Entries by yokichi

凍るCharles River

久々の更新! 1月の半ばから授業が始まったんだけど、なかなか授業の準備も大変で、授業に慣れてくると今度は就職活動の開始ということで、忙しくしていた。書きたいことは山ほどあるんだけど、気づけばすっかり日記が疎かになってしまった・・・。 最後に書いた日記のタイトルが「ファイナル」のまま日記もファイナル状態だったので、僕の人生もファイナルだったんではないか説が流れていましたが、とりあえず僕は元気です。そのうち、日付をさかのぼって日記を書こうかなー。←もはや日記ではない。 でも、今週末は、なんと4連休。ここでグッと休んでる。Keiのところにモノポリーをやりに行ったり(2回とも勝ったぜ!)、セクションメイトが遊びに来たり、冬景色の写真を撮りに行ったり、来週末カナダにスノボに行くので手袋などを買ったり、ちょっといいレストランでシーフードをたらふく食べたり・・・とにかくリフレッシュ。 ■最近のボストンの気候 まあ、寒いけど、思ったほどではないかな。普段はマイナス5度ぐらいだけど、東京よりは寒いなーって感じかな。体感温度がマイナス20度下回ると、手袋をつけずに外に出るのは厳しいけど、日本で使っていた暖かめのジャケットを着ていればまあ我慢できるね。 先週雪らしい雪が始めて降って、10センチぐらいつもった。まあ大した量ではないのだが、なんせずっと氷点下なので雪がなくならないので邪魔くさい。おかげで、Keiの家でモノポリーしにいった時、駐車しようとしたら車が雪にはまって身動きが取れなくなった。KeiがKeiの奥さんと一緒に出動して車を押してくれたので助かった・・・。ちなみに、行きがけに買ったバナナを車に入れておいたらマックロになって凍ってた。 そんなこんなで、我が家の近くのチャールズ川も凍っています。全て真っ白になって、どこからが川だか、わかりにくい。 川のほとりでもう一枚。 ■授業について 後期の授業もあいかわらず準備が大変だけど、英語にも慣れてきたのでクラスディスカッションに参加するのはとても楽になってきた。今学期のメニューは、前学期に引き続き全て必修。  Strategy (戦略)  LCA (Leadership & Corporate Accountability:倫理、経済、法律に基づいた意思決定)  Finance 2 (ファイナンスの続き)  BGIE(マクロ経済学、経済史など)  Entrepreneurial Manager (起業)  NEG (ネゴシエーション) と、盛りだくさん。読むのには慣れてきたけど、読む量が増えているので、大変さは変わらないかなー。いやー、やっぱり楽はさせてもらえませんハーバード。 ■就職活動について 就職活動について。MBAの学生は、一年目と二年目の間に、サマーインターンシップというものをやるのが普通です。夏の短期バイトみたいなもんですが、これでうまく自己アピールできるとそのまま内定がもらえることがあるし、インターンをしないと本番の就職活動で内定を出さないという場合もあるのでみなさんそれなりに真剣。 周りの学生の傾向を書いてみよう。まず、①戦略コンサルティング(経営のアドバイス)やファイナンス系(投資銀行など)出身の皆さんは「金もうけ系」「興味あることがやりたい系」にわかれている気がする。「金もうけ系」の多くがプライベート・エクイティに興味を示している模様。「興味あることがやりたい系」のみなさんは、「もう金はいいよ・・・」みたいな雰囲気があり、自分の好きな業界とか国際協力関係に興味を示している模様。それから、②戦略コンサルタントやファイナンス系でない人の多く(エンジニアとか軍隊出身とか)は、戦略コンサルティングやファイナンス系を受けまくっている様子。ビジネスの能力を高めたいということもあるだろうし、お金をも稼ぐ実力も欲しいということだね。 確かに、お金を稼ぐことも大事なんだよね。すでに入学前に1000万円前後の給料の人が会社を辞めて来ていることが多いので、少なくとも2年で失った2000万円の給料と、学費などの追加出費2000万円、あわせて4000万円ぐらいのマイナスをカバーできないと投資が回収できない。僕達学生は、銀行口座に記載された膨大な借金額を目前にして、「どうやってこのあほみたいな借金を返せばいいのか・・・」と不安に思う。顔を上げると、「初任給2000万、数年やって5000万、もうちょいやれば何億円ですよー」みたいな会社が手をこまねいており、しかもそういった会社に入ることは実際そんなに困難ではないのがまたミソだな。 ただ、それでも勇気を持って、「自分にとって意味がある、自分が本当にやりたいこと」を選ばなければ、ダサいというのが、この世界の文化。わりと僕もお金が欲しいほうではないので、すでにバリバリエリートコースは捨ててしまっている気がするけど、ま・・・いいよね?僕もインターンの内定はすでにいくつかもらっていて、これから追加で色々探そうと思っている。決まったらまた書くけど、なんにせよ夏はアメリカで仕事する予定。 がんばりまーす。

