Entries by yokichi

テスト

いやもう5年更新してないんだよね。そりゃテストもするよ。 みんな元気かなぁ。僕は超元気だよ!

Drivemode Series A

久しぶりの投稿ですが、本日、米TechCrunch、および日経新聞朝刊にて、立ち上げたスタートアップDrivemodeのシリーズA($6.5M / 7.2億円)の資金調達を発表いたしました。リードはPanasonic本社です。 おかげさまで、調達活動自体は極めて短く、各社とのタームシート調整なども瞬時に終わりでした。普通は調達活動っていろいろ回るのだと思いますが、ほとんど回らずさくっと終わらせられるのも、最終的にはうちの会社のみんな、特にエンジニアのみんなが日々頑張ってくれているから・・・みんなありがとう! Panasonicさん、お疲れ様でした。大変だったと思います。なんせ、スタートアップ投資が初めて、リードをするのも初めてである中、海外のスタートアップにベンチャーキャピタル部門を経由せずに本体から投資するのは難易度高かったと思います。それでもパナソニックさんのビジネスチームと一緒に不可能を可能にしました。 でも僕達がこれを奇跡的にクローズできたのはありえないほどの凄いチームワークがあったからです。 森さんを始めとするパナソニックのビジネスサイド全員(エグゼクティブも含む)が凄まじい激務の中で世界中飛び回って数多くの関連部門を説得したり週末も夜中も次から次へと出てくる課題と戦ってくれました。大企業は変わらなければならないという強い信念があったからここまでできたのだと思います。そして僕達を信頼して任せてくれた投資家のみなさんのおかげで、それ以外のあらゆる交渉や調整といった部分はいつも数日で終わりました。こういう、凄いチームワークがなかったらこれは無理だったんではないかと思います。 というわけで、新規投資家の皆様、これからよろしくお願いいたします!一緒にお仕事できるのが楽しみです。チームのみんな、いつも勝負だから「ここからが勝負」とか言わないけど、投資家の皆さんが信頼してくれているから僕らは戦える。新しい投資家の皆さんが加わったわけだから、よりその信頼に応えられるようにこれからもがんばっていこう。

一時帰国中。ちなみに40歳になりました。

ご無沙汰しています。 現在、ちょっと日本にきています。23日まで日本です。 会社のほうはというと、 イーロン・マスクが認めた!Co-founderのHKがドーンと日経ビジネスに特集され、 今年入社したエンジニアのKAKKAこと平田がBtrax Japan Nightという英語でのピッチコンテスト予選を全体一位で通過し、 夏に入社した笠原君はアメリカ本場のハロウィンで活躍し、 僕は男らしく肉をくっています。 さて今回は、母校明治大学で開催されるGo Global Japan Expo 2015のメインイベントゲストとして、芥川賞作家の羽田さん・国際弁護士の佐藤さんと共に日本の若者と語ったら飛行機代出してくれるらしいのでやってきました。主催者の皆様からは、「公序良俗に反する事は言わないように」と言われていますので、その一点のみに全力を尽くしたいとおもいます。 良い子のみんな!明治大学で僕と握手!というかこのメンバーでコーディネートする蟹瀬教授が不憫でなりませんね。 昨日は新橋で焼き鳥をおごってもらいました。日本の焼き鳥は最高でした。いままでシリコンバレーで焼き鳥だと思っていたものはこれからヤキトリと表記しようかと思います。30代を日本で過ごしていない僕からすると、新橋でおやじっぽいことをするというのは夢だったので、これで僕も正式に日本のおやじの仲間入りだということで非常にうれしく思います。 そういえば40歳になりました。奥さんが誕生日プレゼントに靴を買ってくれました。   40代の第一歩を、奥さんにもらった靴といっしょに踏み出したいと思います。 40歳になってわかった唯一の事は、年なんていくらとっても人間は大して変わらないということです。いくらたっても年齢が増えた実感がしません。 不惑の40代とか意味わかりません。これからもがんばって路頭に迷い続けていきますので、これからもよろしくお願いいたします。   ちなみに、Twitterで誕生日を報告したのですが、わざわざ「お誕生日おめでとうございます」とみなさんに書いて頂くのも申し訳ないので、最近Twitterに実装された投票機能を使って、気軽に僕に「お誕生日おめでとう!」と言えるようにしてみました。気が利くね! 結果は以下の通りです。 400人以上も投票しているのに30%に祝ってもらえないという結果になりましたが、残り70%の皆様におかれましては今後ともよろしくお願いいたします。

