HBS の Alumni Database がスゴイ (ジョージ君の例付き)
MBAを卒業してアメリカで仕事していると、いやになるぐらいネットワーキングが大事になる。
アメリカは日本よりコネ社会なので、普段から顔を広くしておく必要がある。何か困ったことがあったときに質問する相手も必要だし、就職活動でもネットワーキング経由で仕事先を見つけるのが基本である。そもそもマネジメントポジションというのはあまり公募が行われない(公募では「雇ってみたらハズレだった」というリスクが多いため、知り合い経由が一番ハズレの少ない効果的な方法だ、ということだろう)。ましてエンジニアでない日本人がアメリカ企業で働くなどというニッチな話はほぼ公募にはならないので日ごろからネットワーキングで網をはっておく必要がある。
さて、ネットワーキングというと、イベントにてきとーに登録して出席する、という手もあるが、より効果的なのが大学の卒業生データベースでメールアドレスを調べ、「あってちょ」と頼むことである。アメリカ人は自分の大学に対する感謝を忘れないので、いきなりメールしても意外とあってくれるのでとても助かる。それでその人に別の人を紹介してもらって・・・とじわじわと人脈を広げていくわけである。
そこで僕もHBSのアラムナイ・ディレクトリ(卒業生名簿)を使っているのだが、これはもうやばい(いい意味)。面白そうな企業には大抵エグゼクティブとして入っているし、色々な業界のエライ人にメールで質問とかしてもけっこう返ってくるというのはすごい。
はい、それではためしに、ジョージ君について検索してみましょう!
ログインして、George Bush と打ち込んでみるテスト。
二人おる。一人は死亡している。
きたきたブッシュ元大統領。ワザーップ!ってあいさつしとく?(笑)
なんかFBIとかにつかまっちゃうかも。やめよう。
ブッシュ氏はもう大統領ではないので、メールが使えるはずです。事実、ニューヨーク・タイムズで彼は大統領を辞めてからメールが自由にできるようになるのが楽しみだと言っていると書いてました。
というわけで、メールしてみたらいかがでしょう?
えー、大統領ってメール使えないんですか。でももっちーさんNYタイムズとかできっちり情報収集していてすごいですね。僕も見習いたいです。
メールしてみましょうか。用事すらない僕のようなアホから来たメールに返事したいと思わせるには、どういった要素が必要なのかなどと一瞬考えてしまいました。