TARGET!

奥さんが大好きなTARGETという量販店に行ってきました。 真っ赤なカートを押す彼女はとても輝いております!

はっぴーにゅーいやー!

今年の年明けは、ボストンで過ごすことにした。アメリカでは、よく年明けに花火をするということで、いっちょ見に行ってみることにした。 まずはボストンコモンという公園を散策。けっこう人がいっぱいいる。「フライド・ドウ」というあげパンみたいなのを買ってみたが、とってもおいしかった! ボストン・コモンにて氷像を発見!さすが北国。 花火だ!千発ぐらいかなー?がんばって写真をとってみたものの、台がないので手がプルプルでございます。 ガイジンさんたちにまじって、「た~まや~」と叫んでみた、そんな年明けです。今年もよろしくお願いします。

クリスマスはNEW YORKで!

クリスマスということで、ニューヨークに遊びに行ってきました。 タイムズスクエアを観光。 やっぱりロックフェラーセンターでツリーを見ないとね! しかーし!僕にとってNew Yorkとは、アメリカの観光地でも、ビジネス都市でもなんでもない。日本食を食う所である!!! 早速、ボストンでは手に入らないおいしいおすしを食べて、ハッピー! 吉野家の牛丼は必須です。 ちなみに山頭火のラーメンも必須です。 クリスマス? なんだっけそれ。いいよ僕、クリスチャンじゃないし。

ファイナル

ファイナルというとファイナルファンタジー4ぐらいしか関係がなかった私です。いや、5も6も8もやったけど。あ、でも7は断念したんだよ。 いや、そういう話ではありません。 現在は、ファイナル、別名、期末試験の時期です。1年生の最初のセメスター(学期)は、5つの授業があった。そのうち、今のところ二つファイナルが終わりました。リーダーシップと会計。 試験は、一日一科目で、一教科の試験時間は4時間半。長いと思うでしょう?でもこの4時間半というのが異様に短いんだ。試験は、ケースと呼ばれる冊子を読み、自分の意見をまとめて書く。試験なので当然簡単にはできておらず、英語で読み書きできる人でも時間が足りないぐらい、厳しく時間設定がされている。留学生は読み書きに倍時間がかかるので・・・といった言い訳は無用。そもそも答案用紙は無記名なので、採点時に情けがかかったりはしない。 HBSでは、クラスでの発言の量とクオリティで点数の半分が決まり、残りの半分がファイナルで決まる。クラスでの発言とファイナルの結果を合わせて、クラスの下位10%の成績に入った人は全員単位がもらえない。ちなみに一クラスメートが90人である中、下位10%って結構多いのだ。そして、半分ぐらいの授業で下位10%を取ると、退学になる可能性がある。そんなこといって、本当は大丈夫でしょう、と思う人もいるが、マジである。実際に、2年生になるとセクションから数名減っていたりするらしい。「僕は英語ができませんから・・・」とか言い訳すると、「じゃあ英語ができるようになったら帰ってきてください」と勧められるらしい。どひー。 ・・・という前置きは置いておいて、僕のファイナルの具合がどうかというと・・・、まあ、予想通り厳しいわ・・・。毎日睡眠時間を削って勉強してきたけど、やはり最後まで読み書きの遅さと英語理解力の低さが足を引っ張るねえ。とにかく時間が足りない。そもそも、周りの皆さんとちがって英語がわからないので僕の発言回数はクラスで最低だろう。だから、ファイナルで良くないと下位10%は逃れられないのだが・・・。さあ、ここから挽回ができるんでしょーかー!! やあー、歴代のエライ経営者の皆さんの本を読んでも、ハーバードビジネススクールの生活はきつかったと書いてあったが、こりゃ、きついわ、ほんと。勉強もきついし、相対評価でかならず単位がもらえないもきつい。さらに、周りのみなさんがほんと優秀(GMAT800とか国で最高の大学の首席とか)な中で相対評価されるのもきつい。 どうやら、「面白キャラである」ということだけでは卒業できなそうなので、がんばりまーす。まあ、なるようにしかならないし、きっと何とかなるでしょ。だって、勉強が苦手なんだから、やれるだけやるしかないもんね。と、追い込まれても楽天的な僕・・・←少なくとも、成績の結果をもらうまでは!?

