中で世界中飛び回って数多くの関連部門を説得したり週末も夜中も次から次へと出てくる課題と戦ってくれました。大企業は変わらなければならないという強い信念があったからここまでできたのだと思います。そして僕達を信頼して任せてくれた投資家のみなさんのおかげで、それ以外のあらゆる交渉や調整といった部分はいつも数日で終わりました。こういう、凄いチームワークがなかったらこれは無理だったんではないかと思います。
というわけで、新規投資家の皆様、これからよろしくお願いいたします!一緒にお仕事できるのが楽しみです。チームのみんな、いつも勝負だから「ここからが勝負」とか言わないけど、投資家の皆さんが信頼してくれているから僕らは戦える。新しい投資家の皆さんが加わったわけだから、よりその信頼に応えられるようにこれからもがんばっていこう。
想像力が欲しいといつも思っている、という話。
先日、全盲なら電車に乗るなよ、とか、ベビーカーで電車に乗られても日本男子は助けないとかいう話が議論になっているのを見た。この手の「少数派が迷惑をかけている」っていうテーマって、いろいろあるよね。全盲や子連れの母親の話以外にも、車いすの人とか鬱病とかゲイとか外国人とかアレルギーとかの話も、みんな同じ。多数派が、「お前たち少数派は勝手だ!迷惑をかけるな!」っていう。少数派が、「そんな事を言う連中はひどい人間だ!」という。双方が正義を主張し相手の人格を頭ごなしに否定するんだけど、最終的には議論が噛み合わず憎しみ合って終わるパターンのやつ。
僕はこういった問題は想像力の問題だと思うんです。
誰しも自分の想像できる範囲でしか判断できない。だから、自分が想像できないことをされると、「相手が非常識だからだ」としか説明することができない。それはもうしょうがない事じゃないかと思う。
想像力というのは、力です。だから鍛えなければ得られないし、人によって実力が違う。その実力が想像できる世界・視野の広さを規定している。実力の及ばない、想像できない世界の存在など見えもしない。そこの世界に住む人の気持ちなんて当然わからない。そんなもんでしょう。
多くの人は、全盲の人がなぜ電車に乗らねばならないのかも、ベビーカーの人がなぜいつも子供をだっこできないのかも、なぜ満員電車を常に避けることができないのかもわからない。車いすに乗っていない人にとって段差など何の意味もない。鬱病になったことのない人に正論でがんばれという事の残酷さはわからない。ゲイじゃない人にそもそもなんでゲイが同姓を愛してしまうのかもわからない。わからないことを自分の常識で分析すると非常識だと思ってしまうのは、善悪の問題ではなく、どうにもならない実力の問題だと思う。
誰しも限界があるし、なったことがない障害をもった人の世界にまで想像力はなかなか広がっていかないよね。僕は全盲の人に「こちらです」とつい言ってしまったりして恥ずかしい思いをしたこともあるけど、それが僕の実力だったんだろうね。そんな感じで、多数派の人の一定割合の人が「全盲なら乗るなよ」とか「ベビーカーなら乗るなよ」とつい言ってしまうのもよくわかるし、少数派の人の一定割合が人権侵害の悪だと怒るのもよくわかる。みんながみんな想像力があるわけじゃないし、想像力がないと相手が悪である以外の解釈ができないのは仕方が無いと思うし、人格否定で解決しちゃいたくなるよねえ。(もちろん、社会的に弱い立場にいる人を強い人が叩くのは良くないとは思いますけどね。ただ、想像力がない人がちょっと騒いだところで社会に大きな影響はないんじゃないのかな。力なくして影響力なし。)
ただ、僕の場合は、想像力がもっと欲しいなあ。相手の世界から何が見えているのか・見えていないのかを理解する想像力がもっと欲しい。単純に、多様な価値観を持つことが出来るようになればもっと楽しく生きられると思うんだよね。世界は広くて、いろんな人がいて、いろんな常識、文化、宗教、いろんな価値観があって、それぞれにいい部分があって、自分に合う価値観を広げていけたらとても楽しく生きられる気がしている。僕は昔から、できるだけいろんな国の人や、常識が合わないような人と接するのが楽しかったので、いつも多様性がある場所に身をおくようにしていた。僕の常識が通じない人たち話していると、とても発見が多くて、「ああ、この考え方はすごい!僕もそう考えよう!」とか思うこともあるし、自分自身の常識についてより客観的に見えるようになったことで、自分のことをもっと理解できることも多かった。もうその学びが楽しくて仕方ないというか。
だって、自分の常識で正義を振りかざしはじめた時点で、もうその人の世界はそこから広がらないし、新しい世界が見えることもないし、想像力の成長もないし、そのまま狭い世界で死んでくだけ。こんなにもったいない事あるかね。全盲の人には全盲の人にしか見えない事がたくさんあるに決まっているし、ベビーカーを押す親にはベビーカーを押す親にしか感じられない世界があるに決まっていると思っているし、わからない世界にはなんかこう言葉にできない尊敬がある。もちろん僕の想像力なんて大した範囲には及ばないけど、それでももっといろんな世界が見えるようになりたいと思ってます、いつになっても。
そのほうが楽しいと思うよ。
シリコンバレーにいるのでハッカソンというものに出てみよう!ということで、面白半分にコネクテッドカーハッカソンに参加してきたのでご報告いたします。(ハッカソンというのは、一日など決められた期間内に、お題にそった問題解決の技術を提示するイベントである)
コネクテッドカー関連はシリコンバレーでもホットなのでこういった車系のハッカソンがよくあるんだけど、なんか出たら勝てるんじゃない?ということでサンフランシスコまで行ってがんばってみました。
運転に関わる大きな悩みを解決する・・・それがお題である。
運転に関わる大きな問題とは何か?
