New Caledonia 新婚旅行 (12日目): 乗馬と海岸探検

 今日は奥さん待望の乗馬デー。一時間しかできないといわれていたんだけど、行ってみたら結局いくらでもできるということで、午後二時間を含めて計三時間やってみました。

 9時半に赤いバンダナを頭に巻いたメラネシアンのおばはんが登場し、島の北にある乗馬場につれていってもらった。乗馬場のあたりはジャングル状態で木が生い茂っており、ひどい悪路で徐行運転が続く。なんか途中で犬が集まってくるのをおばさんがシッシッと追い払っていた。しばらくして馬小屋が見えてきた。

 乗馬場といっても、トラックがあるわけでもなんでもない。たんに森の中に馬がいて、横に馬主の家があるだけ。馬主の家からはメラネシアン人の親子が出迎えてくれた。おやじのほうはがっつり太っていて、どこが首かわからない。ちなみ首には毛が生えているのが気になる。親父といっても、何歳なんだろう。40歳ぐらいだろうか?名前を名乗られたが、忘れたので首なしおやじと呼ぼう。娘のほうは、名前はオリビアちゃん。8~10歳ぐらいの笑顔のかわいい女の子。

 おやじの片言の英語に従って、僕らは馬に乗る。オリビアちゃんはお手伝いで僕の荷物を運んでくれた。僕がのったのは、ベルという雌馬で、奥さんはクリンカという牡馬に乗る。乗馬といっても、おやじが紐で馬をひいて、ガイドしながらあちこち歩いてくれるということのようだ。

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 まずは、馬に乗ってジャングルの中へ。うっそうと木やツタが生い茂った森の中には見たことがない植物ばかり。足元にはまるくて紫の実やら、いろいろなものが転がっている。ときどき大きなカニが穴に向かって走っているが、どれぐらい大きいかというと、体だけでも両手のひらで包めないぐらいの大きさで、さらに大きなハサミを持っている。おやじがところどころで「これはバニャという寄生植物で、ほかの木にまきついて育つんだ」とか「これはノニで、ジュースにできる」とか「これはブーニャ(タロイモと肉やシーフードを用いたニューカレドニアの原住民の郷土料理)と一緒に炊き込むのに使う草だ」とか「これはメラネシア人がダンスに使う草だ」とかいろいろと教えてくれる。が、実際には英語とフランス語が混じった超片言のコミュニケーション。しょっちゅう何を言われたのかわからないが、とりあえず、おーとかおーけーとか言って聞き流す。ちなみにおやじは僕らが笑うといつもワッハッハと笑う。日本語の会話なんだから無理にあわせなくても良いんだけど、彼なりのプロ意識なんだろうか・・・。途中で一人で馬を操ってごらんといわる。右の手綱を引けば右に行き、左を引くと左に行く。おなかを蹴れば進み、手綱を両方引くと止まる。それだけならシンプルなのだが、馬があまり言うことをきかなかったので苦労した。

 そのうち視界が広がったかと思うとビーチに到着。美しい砂浜が広がっているというよりも、白い砂漠の中にところどころに川のような海がある、という感じ。おやじは迷わず海に向かって歩き出し、ジャバジャバと水に突っ込みジャブジャブと進む。途中で馬がボトボトとうんこを水中にし、まわりの水が茶色に染まるのは軽くひく。そのうち、白い砂漠の中を通る川を渡るような場面があったが、ドラマの中のような雄大な風景だった。カメラを持ってこなかったのが悔やまれる!きれいで人があつまるような観光地もいいけれど、現地の人しか見ることができないような手付かずの自然に触れるというのも非常に貴重な体験だった。