Happy birthday

To me!(アメリカ時間ではまだ6日だけど、日本時間ではもう7日ということで・・・。) 今日のリーダーシップのクラスのトピックは、「10年後の再開」。 1976年に卒業した人たちが、10年後、20年後までにどういった生活を送ったか・・・それを実際の卒業生達が綴った文章を読んで、「成功とは何か」を議論した。 ひたすら権力と金銭を求めてただただ働き続け、家族をかえりみない人が多い。そのため、仕事と家庭を両立させる事だけでなく、仕事とほかの事をこなしていく上では、自分にとって何に優先順位が高いのかを明確にしておかなければならない。大切な人を失ってからでは遅いのだ・・・そんな熱い議論を経て、授業が終った。 そんな授業後の教室に、うちの奥さんが「Happy Birthday」と書いたバルーンを抱えて登場。セクションメイトたちは一気にこちらに注目。「おぉ・・・」という感嘆のため息が漏れる。バルーンの文字を見て、皆は僕が誕生日であることに気づく。どこからか、ハッピーバースデーの歌が響き始める。「ハッピーバースデートゥー YO・・・」いつのまにか大合唱。歌が終わると、バァァァァ・・・・ッと拍手の渦が巻き起こる。クラス中の皆だけでなく教授もこちらを向いて笑顔で僕を祝福してくれている。きっと一生記憶に残る光景。今、この瞬間をちゃんと目に焼き付けておこうと思う。次々に巻き起こる「Happy Birthday!」の声に僕は笑顔で応え、皆が差し出す手を、僕はひとつひとつ握り返した。 「人生の成功とは何か」、それは僕にとっても単純な問いでは無いけれど、自分の価値観を見失わないように、いつも大切にしていきたいな。 Happy birthdayを皆さんありがとう。次の一年も、ひたすらがんばります。