想像力

想像力が欲しいといつも思っている、という話。   先日、全盲なら電車に乗るなよ、とか、ベビーカーで電車に乗られても日本男子は助けないとかいう話が議論になっているのを見た。この手の「少数派が迷惑をかけている」っていうテーマって、いろいろあるよね。全盲や子連れの母親の話以外にも、車いすの人とか鬱病とかゲイとか外国人とかアレルギーとかの話も、みんな同じ。多数派が、「お前たち少数派は勝手だ!迷惑をかけるな!」っていう。少数派が、「そんな事を言う連中はひどい人間だ!」という。双方が正義を主張し相手の人格を頭ごなしに否定するんだけど、最終的には議論が噛み合わず憎しみ合って終わるパターンのやつ。 僕はこういった問題は想像力の問題だと思うんです。   誰しも自分の想像できる範囲でしか判断できない。だから、自分が想像できないことをされると、「相手が非常識だからだ」としか説明することができない。それはもうしょうがない事じゃないかと思う。 想像力というのは、力です。だから鍛えなければ得られないし、人によって実力が違う。その実力が想像できる世界・視野の広さを規定している。実力の及ばない、想像できない世界の存在など見えもしない。そこの世界に住む人の気持ちなんて当然わからない。そんなもんでしょう。 多くの人は、全盲の人がなぜ電車に乗らねばならないのかも、ベビーカーの人がなぜいつも子供をだっこできないのかも、なぜ満員電車を常に避けることができないのかもわからない。車いすに乗っていない人にとって段差など何の意味もない。鬱病になったことのない人に正論でがんばれという事の残酷さはわからない。ゲイじゃない人にそもそもなんでゲイが同姓を愛してしまうのかもわからない。わからないことを自分の常識で分析すると非常識だと思ってしまうのは、善悪の問題ではなく、どうにもならない実力の問題だと思う。 誰しも限界があるし、なったことがない障害をもった人の世界にまで想像力はなかなか広がっていかないよね。僕は全盲の人に「こちらです」とつい言ってしまったりして恥ずかしい思いをしたこともあるけど、それが僕の実力だったんだろうね。そんな感じで、多数派の人の一定割合の人が「全盲なら乗るなよ」とか「ベビーカーなら乗るなよ」とつい言ってしまうのもよくわかるし、少数派の人の一定割合が人権侵害の悪だと怒るのもよくわかる。みんながみんな想像力があるわけじゃないし、想像力がないと相手が悪である以外の解釈ができないのは仕方が無いと思うし、人格否定で解決しちゃいたくなるよねえ。(もちろん、社会的に弱い立場にいる人を強い人が叩くのは良くないとは思いますけどね。ただ、想像力がない人がちょっと騒いだところで社会に大きな影響はないんじゃないのかな。力なくして影響力なし。) ただ、僕の場合は、想像力がもっと欲しいなあ。相手の世界から何が見えているのか・見えていないのかを理解する想像力がもっと欲しい。単純に、多様な価値観を持つことが出来るようになればもっと楽しく生きられると思うんだよね。世界は広くて、いろんな人がいて、いろんな常識、文化、宗教、いろんな価値観があって、それぞれにいい部分があって、自分に合う価値観を広げていけたらとても楽しく生きられる気がしている。僕は昔から、できるだけいろんな国の人や、常識が合わないような人と接するのが楽しかったので、いつも多様性がある場所に身をおくようにしていた。僕の常識が通じない人たち話していると、とても発見が多くて、「ああ、この考え方はすごい!僕もそう考えよう!」とか思うこともあるし、自分自身の常識についてより客観的に見えるようになったことで、自分のことをもっと理解できることも多かった。もうその学びが楽しくて仕方ないというか。 だって、自分の常識で正義を振りかざしはじめた時点で、もうその人の世界はそこから広がらないし、新しい世界が見えることもないし、想像力の成長もないし、そのまま狭い世界で死んでくだけ。こんなにもったいない事あるかね。全盲の人には全盲の人にしか見えない事がたくさんあるに決まっているし、ベビーカーを押す親にはベビーカーを押す親にしか感じられない世界があるに決まっていると思っているし、わからない世界にはなんかこう言葉にできない尊敬がある。もちろん僕の想像力なんて大した範囲には及ばないけど、それでももっといろんな世界が見えるようになりたいと思ってます、いつになっても。  そのほうが楽しいと思うよ。  