 森に戻るときに、おやじは戻る道をうろうろと探していたが、そのうちひとりで木々の中に入っていって、バキバキと枝を折って道を作り出す。かなりワイルド。

 午前があまりにも楽しかったので、午後もさらに二時間乗馬を楽しむ。お昼はナタイワッチから歩いていける距離のパン屋さんの店頭でチキンとフライドポテトのセット(800円)とパニーニ(イタリア風ホットサンドイッチ、600円)を買って食べる。食べくれないぐらいのボリュームがあるのに、こちらの物価としてはとても安い(一食2000~3000円ぐらいが相場なので)。

 乗馬から帰ってから、カヌメラ湾を散策。左奥のほうを歩いて進むと、干潮のせいかいつもは見えない岩肌が見えていた。岩肌にはあちこちに水溜りができていた。何か面白いものはないかと探してみると、へんな生き物がいっぱい。黒くてでかいなまこみたいなのがいっぱいいたり、なまずみたいなヤツがゆっくり岩の間からニョキニョキでてきたり、あとは、ウミウシっぽいのとか、とにかく巨大でぶよぶよした生き物とか・・・。そんなことを楽しみながらどんどん奥に行ってみたら、いつのまにか海が満ち始めているのに気づく。「海を甘く見たらあかん!」と急いで海岸に走って戻った。スリリングな体験でした。

 夜、近くのバンガローからメラネシアン風の生演奏が聞こえてくる。くっそー、オシャレじゃん!と、悔しくなった僕達は、パソコンから音楽をガンガンかけて、二人で楽しいディナーの準備。ステーキ、ガーリックライスにマッシュポテト、サラダ、チーズをはさんだトマト、海鮮がゆなどを作ってハッピーディナーを楽しんだ。

New Caledonia 新婚旅行 (11日目): オルタンス女王の洞窟とピッシンヌ・ナチュレル

 朝、クトビーチ散策。今日も無人島ツアーがキャンセルということで、一日かおりさんと一緒に外出することに。島の反対側にある、天然プールとして知られるピッシンヌ・ナチュレルに行くことにした。行きのバスの途中、アーモンドチョコバニラを買ってごきげん。さらに奥さんの希望で、オルタンス女王の洞窟にバスを止めてもらう。

 オルタンス女王の洞窟は大きな鍾乳洞になっていて、奥のほうに光が少し見えるものの懐中電灯がないと何も見えない。僕が冒険心を出して奥のほうに行こうとしたら足を滑らせてすってんころりん、しかも泥のぬかるみに落ちて体中どろだらけになってしまった。この洞窟は民族同士の戦いがあった頃に女王が身を潜めた洞窟らしいが、奥さんは「ロマンチック♪」とえらく興奮していた。

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 そして、ピッシング・ナチュレルの近くに到着し、バスを降りる。駐車場から浅い川をのぼると、鮮やかな青の水溜りというかミニ湖のようなものが現れた。これが天然のプールといわれるピッシンヌ・ナチュレルで、シュノーケリングで有名だ。

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 しかし、いつもどおりとっても寒い。比較的水温は高いのだが、外にいるだけでも半そでだと寒いぐらいなので水に入るのはかなりしんどそうだ。覚悟を決めて水の中に入ってみるが、OH!と叫びたくなる寒さ。しかし、パンをあげると大きな魚がいっぱいよってきてなかなか楽しい。寒さの限界がすぐに来て、水からあがってお昼にすることに。家から持ってきたおにぎりを食べる。もう一度水に入ってフランスパンをあげていると、魚に足の指をかまれた!!皮膚が剥がれてしまったので、けっこう痛い。まー、それはともかく、しばらくすると日も出始めて、なんとか寒さをしのぐことができた。

 夕飯に奥さんがシーフードを食べたいということで、夕方バオ村に一人で買い物に。シーフード、トマト、レタス、ケチャップを買って戻り、夜はシーフードスパゲティを楽しんだ。