初雪

一昨日、ラーニングチーム(毎朝その日の授業についてディスカッションする6人のグループ)のニックと、その彼女のジルが遊びに来た(うちの奥さんはニックとジルの組み合わせを肉汁と呼ぶ)。奥さんがジルに日本食の料理を教えて、ジルが英語を教えるというイベント。ニックは日本食が好きらしいということもあって、二人ともウチに来るのをとても楽しみにしていたみたい。 誇らしげにおにぎりをむすぶジル。がんばってくれるのはありがたいのだが、握りすぎて固い・・・ ごはんを食べ終わってからは、4人でほのぼのとおしゃべり。日本の食文化とかマナーとか、宗教などについて話す。宗教については、うちの奥さんがこんな話をした。確かに日本人は絶対の存在として神を信じてこなかったけど、神は昔からあらゆるところにいたんだ。山には山の神様がいて、川には川の神様がいて、トイレの神様すらいて、僕達日本人はそういったささやかなところに神を感じ続け、感謝し、尊敬してきたんだよ、という話をした。ニックとジルは興味深そうに聞いていた。 ところで、うちの奥さんが英語を話す時、単語が思い浮かばず会話が止まることがあるんだけど、そんな時にニックとジルは決して口を挟んだりせずいつまでも辛抱強く待つ。小さなことだけど、これは大切なことなんです。「いやー俺は英語しかしゃべれないから、海外で生活するなんて想像もできないよ。すごいね。」と口ではいいつつ、超早口でスラングを話す無神経なアメリカ人も多い。そんな中、しっかりと相手の立場に立てる姿勢を持っている彼らを、僕は信頼しているのであった。 ちなみに、僕がボランティアで色々な留学生に日本語を教えていたときも、けっこう頭を使わなければならなかった。まず、こちらから簡単な日本語を話して、相手の反応から日本語のレベルを測る。次に、相手の日本語力を少し上回る程度の日本語を話す。相手の顔を見たり、質問をすることで、「ここまでレベルを上げると快適に会話ができない」というレベルを探る。あとは、意図的に相手がわからない単語を織り交ぜ、その単語が前後関係から類推できるようにしたり、わざと難しく言ってから簡単に言い直す(”印刷”して”紙に出して”下さい、みたいな)ことで、日本語力を上げていく。なんでこんなまどろっこしいことをしてまでボランティアを続けていたかというと、外国から来た人たちは、僕の知らない世界を教えてくれる貴重な存在だったから。自分の世界を広げるくらいの「大切なこと」は言葉の壁の向こうにあり、言葉を使いこなすほうから歩み寄って壁の向こうに進まない限り、残念ながらそこには到達しないのだ。「言葉の壁」みたいなくだらないもののせいで世界が広がらないなんて馬鹿げていると思う。 今は、僕らが外人であり、何かを伝えていく立場にある。ニックとジルのやさしさに応えて、彼らの知らない大切なことを伝えていけたらよいな、と思う。 すっかり遅くなり、二人が帰るのを駐車場まで歩いて送った。ニックが帰り際、「今夜は寒いね。今夜は初雪みたいだよ」と言うと、奥さんは「本当!?スノーマン(雪だるま)作る!」と喜んでました。 結局、昨日の朝、少しだけ雪が降りました。スノーマンが作れるほど積もったというほどではなかったけど、少し地面が白くなるくらいに。学生の反応はまちまちで、「きれいだねー」と喜んでいる人もいれば、「今はいいけど、冬が終わる頃には雪が憎くなっているよ」という人もいる。両方の意見に納得。僕は、窓から外を見て、キャンパスの緑の芝生が白くなっていくのはとてもきれいで、素直に嬉しかったなー。 今までは「ボストンが寒いといっても、12月でこれぐらいなら我慢できるな」と思っていたけど、はっきりいって急激に寒くなった。昨日まであった水溜りはもう全て凍っている。そのうちバナナで釘を打ってみよう。 ボストンに本格的な冬が到来したようです。 もうすぐ誕生日(7日)だけど、相変わらずお祝いしてもらう余裕もないくらいの日々です。