ハッカソンでフザケたアプリを作ってみた

シリコンバレーにいるのでハッカソンというものに出てみよう!ということで、面白半分にコネクテッドカーハッカソンに参加してきたのでご報告いたします。(ハッカソンというのは、一日など決められた期間内に、お題にそった問題解決の技術を提示するイベントである) コネクテッドカー関連はシリコンバレーでもホットなのでこういった車系のハッカソンがよくあるんだけど、なんか出たら勝てるんじゃない?ということでサンフランシスコまで行ってがんばってみました。   運転に関わる大きな悩みを解決する・・・それがお題である。   運転に関わる大きな問題とは何か?   運転中は、世界で何が起こっているのかわからないし、それがゆえに何も対策を打つことができない。   では運転中に起こりえる、最も重要な問題を解決するシステムを開発しようということになった。   だが待て!運転中に起こりえる最も重要な問題とは何か?   それ多くの人にとって、浮気がばれたかどうかに違いない!   そこで、われわれは、IMSORRYというシステムを開発した。IMmediate Significant Others Risk Reduction sYstem (恋愛・婚姻関係のある人物に関するリスクを即時削減するシステム)の略である。   われわれのデモでは、ビルさんというきっと大統領ぐらいにえらい人が、ヒラリーさんという奥様の関係をマネジメントするすばらしいテクノロジーを披露した。 シナリオとしては、ビルさんがGoogle Mapsをナビ代わりにして運転しながら浮気相手と思われる家に向かっている状態を想定。 そんな後ろめたい気持ちがあるビルさんは、スマートフォンからIMSORRYシステムを起動する。 IMSORRYはヒラリーさんのツイッターアカウントのセンチメント分析をリアルタイムで行う。ネガティブなツイートを発見すると、運転中にGoogle Maps上に危険を知らせるアラートを表示して注意を促す。さらに、自動的に「Oh I love my wife so much」という取ってつけたようなツイートをビルのツイッターアカウントに投稿する。 ヒラリーさんからネガティブなメールが直接送られてきたときはGoogle Mapsの行き先が強制的に近隣の花屋に変更する。 他にも色々やった気がするが忘れた。 というクソふざけたシステムを開発した。 発表して気づいたが、周りの皆さんはLeap Motionを使ってジェスチャーでリモートで窓を開けるとか、そういうガチなシステムを作っているではないか。 なんだこれは。アメリカ人たち、お前らマジメか!?何を実用性を重視しているんだ。僕たちだけ「おバカカテゴリーの人たち」みたいになって異常に浮いているじゃないか。 これはもうダメなやつじゃないのか。まわりのみんながものすごくマジメに開発をしている雰囲気の中で、実用性ゼロのものを優勝させるのって、審査員かなり勇気いるだろこれ。これはあかんやつや!!!   と思いましたが、結果は 準優勝 IBM コネクテッドカー部門賞 ContextIO 賞 Automatic  賞   ということで、なんかよくわかんないんですけど色々もらったので、その日の夜はみんなで賞金で焼肉にいきますた。 やっぱりスタートアップは肉だね、肉!わはははは!ああ、おもしろかった。  