New Caledonia 新婚旅行 (10日目): ファイナルファンタジー4クリア

 今日はウェイクボードを一緒にやったかおりさんと一緒に無人島に行くツアーに申し込んでいたのだが、悪天候のためキャンセルになった。てなわけでカヌメラビーチを散策。

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朝にビーチに行くと、何かの生き物が掘った穴がいっぱい開いているのだが、何の生き物なのかとても気になる。帰ってきて朝食に、ハムエッグとインスタントラーメンをたべて、すぐ寝る。食っちゃ寝が基本ですので・・・。起きて、今度は昼食にカレー味の肉をたべる。奥さんはレトルトの鮭がゆ。

 寒いし外に出るのも億劫なので、家でファイナルファンタジー4の続きをやり続けた。夕飯には、奥さんがシーフードを食べたいというのでナタイワッチのレストランで、シーフードディナーを食べた。食前にオレンジジュースのむ。一品目は生魚のさっぱり醤油あえ。とにかくおいしい。生魚を食べたかったので奥さん大喜び。ぺろっとたべてもーた。一緒に和えられていた大根・にんじんもおいしかった。添えてあったたけのこも最高。二品目はたっぷり海老のグリル・バターライス添え。塩味が効いていておいしい! 奥さんが海老の殻をむいてくれた。最後はチョコレートクレープ。

 夜、しょうもないクイズゲームをクリアする。本当にしょうもなかった。あれでアーケードとは・・・。そして、ファイナルファンタジーをクリア。ゼロムスを倒したぞ!

New Caledonia 新婚旅行 (8日目): スーパーめぐり

 早朝トイレに起きたついでに、ひとりでビーチを散策。カヌメラビーチ沿いに進むと、ルアーでイカ釣りをしているおじさんがいた。けっこう釣れていたようだ。うらやましい、僕も釣ってみたい。カヌメラビーチを進むと反対側にクトビーチが見える。クトビーチに行ってみると、カヌメラビーチより広くて大きい分、船がたくさん見える。でも、ぼくはこぢんまりしたカヌメラビーチのほうが好きかな。 

 朝ごはんを食べてからイルデパン島最大のバオ村に行く。

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基本的には単なる家の集まりという感じだが、一応小売店もある。品揃えの規模としてはコンビニの半分ぐらいかな。そこで、さーたーあんだぎーみたいな揚げパン、肉、ジュース、シリアル、おかし(オニオンスナック)、フルーツ、牛乳などを買った。お昼ごはんには、バオ村で買った食材を使ってカレー味のステーキを食べた。とってもおいしい。

 午後、先日は空いていなかったキオスクに行ってみる。犬の黒にしかわ君が自転車にひたすらついてきた。キオスクにもそれなりに食材はあり、米、たまご、ピコラみたいなおかし、オレオ、チーズ、ジュースなどを買った。それから800メートル先のパン屋さんへ。形の悪いフランスパンをただでもらってラッキー!

 帰り道に、牢屋跡に行った。イルデパン島は昔フランスの流刑地だったのだ。牢屋跡は今はぼろぼろで、草が生い茂っていた。しかし、こんな気候のいいところを流刑地にしてどうするんだろうと思う。

 夕方家に着くと、家の壁の上(壁と屋根はつながっていない)をねずみが走り回っていた。まあそれもよし!

 夕飯には、奥さんがじゃがいもとにんじんのチーズソテーを作ってくれた。

New Caledonia 新婚旅行 (7日目): イルデパン到着

 今日からヌメアのある本島を離れ、離島のイルデパン島に行くのである。朝、6:30ごろ起きて、荷物をまとめ、フロントでタクシーを呼んでもらう。15分ぐらいで小さな空港に到着。オフシーズンだからか、人影はほとんどなく、カウンターにも人がいない。そのうちカウンターがひらくが、僕らのほかには二人しか乗客がいないらしい。セキュリティチェックもなく素通りだし、待合室にも人はほとんどいない。

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ちなみに、荷物は一人20キロまでらしく、15キロぐらい重量オーバーだったが見逃してくれたのでラッキー。しばらくすると空港のスタッフに声を掛けられて、小さい階段でプロペラ機の飛行機に乗り込む。

 飛行機は小さいながらもスチュワーデスもおり、雲の上ぐらいの高度まであがる。20分前後でイルデパンに到着した。イルデパンの空港では、現地人(メラネシア人)に「こんにちは、どこのホテルですか」と日本語で話しかけられてちょっとびびった。しばらくして、僕らが10泊するジット・ナタイワッチから送迎バスが到着。大きなバスなので酔わないですむと奥さんもにっこり。バスでしばらく進むと、白い砂浜のビーチが見えて感動!