Harvard Community

マゾヒスティックになるつもりはないのだけれど、現実としてハーバードより厳しいMBAは世界にほとんど無いか、無いんじゃないかな。そんな中でぼくがなんとかやっているのは、僕が優秀だからではなくて、助けてくれる多くの皆様のおかげだと思う。今日はそんなハーバードのみんなの間のチームワークへの感謝のお話。 「ハーバードは個人プレイヤーの集団で、チームワークがない」 -これは、多くの人がハーバードに持つ一般的な印象だ。僕も外から見ていたときはそう思っていたし、それが嫌で、ハーバードへの入学を迷った程だ。確かに、一部の人にはそういう部分があるかもしれないが、それは他校だって同じだ。だけど、あくまで一般論で言えば、ハーバードの学生は、つらい状況だからこそ、外から見たよりも遥かに助け合いの精神を大切にしていると思う。 ・セクションでの協力 僕は英語もできないから、セクション(クラス)の皆と同じように発言したり、コミュニケーションを取る事はできない。でも、皆はそんな僕をとても尊重してくれていると思う。僕が下手な英語で何かを発言している時は、みんな僕の顔を見てうんうんと頷きながら、ものすごくよく僕の話を聞いてくれる。大したことを言っていないのに、よいコメントだったよと、声をかけてくれる。難しい英単語が出てくると、隣のティファニーが意味を耳打ちしてくれる。授業が終わってわからないことがあれば、セクションメイトに質問するとすごく丁寧に教えてくれる。 授業中にわからないことがあれば、率先して質問することを推奨されている。例えば学部から直接MBAに来た人や、軍隊出身の人などは、特にファイナンスの難解な理論にキャッチアップするのは難しいだろうと思う。彼らに合わせていたら授業のレベルが下がるわけだ。しかし結論からいうと、レベルを下げるような質問をすることは推奨されている。「全ての授業の内容がわからなくてもいい。他にもわからない人がきっといるんだから、質問することが他の人を救うことになる。」よく、そう言われている。 ・ラーニングチームでの協力 学生は、6人程度の別のセクションメイトから構成されるラーニングチームに割り当てられる。大抵は毎朝授業前に集まって、当日の授業内容をディスカッションしてケース(教材)の理解を深める。うちのラーニングチームは、Write-upと言われる準備(宿題への回答をまとめた資料を作る事)を6人で分担でしているのだが、これによって準備が間に合わないときも、人の答えを参考にして授業に挑むことができるので、非常に助かる。 しかし僕はみんなと違って週に2~3回Write-upをやっていたら担当外のケースを読むことが時間的にできない。みんなに貢献したいのは山々だが、無理なのだ。そこで、みんなで議論した結果、僕だけ月曜に一回Write-upでよいことにして、本来の僕の他の担当分は他のみんなが分担してくれることになった。そこまでしてもらっても、僕はケースを読み終わらない事が良くあって、朝になって「ごめん、今日はケースが読み終わっていないから、今朝は行けない」とメールを書いたりした。そんな時も、「もし君がケースを読み終わっていないなら、中身を説明してあげるから、いつでも気軽に来てよ」と言ってくれたりして、勇気付けられている。 ・日本人同士での協力 就職活動や、インターナショナルウィークでの日本での出し物準備などで、日本人全員がすごく忙しくなることがある。そういう時は、皆がお互いのWrite-upを事前に日本人のメーリングリスト送り始める。本来は自分でやるかラーニングチームでやることなのだが、つらいときは固いこと言わずにお互い助け合うというわけ。投資銀行出身者がファイナンスのWrite-upを送り、コンサルティング出身者がオペレーションのWrite-upを送り、事業会社のマーケティング経験者がマーケティングのWrite-upを送る。これで、お互い相当助けられていると思う。 ・奥様方のすばらしい貢献 これは協力という話ではなく、学生たちが一方的に奥さん達に支えられているという話ですね・・・。奥様方は、日々学生である旦那の生活を支え、勉強での疲れを癒す極めて重要な存在だ。日本食を自分で作れない独身学生を家に招いて料理してくれるというのも何気に重要。この前我が家で牛タンと鍋の会なるものを開いたのだが、奥さん達が率先して料理を分担して、てきぱきと仕事を片付ける様はほとんど神々しいものがあった。 僕の奥様も、毎日日本食を作ってくれるし、毎日大学への送り迎えを車でしてくれるし、お弁当をわざわざ届けに大学に来てくれたりもするし、アメリカの広い家の掃除も一人でやってくれています。完全に頼りっきりですね・・・。 —- 留学準備してきた頃から、家族や友人に支えられてなんとか無理な受験プロセスを乗り切ることができたけど、留学が始まってからはもうほとんど支えられる一方。今は素直に、ハーバード・コミュニティの皆に支えてもらいますが、卒業してからはこの借りを返し、皆の役に立てる人間になるために、感謝の気持ちを忘れないようにしていきたいと思うよ。 そんな感謝にあふれた今日は、サンクス・ギビング!今日はもう授業は休みで、多くのアメリカ人の友人達は家族と過ごすために実家に帰りました。