運転中は、世界で何が起こっているのかわからないし、それがゆえに何も対策を打つことができない。
では運転中に起こりえる、最も重要な問題を解決するシステムを開発しようということになった。
だが待て!運転中に起こりえる最も重要な問題とは何か?
それ多くの人にとって、浮気がばれたかどうかに違いない!
そこで、われわれは、IMSORRYというシステムを開発した。IMmediate Significant Others Risk Reduction sYstem (恋愛・婚姻関係のある人物に関するリスクを即時削減するシステム)の略である。
われわれのデモでは、ビルさんというきっと大統領ぐらいにえらい人が、ヒラリーさんという奥様の関係をマネジメントするすばらしいテクノロジーを披露した。
というクソふざけたシステムを開発した。
発表して気づいたが、周りの皆さんはLeap Motionを使ってジェスチャーでリモートで窓を開けるとか、そういうガチなシステムを作っているではないか。
なんだこれは。アメリカ人たち、お前らマジメか!?何を実用性を重視しているんだ。僕たちだけ「おバカカテゴリーの人たち」みたいになって異常に浮いているじゃないか。
これはもうダメなやつじゃないのか。まわりのみんながものすごくマジメに開発をしている雰囲気の中で、実用性ゼロのものを優勝させるのって、審査員かなり勇気いるだろこれ。これはあかんやつや!!!
と思いましたが、結果は
ということで、なんかよくわかんないんですけど色々もらったので、その日の夜はみんなで賞金で焼肉にいきますた。
やっぱりスタートアップは肉だね、肉!わはははは!ああ、おもしろかった。
「どこどこにシリコンバレーを作りたい」といった話は、10年前から今まで何度もいろんな国の人が言っていて、全部が失敗しているんだけど、それはどういうお話なのかという事を適当に書いてみます。データでバックアップとかは割愛します、すみません。
さて、まずシリコンバレーとは何かというと、もちろん地域の名前なんですけど、イマ風に言うならエコシステム(生態系)というか、起業やITにかかわる環境としての全体的なお話であって、ベンチャーキャピタル(VC)や起業家といった個別の話ではないわけです。一瞬で頭の中をまとめただけなので抜けまくりかもしれませんがざっくり書くと以下のような感じです。
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「どこどこにシリコンバレーを作る」といった話を聞くと、上記の図のどこの部分の話をしているのか?というのが大事です。なぜならシリコンバレーというのはアメリカスタイルのVCが増えましたとか政府が特区を作りましたとかそういった個別の話ではなく、全体の話です。
これはバスケでいうと二つ目のNBAを作る!みたいな話で視聴者がいっぱいいるならできるんでしょうけどそんなにいないと一極集中しちゃうという事だと思います。ここでいう視聴者は資本市場であり、その中身は年金基金とかであって、彼らみたいなニュートラルな投資家のみなさんがシリコンバレーのサイズを決めているわけです。で、世界の資本市場レベルでみるとシリコンバレーというのは半径車で30分のちっぽけなエリアにとどまっており、それ以上のサイズに広がるだけの需要は資本市場はいまのところはありません。というのも、結局資本市場が見ているのはIRR(投資収益率)であって、必要以上に投資したらリターンが下がるだけである中、VCというのは上位5%~10%を除くと対してリターンが出ていないという世界で、そもそも一極集中は避けられないほどの規模です。そういった中で、あえてシリコンバレーの二つ目を作るとしてそれは資本市場の誰が求めているからなのか?というのが最初の重要な問いになるでしょう。