 10分ぐらいでジット・ナタイワッチに到着。僕らが泊まるのはキッチン付のバンガローで一泊一万円強。藁葺き屋根に木でできた壁。とはいっても壁と屋根の間は隙間があるので密閉されておらず、外の風が家の中に入ってくるし、虫も自由に入れるワイルドな感じ。木でできた大きな窓はつっかけ棒で支えて開くのだが、鍵が壊れているところがあるのでそもそも家に鍵を掛けるモチベーションがわかないというワイルドさ。都会の生活からは想像もできない環境だ。でも設備はそれなりにあり、テレビはないけど、ガスコンロも2つあるし、冷蔵庫もある。電気もつく。外にはテーブルといすのセットがあって外でご飯が食べられるようになっている。バンガローの周りには飼い犬が自由に歩き回っている。そのうちの黒い犬に「黒にしかわ君」と名前をつけた。

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バンガロー

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黒にしかわ君

 まずはこの島で何が買えるのか、そもそも食材として何が売られているのか把握したいということで、近くのキオスクに歩いていった。けっこう遠くてつかれたが、空いていない感じ。朝3時間、午後3時間しかやっていないという営業。しかもお昼は4時間休みで、今はその時間らしい。二人で、どこでもいっしょというゲーム(ポケステ)のしりとり機能で遊んでお店の外で待ってみたが、いつまでたってもひらかない。フランス語が読めなくてわからなかったが、どうやら日曜は休みらしいので帰ることにした。

 お昼はインスタントラーメンを食べておひるね。夕方、近くにあるというカヌメラビーチを探しに行く。歩いて2分で白い砂浜に到着して、感動!まわりを半島で囲まれているので風がおだやかで波も低く、おだやかなビーチ。少し散歩したら暗くなってきたのでバンガローに戻った。

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 夜はあまった食材でペペロンチーノを作って食べた。サラダはレタスのスイートチリソースがけ。

New Caledonia 新婚旅行 (6日目): プレステ2

 ホテルの事情により、部屋を移動することに。同じサイズで同じ料金の部屋なのだが、細かいところのクオリティがとてもよくなっている。テレビもプレステ対応。海の見えるバルコニーもある。プレステをやるのもいいが、天気がよいので海に行ってみることに。しかし、水に入ってすぐにあまりの寒さにすぐ断念。気温20℃前後じゃ無理か・・・。ニューカレドニアはこの季節に泳ぐのは難しそうだ。

 午後、ヌメア市内・外の観光バス(でも汽車風のかわいいやつ)に乗って、ヌメア周辺を回る。いろいろと回ってくれたが、ビジュアル的にインパクトのあるものはあまりなかったかな。それより、排気ガスが直接客席に来るのでにおいがきつく、ちょっとつらかった。

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 帰ってきて思い切りプレステ2を楽しむ。塊魂、ジョジョの奇妙な冒険、どこでもいっしょなどをやった。ハッピーだった。しのじい、ありがとう。

 そういえば晩御飯のときに、ようやくこっちの缶きりの使い方がわかった。前に缶切りを借りたのだが、その形はまったく見たことがないもので使い方をいろいろ想像したが無理だったのだ。ホテルのフロントの情報によると、まず大きい方の歯で上からグサっとさし、そのままぎりぎりと適当にあけるのだ。うまく説明できないが、とにかくそんな感じ。これで、ヤングコーンを食べられるようになった。大きくて安かったのだが、なかなかうまかったよ。