Section Retreat

Section Retreat、いわゆる、セクション(クラス)の遠足に奥さんと一緒に行ってきました。勉強ばかりのHBSライフじゃないぞ!ということで。とても楽しかったよ。 ビジネススクール前の駐車場エリアにみんなで集まって、それぞれ車に乗り込む様子。みんなうきうき。 うちの夫妻と仲良しのやさしいドイツ人、キャロリンもにっこり。 車で約4時間進むと、バーモント州のロッジに到着。 今夜のパーティのために”正装”する僕達。 夜になって、パーティが始まる。まずはセクションに関するクイズ大会。事前にセクションに配られたアンケートの集計結果をクイズにしたもので、「一晩、手錠でつながれていてもいいと思うセクションメイトは誰?」「一番自分の事をえらそうに話すのは誰?」といった様々な質問に対して、誰が上位になったかを当てるわけだ。 ちなみに僕は、「砂漠の孤島に二人きりになるとしたら、誰と一緒がいいか?」で、美人のレズリーの次の第二位を獲得いたしました。なぜかは、わかりませんが・・・。 そしてその夜は、ひたすら、ゲームをしたり飲んだりしながら過ごした。 次の日は昼ごろ起きて、山の中をハイキングしてから、お昼ごはんのバーベキュー。 あんぐりとハンバーガーを食べているフィル。 ご飯を食べたら、ドッヂボール大会。ルールを説明するクリス。「ボールを敵にキャッチされた人はアウトだから、枠の外に出る事ー!」日本のドッヂボールのルールとちょっとルールが違うね。 8人ぐらいのチームに分かれて、ゲームスタート。写っていませんが古賀夫妻はこのチーム。成績は、勝ったり負けたりということでまあまあ。 最後のゲームは、セクションを2つに分けたビッグ・ゲームだった。僕は何人かやっつけた後、やられてしまった。そして、われらがチームで最後まで生き残ったのがうちの奥さんだった。敵は多数の、大ピンチ。もうこれは負けたか・・・と思いつつ、全てのセクションメイトがわが奥さんの動きに固唾を呑む。チームのメンバーたちは、大きな声で奥さんを応援する。そこでわが妻は果敢にも敵のボールをがっちりキャッチし、一人になっても敵をやっつける根性を見せた。結局最後にはやられてしまったんだけど、ゲームが終わるやいなやチームメイトが奥さんにかけよって、「すごい!よくやった!」と奥さんを胴上げ。さすが我が妻・・・存在感を見せるなぁ! その日の夜は、殺人事件推理ゲーム。みんながそれぞれ役割を割り当てられて、その役になりきりつつ、誰が犯人なのかを捜していく。僕らはカンジ悪い数学クラブのメンバーの役割。結局犯人にはたどり着かなかったけど、名探偵コナン好きの奥さんにはたまらないイベントだった様子です。 そんなわけで、とても楽しい週末でした!

International Week – 日本代表

というわけで、やってまいりました、インターナショナルウィーク。 今週は、各国の留学生達が自分の国を代表して色々なイベントを行います。授業も民族衣装で行ってよいことになっているので、ラーニングチームでもインドのシルパがド派手な衣装。僕もサムライルックだ! クラスの壁には全セクションメイトの国の旗がズラリと並べられる。僕も日本の国旗をぶら下げた。 俺様が日本代表だ! 日本チームもイベントをやったんだけど、僕は芸がないので地味にフードフェスティバル担当。牛丼配ってます、配ってます。 という様々なイベントがあっても宿題の手は全く緩まないので、ラーニングチームのみんなに支えてもらってなんとか今週もやりすごしました。