ちなみに、この規模が小さいがゆえに自然に起こった局地的な集中は、別に戦略的に作られたわけではありません。ITで成功しまくった人たちが増えるにしたがって、だんだん環境がイノベーションを起こして生活するみなさんに最適化されてしまい、もはやIT関係者以外の人たちには住みにくくレベルで謎の生活環境ができあがりました。やはりポイントはこの「利害関係者の種類が少なくなりすぎて、勝手にいろいろな環境が最適化された」ということであり、アメリカ自身も二つ目のシリコンバレーを戦略的に作ることはできていないわけです。結局、上記の図にでてくる様々なプレイヤーのうち、個別のプレイヤーがどうであっても環境としては変化していないわけで、だからといってみんながみんな、いっせーのせ、で、「一緒にシリコンバレーを作りましょう!」というのは難しいから、まだできていないということなんでしょうね。
ただまあやるなら、そこの地域にいるIT関係者以外のすべてのみなさんが激怒するような環境であることが大事だと思います。それが最適化ということであり、それが集中するということだから。
ちなみにぼくは、日本でシリコンバレーを作るのは無駄だといっているわけではないし、経済政策上もイノベーションを促進するのはとても大事なことだと思います。単に、色々な経験から、シリコンバレーみたいな環境というのは戦略的に作るものではなくて、自然と、勝手にできる類のものだ、と言っているだけです。そしておそらく多くの「どこどこにシリコンバレーを作る」と話は、わかりやすい目標としてそういっているだけで僕のこのマジレスは本質的ではないんでしょう。単に、もっとイノベーションが起こりやすい環境を整えやすくしましょうと言っているだけだと思います。そういう意味では、日本において上記のプレイヤーを個別に見たときにイノベーションの環境は過去5年で少しずつ良くなってきていると思います!
というわけで、全体としてポジティブなので、日本のイノベーションの環境もこれからが楽しみであります。
以上、よく聞く話に対する僕の考えのまとめでありました。そしてこれを読んでいる方が「シリコンバレーを作る!」と言っていたらもちろんいちゃもんつけているわけじゃなくて、むしろ協力できることがあればさせて頂きたいと思っています!
それではみなさんごきげんよう!
はいどうもみなさんこんにちは~。いやあ、引き続きブログの更新が滞っていて恐縮です。ここ3ヶ月ぐらい、ひきこもってプロダクトデザインばかりしてました。僕はこう、没頭すると周りが見えなくなるタイプなので、正直言ってここ数ヶ月の記憶があまりありません。ただ、支えてくださっている多くのみなさんのおかげでとても楽しくがんばってます。
オフィスに遊びに来る友人たちは、ブログを見てくれているみなさんの寄付だけで作られたわれらがオフィスを見て「なにそれ意味不明、あんたら何者なの」と楽しんでくれるので、いい観光名所となっとります。もう送られてくるギフトは留まることを知りません。まだまだ来るぞ~。
Sonyのグランツーリズモチームのいまさきさんからプレステ用の高級ハンドル!!!これぜってーたかいぞ。
すぎさきさんから素敵なソファーベッド!早速活躍中!
まつださん(×2)、よこたさんから時計!最新テクノロジーを駆使した世界時計として大活躍!
たいらさんからポッキー70箱、まりこちゃんから10箱、いのしたさんから20箱!、はがさんから10箱!ポッキー王国!!!
あっきーから悪そうなアンドロイド人形!(まんなか)
たなかさんから海賊旗!実はあんまりワンピース読んだことないぜ!でも強いチームには旗がいるぜ!
てつおさんからマッサージチェアをプライベートルームにする障子!
ふじもとさんから4テラのハードディスク!
きばたくん、はがさんからお茶~。ほっこり。
近所をジョギングしてたらDrivemode Houseを発見して、玄関マットを送ってくれたさとうさん!
これはその・・・たぶん誰か書かないほうがいいやつだ!たぶんこれを日本からもってくるのは違法だ!愛してるよリスクテイカーのAさん。
やまなかじんちゃんから駄菓子セット!すげえ。ゲームガム大人気だぜ!