New Caledonia 新婚旅行 (5日目): ゴロゴロ

 ひたすらごろごろ、くっちゃねする。晩御飯にペペロンチーノを作ろう、ということで、夜に近くのスーパーUまで歩いていく。油と、にんにくと、チリペッパーを買う。晩御飯の後はアンスヴァタ湾を散歩した。水上バンガローになっているレストランが近くにあり、僕達は桟橋をのんびり散歩。ライトアップされた海が青くてきれいだった。

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New Caledonia 新婚旅行 (4日目): 朝市とテロとネットカフェ

 朝からレンタカーでヌメアの朝市に行った。奥さんがフルーツを買っていた。お昼前だがおなかがすいたのでマクドナルドでビックマックを食べる。奥さんがとてもよろこんでビックマックを食べていた。ちょっと前まではこんなジャンクフードには染まっていなかったのにと思って反省・・・などはしないのが僕のいいところ!

 ヌメアをレンタカーで回っていると、どうもテロか何かがあったのか、機動隊がうようよと集まっていて、道路には煙が立ち込めていた。旅行先にバリ島を検討していたとき、すごくテロを恐れていた奥さんは、「ニューカレドニアは治安がいいのでたいしたテロではない!」と言い切っており、あるいみ頼もしいと思った。

 レンタカーをAVISに返し、近くのインターネットカフェに入る。致命的なことに日本語を表示できない。日本語のインストールにはWindows のCDが必要らしく、断念。一応無線LANでインターネットができるそうなので、自分のパソコンをもってくればできるらしいが、日ごろインターネットばかりしているので、むしろこういうのもよいのかもしれない、と思ってやめた。

New Caledonia 新婚旅行 (3日目): ウェイクボード

 今日は朝からウェイクボードというスポーツに参加してみる。いままでやったことどころか聞いたこともなかったスポーツだ。朝、村瀬さんという人がホテルまで迎えに来てくれて、海辺に連れて行ってもらった。海辺ではほかの参加者の女性が2名おり、フランス人のおじさんがモーターボートで待機していた。モーターボートで5分ぐらい沖に出ると、波がなくなる。どうやらここで何かやるらしい。

 まず、ウェイクボードの説明を受ける。どうやら、水上スキーのスノーボード版のようで、両足をボードに固定してモーターボートで引っ張るらしい。僕らはひととおり説明を受けて、実際にやってみることに。

 ということでやってみることに。水の中に入るととても寒い。ラッシュガードという、ダイビング用のスーツみたいなものをつけていても冷たい。しかし寒さもウェイクボードが始まればすぐに忘れてしまう。モーターボートに引っ張られると、勝手に体が立ち上がる。気づけば水上で風を切っているではありませんか。これはなかなか楽しい!スノーボードの感覚で左右にも動けるぞ。最初の一回目から転ばずにすべることができて上機嫌。でもこれ、全身の筋肉を使うから、しばらくするとものすごく疲れてくる。こりゃ明日は全身筋肉痛だなとつくづく思いながらも、風を切って海の上をスノーボード感覚で滑るのは中々楽しかった。奥さんはわりと苦戦していたが、最後にはかっこいいすべりを見せ、堪能したご様子!楽しい午前を過ごした。

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 実は、この旅行のほとんどの期間を離党で過ごすつもりだったのだが、飛行機もホテルを取っていなかった。僕としてもできるだけ日本から予約を試みたのであるが英語が通じなくて断念していた。ということで、ウェイクボードにつれていってくれた村瀬さんにフランス語でコミュニケーションしてもらい、ヌメアのエア・カレドニアにて飛行機とホテルを取ってもらう。ニューカレドニアの旅行はここにこないとなかなか決めることができないので、日本からすべてを終わらせるのはとても難しいというのが実感してわかった。

 途中、スーパーでラザニア1kgを買い込み、夜焼いて食べてみた。まーまー、だった。