「どこどこにシリコンバレーを作る」というお話

「どこどこにシリコンバレーを作りたい」といった話は、10年前から今まで何度もいろんな国の人が言っていて、全部が失敗しているんだけど、それはどういうお話なのかという事を適当に書いてみます。データでバックアップとかは割愛します、すみません。 さて、まずシリコンバレーとは何かというと、もちろん地域の名前なんですけど、イマ風に言うならエコシステム(生態系)というか、起業やITにかかわる環境としての全体的なお話であって、ベンチャーキャピタル(VC)や起業家といった個別の話ではないわけです。一瞬で頭の中をまとめただけなので抜けまくりかもしれませんがざっくり書くと以下のような感じです。 —- 「どこどこにシリコンバレーを作る」といった話を聞くと、上記の図のどこの部分の話をしているのか?というのが大事です。なぜならシリコンバレーというのはアメリカスタイルのVCが増えましたとか政府が特区を作りましたとかそういった個別の話ではなく、全体の話です。 これはバスケでいうと二つ目のNBAを作る!みたいな話で視聴者がいっぱいいるならできるんでしょうけどそんなにいないと一極集中しちゃうという事だと思います。ここでいう視聴者は資本市場であり、その中身は年金基金とかであって、彼らみたいなニュートラルな投資家のみなさんがシリコンバレーのサイズを決めているわけです。で、世界の資本市場レベルでみるとシリコンバレーというのは半径車で30分のちっぽけなエリアにとどまっており、それ以上のサイズに広がるだけの需要は資本市場はいまのところはありません。というのも、結局資本市場が見ているのはIRR(投資収益率)であって、必要以上に投資したらリターンが下がるだけである中、VCというのは上位5%~10%を除くと対してリターンが出ていないという世界で、そもそも一極集中は避けられないほどの規模です。そういった中で、あえてシリコンバレーの二つ目を作るとしてそれは資本市場の誰が求めているからなのか?というのが最初の重要な問いになるでしょう。 ちなみに、この規模が小さいがゆえに自然に起こった局地的な集中は、別に戦略的に作られたわけではありません。ITで成功しまくった人たちが増えるにしたがって、だんだん環境がイノベーションを起こして生活するみなさんに最適化されてしまい、もはやIT関係者以外の人たちには住みにくくレベルで謎の生活環境ができあがりました。やはりポイントはこの「利害関係者の種類が少なくなりすぎて、勝手にいろいろな環境が最適化された」ということであり、アメリカ自身も二つ目のシリコンバレーを戦略的に作ることはできていないわけです。結局、上記の図にでてくる様々なプレイヤーのうち、個別のプレイヤーがどうであっても環境としては変化していないわけで、だからといってみんながみんな、いっせーのせ、で、「一緒にシリコンバレーを作りましょう!」というのは難しいから、まだできていないということなんでしょうね。 ただまあやるなら、そこの地域にいるIT関係者以外のすべてのみなさんが激怒するような環境であることが大事だと思います。それが最適化ということであり、それが集中するということだから。 ちなみにぼくは、日本でシリコンバレーを作るのは無駄だといっているわけではないし、経済政策上もイノベーションを促進するのはとても大事なことだと思います。単に、色々な経験から、シリコンバレーみたいな環境というのは戦略的に作るものではなくて、自然と、勝手にできる類のものだ、と言っているだけです。そしておそらく多くの「どこどこにシリコンバレーを作る」と話は、わかりやすい目標としてそういっているだけで僕のこのマジレスは本質的ではないんでしょう。単に、もっとイノベーションが起こりやすい環境を整えやすくしましょうと言っているだけだと思います。そういう意味では、日本において上記のプレイヤーを個別に見たときにイノベーションの環境は過去5年で少しずつ良くなってきていると思います! 政府:ポジティブ。さすがに大企業を守らないとか雇用を守らないみたいなやつは厳しいですが、それ以外はいろいろがんばっていると思います!(蛇足ですが、政府系ということで、産業革新機構がVCの民業圧迫という話をよく聞きますが、最近産業革新機構がVCに対して投資しているのは良いことである気がしています。そもそも日本では政府の公的年金がVCに投資しない、という問題があるので、それを補正する意味合いで良い役割を果たしているのではないですかね?) ベンチャーキャピタル: ポジティブ。まだまだ銀行の延長のところも多いですが全体としては層が厚くなってきました。最近はシードからシリーズAぐらいが強い投資家がいい感じだと思います。 起業家: ポジティブ。以前より優秀な人がベンチャーに行くことが多くなっている気がする。 その他のプレイヤー:個別に進んでいるところもあると思いますが全体としては現状維持っていう肌感覚であります。 というわけで、全体としてポジティブなので、日本のイノベーションの環境もこれからが楽しみであります。 以上、よく聞く話に対する僕の考えのまとめでありました。そしてこれを読んでいる方が「シリコンバレーを作る!」と言っていたらもちろんいちゃもんつけているわけじゃなくて、むしろ協力できることがあればさせて頂きたいと思っています! それではみなさんごきげんよう!