もうたべちゃって写真ないんだけど、アクセンチュアの林さんからジュースとたけのこの里!
あんまりにもたくさん来るのと、時々Amazonの手違いで差出人が書いていなかったり、届かなかったギフトはうちにはわからなかったりと色々ありますが、もし届いてないやつがあったら教えてくださいね~。
でも、みなさんの善意にあふれるわれらがオフィスは、ポジティブパワーでいっぱいです。ちょっとおかしを食べるときも、ちょっと掃除するときも、いつでも「ああ、支えられているんだ、ありがたいことだ、がんばろう」という気持ちは、たくさんもらっても、時間が経っても、色あせないものですね。
というわけで、ギフトにあふれたわが社は、みなさんの応援によって今日も愛のパワーにあふれています!乞食スタートアップといわれようと、これがぼくたちの生き様であります。
最近は日本で弊社のように寄付でオフィスを作ってしまえ!というのが何件かあるらしいのですが、スタートアップは吹けば飛ぶ存在なので、みなさん弊社以外の生まれたてのスタートアップにもやさしくしてあげてくださいね!
いのいの、このうどん初めて食べたけどおいしいです!
あだちさん、このルンバカバー最高!思わずビデオとっちゃったよ。
前回に引き続き、このブログにアクセスして頂いている皆さまからギフトとして色々なものをお送りいただきながら、シリコンバレーでアジトを作ってきましたが、あっという間にできました。
Amazon Wish Listにとりあえず乗せてみた大物がすごい勢いでリストから消えていく様はなんというかもう不思議な体験でありました。誰が何で寄付して頂けるのか全くわからないのがミソです!
自分で持ち出した物と、プラスチックの机とプラスチックの引き出し以外は、99%がもらい物です。
あまりに毎日のようにアマゾンからギフトが大量に届くので、UPS(宅配業者)のおじさんもあきれています。
大量のギフトが毎日のように届いてきます。Co-founderいわく、「It’s Christmas everyday」だそうです。
ルンバが本当に来たぞみんな!!!お会いしたこともない明治大学の先輩である仲川さんより、「ブログの奥さんと不思議な豆とすし太郎が面白かったから」というだけの理由で送っていただきました。人間、勝手に動く小さなものが可愛いと思ってしまうのは本能なのでしょうか?以前もらった正当派掃除機と組み合わせてオフィスの掃除はばっちりであります。仲川さんからは手紙の重さを量る計量器もお送りいただきました!
小野里さんにかっこいい湯沸かし器をお送りいただきました!
しーばさんから最新のScanSnapキタ~!!わっしょい。サクサクスキャンしてくれて気持ちいい~。最近の僕の仕事は連邦政府やカリフォルニア政府から送られてくる書類対応と契約書のやりとりばかりなのでスキャンがすぐできるのは非常に助かります。
小野里さんから寄付していただいたマッサージチェア!!!バリー・ボンズもわざわざ日本から輸入したというアメリカでは手に入らないモデルです。なんというオーバースペック 笑
みんな!使いにきたほうがいいぞ! 笑
安川さんからゲームがいっぱい入ったプレステ4をお借りしました。ゲーム好きの僕への挑戦状でしょうか。とりあえず画質すげえ~!
そのうち、別のドライビングゲーム開発されている方からドライビングシミュレータを譲っていただけると言ううわさですので最強コンビネーションになると思います。
というわけで、うちの福利厚生プログラムはマッサージチェアとプレステ4で成り立っています。
あと、株式会社イメージマジックさんのウェブサービスであるオリジナルプリントのクーポンを頂いたので、オリジナルプリントで会社のロゴ入りシャツ、マグカップ、クッションなどたくさん作ってしまいました!なので、ノベルティグッズも揃っています。京田さん、山川さん、ありがとうございます。みんなもオリジナルプリントでオリジナルグッズを作ろう!
アクセンチュア同期のまっきー、おーいお茶、ジャスミン茶、ポッキー、おかきなどたくさん送ってくれてありがとう!さすがだぜ!
野村さん、電池ありがとうございます!メッセージもうれしかったです!
石倉さん、お皿ありがとう!がんばります!
るこらさん、ミントありがとうございます!
まつしまさんもいちごポッキーありがとうございます!
ひとみさん、コーヒーありがとうございます!
もりやまさん、ラ王ありがとうございます!こちらはその辺でうってるラーメンがおいしくないので助かります!
ほかむらさん・ひらいわさんからのチキンラーメンも届きました!
Yuzy、レッドブルありがとう!
けいさん、おかきとポッキーありがとうございます!大人気!
いのいの、カレーありがとう!カレーうどん作るよ。
富木くん、ギフトカードをありがとう!
あと、配送業者のミスで差出人不明、オーダー番号も不明のおかきを頂いています。ありがとうございます!
※ ちなみに、まだ届いていないものもあると思います。特に日本から送っていただいたもの。
※ なお、届いているはずの場合は、運送業者の手違いがあっても、Amazonは僕には教えてくれません。配送日を過ぎているのに届いてなさそうなものがあったら教えてください!
というわけで、オフィスが本当に寄付でできてしまいました。しかも寄付していただいたのは、お会いしたことない人が大半という・・・。大丈夫なんでしょうかこれは?いや、乞食と言われようとなんだろうと僕は会社を支えるためなら何でもしますよハイ。
ご支援いただいた皆さん、ありがとうございます←政治家っぽい。政治家と違って皆さんに何もお返しできませんが、これだけたくさんの支えを受け、これからいろいろがんばりたいと思います!
何をがんばるのだ?とにかくだ!よーし!
ボランティアもCo-founderもコンサルタントもブログ一発で調達できましたが、引き続き、オフィスも皆さまに作ってもらいましたのでお礼と共にご報告であります!
これがヤシの木が2本ニョキっと生えた我らのアジトだ!毎日晴れだ!真冬でも暖かいぞ!家賃は2,000ドル。
オフィスに入ると、はぐれメタル、ゴールドマン、1UPキノコ、リリースのだるまさんなどが出迎えてくれます。チュッパチャップスも寄付で頂いております。ありがとうございます。
ワーキングスペースです。見えている全てのものがほぼ全部、皆さんからの寄付や借り物。あとはあまったものの持ち出しばかり。買ったのは、プラスチックの机と、プラスチックの引き出しぐらいでしょうか。
僕の机。しばらくパイプいすを使っていましたが、アクセンチュア時代の先輩の松田さんが社長いすを買ってくれました、ヒャッホウ!!!ちなみに、かっこいいデスクライトもエンジェル投資家の功さんに新品を買って頂きました。ありがとうございます!
大活躍中の、$400の新品カラーレーザープリンタです!これはケンイチさんからの寄付して頂きました!ただ、実はギフトと一緒に頂いたメッセージが文字化けしていて「???????? by Kenichi」しか書いておらず、どこのケンイチさんだかわかりません!!! 自分の知り合いなのかそうじゃないのかすらわかりませんが、ケンイチさん、ありがとうございます!なんでこんなすごいものくれたんでしょうか!!!とりあえずプリンタ名はKenichiです!
ミーティングルームです。ここのテレビ・テレビ台は八木さんに寄付して頂きました。プリンタは海部さん/梅田さんに寄付して頂きました。これでミーティングやプレゼンもばっちりだ!いすやソファーはお借りした物です。机はやっぱりWalmartで買ったプラスチックの安物です。
出張に来ている人用に寝室が用意してあります。エアベッドですが一応低反発マットレスつき!あと、大きくて高級な作業机を海部さん/梅田さんに寄付して頂いています。ありがとうございます!ちなみに出張に来た人がシリコンバレーで生活できるように社用車らしきものもあります(持ち出し)。
普通の家を借りているので、普通の家のキッチンです。
キッチンの棚には、多くの皆さんから寄付で頂いたものがたくさん。レッドブル(関戸さん、ぽりーさん)、チキンラーメン(さかいさん、ひらいわさん)、辛ラーメン(しんさん)、コーヒー(まゆみさん、あみちゃん)、お~いお茶(ほかむらさん)を寄付して頂きました!ありがとうございました!
お風呂もあります。洗濯機・乾燥機は家の裏にあります。
ガレージはハードウェアラボとなっています。ここでは頂いた電池(by わかめちゃん、さかいさん)などが活躍中!ありがとうございます!
だいごさんにもらった掃除機もあるのでオフィスはきれい。ありがとうございます!
というわけで、こうして皆さんの力を借りて、かなりの低予算でわれらが秘密結社?のアジトを作ることができました。ファウンダー一同、心より感謝しております。
ちなみに・・・30歳まで日本でフツーにサラリーマンやってた自分がシリコンバレーでベンチャーを成功させようというのは、かなり難易度が高いという自覚があります。だからこそ冒険であり、だからこそ挑戦したいわけであり、だからこそ皆さんに助けてもらわなければまったくできないと思っています。だから僕は素直に周りに頼ることにしました。Amazon Wish Listでものを頼むのとか恥ずかしいとも思うんだけど、こういう弱い立場になったときは、僕は即座に白旗をあげて、素直に助けを求めまくることにしています。
先日、ラスベガスの出張から帰ってきて、夜中の2時にオフィスに戻ったら、たくさんのギフトの箱がメッセージと共に届いていた。箱をあけて、メッセージを読みながら、こんなに多くの支えてくれる人がいるんだって思ったら、百人力だと思ってじんわり来ました。支えてもらってじんわり来るのは、自分がこんなにも弱くなったと自分で認めている証拠だと思う。ほんとにもう、投資家やCo-founder、アドバイザー、起業家仲間の皆さんがいないと何もできなくなったから。その一方で、こうして支えてもらっている以上はそう簡単にはつぶれないぞと勇気も出てくるのだ。
もちろん、人に頼っておいてあっさり失敗したら恐ろしいと思うのもあります。投資家だったので、情熱だけではうまく行かない世界であることも知ってます。だから、もし失敗したときは、「ごめんなさい」って言うしかねえと割り切って、今は前を向いて行こうと思います。引き続き、ご支援宜しくお願いいたします!
今日は、久々に日記っぽいことを書いてみようと思います。
僕がビジネススクールを卒業してすぐに入ったスタートアップのCEOのRudyのところに遊びに行った。彼は今はVenture Debtという投資アセットを扱う、要するにベンチャーキャピタルみたいな投資会社にいて、パートナーとして成功している。もともと彼はシリアル・アントレプレナーだが、40を過ぎて「ベンチャーというのは20代とかの若いやつじゃないとできないからね」ということで、投資側に回ったのだという。
ちなみに、僕らが一緒にやったスタートアップはscanRというモバイルサービス会社。その時の思い出話に花が咲いた。(今は色々ピボット(方針転換)をし、Flint Mobileという決済系のビジネスをやっている。)
結局scanRは失敗したわけだが、今思えば「早すぎた」の一言に尽きる。まだスマートフォンもあまり使われておらず、モバイルの性能もかなり低い時期にEvernoteみたいな事をやるのは早すぎたんだと思う。それで2008年~2009年のサブプライム危機の影響でスタートアップがばたばた倒れている時、主要なビジネスメンバーはレイオフになった。当時、従業員をレイオフしなければならなかった彼のマネジメントは本当に上手だったと思う。彼は当時の投資家だったBill Millerというベンチャーキャピタルのパートナーにこう言われたのだという。「これからの2週間が、お前が回りにどのように覚えられているかを決める。誠実で、正直で、透明であれ」と。Rudyはまさにそれをこなして、その「失敗」の手腕が高く評価されて、scanRの投資家だった会社にパートナーとして迎え入れられたというわけだ。
他にも色々話したのだが、面白かったのは奥さんの話。僕が「シリアルアントレプレナーと、奥さんってどんなカンジの関係なの?」と聞いたからなんだけど。彼曰く、「スタートアップの人生は、昨日は最高の気分だったのに今日は最悪の気分で、でも明日にはまた最高の気分だったりして、ジェットコースターみたいでしょ。最初の頃は、俺が細かくビジネスがどうなってるか説明するから、彼女も色々聞いてきて、一緒に一喜一憂していたから、彼女もストレスがあって大変だったと思う。でもそれがずっと続くと麻痺してきて、「ああそうなの、今日はあんまりいい日じゃなかったね。じゃあ今日は外食でも行こうよ」みたいなカンジになってきて、細かいことは聞いてこなくなった。ずっとサポーティブなんだけど、アップダウンは慣れてくるといちいち気にしなくなるよね。」そんな話を聞いていると、第一線で戦うシリアルアントレプレナーを支える奥さんってスゴイなあと思った。
ところで、ビジネスメンバーはほとんどレイオフになったと書いたが、彼らが今どうしているかというと、みんなもその後それぞれに成功しているので、まあ今思い返せばノーダメージなんだよね。塞翁が馬と言いますか。そもそも当時レイオフになった側もわりとケロッとしてたし、レイオフになった程度で困るようなやつはそもそもスタートアップにはあまりいないというだけなんだと思うけど。
にしても、僕がシリコンバレーを離れたのはたった数年なのに、色々なことがすごい速度で進んでいて面白い。