まだまだ寄付で生きています

はいどうもみなさんこんにちは~。いやあ、引き続きブログの更新が滞っていて恐縮です。ここ3ヶ月ぐらい、ひきこもってプロダクトデザインばかりしてました。僕はこう、没頭すると周りが見えなくなるタイプなので、正直言ってここ数ヶ月の記憶があまりありません。ただ、支えてくださっている多くのみなさんのおかげでとても楽しくがんばってます。 オフィスに遊びに来る友人たちは、ブログを見てくれているみなさんの寄付だけで作られたわれらがオフィスを見て「なにそれ意味不明、あんたら何者なの」と楽しんでくれるので、いい観光名所となっとります。もう送られてくるギフトは留まることを知りません。まだまだ来るぞ~。 Sonyのグランツーリズモチームのいまさきさんからプレステ用の高級ハンドル!!!これぜってーたかいぞ。 すぎさきさんから素敵なソファーベッド!早速活躍中! まつださん(×2)、よこたさんから時計!最新テクノロジーを駆使した世界時計として大活躍! たいらさんからポッキー70箱、まりこちゃんから10箱、いのしたさんから20箱!、はがさんから10箱!ポッキー王国!!! あっきーから悪そうなアンドロイド人形!(まんなか) たなかさんから海賊旗!実はあんまりワンピース読んだことないぜ!でも強いチームには旗がいるぜ! てつおさんからマッサージチェアをプライベートルームにする障子! ふじもとさんから4テラのハードディスク! きばたくん、はがさんからお茶~。ほっこり。 近所をジョギングしてたらDrivemode Houseを発見して、玄関マットを送ってくれたさとうさん! これはその・・・たぶん誰か書かないほうがいいやつだ!たぶんこれを日本からもってくるのは違法だ!愛してるよリスクテイカーのAさん。 やまなかじんちゃんから駄菓子セット!すげえ。ゲームガム大人気だぜ! もうたべちゃって写真ないんだけど、アクセンチュアの林さんからジュースとたけのこの里! あんまりにもたくさん来るのと、時々Amazonの手違いで差出人が書いていなかったり、届かなかったギフトはうちにはわからなかったりと色々ありますが、もし届いてないやつがあったら教えてくださいね~。 でも、みなさんの善意にあふれるわれらがオフィスは、ポジティブパワーでいっぱいです。ちょっとおかしを食べるときも、ちょっと掃除するときも、いつでも「ああ、支えられているんだ、ありがたいことだ、がんばろう」という気持ちは、たくさんもらっても、時間が経っても、色あせないものですね。 というわけで、ギフトにあふれたわが社は、みなさんの応援によって今日も愛のパワーにあふれています!乞食スタートアップといわれようと、これがぼくたちの生き様であります。 最近は日本で弊社のように寄付でオフィスを作ってしまえ!というのが何件かあるらしいのですが、スタートアップは吹けば飛ぶ存在なので、みなさん弊社以外の生まれたてのスタートアップにもやさしくしてあげてくださいね!

タカラモノ

僕たちはたぶん世界一恵まれたスタートアップです。 毎日、誰かがくれたおかし、食事、飲み物をいただきながら、誰かがくれたオフィス機器でとても楽しく仕事をしています。Co-founder一同、いつもいつも、巨大なサンタさんであるみなさんに感謝しています。寄付していただいたもの、全てが僕たちの大切な宝物です。 Wantedlyという、「応援」してくれる人が多いほどランクが上がるという人材募集のサービスを使い始めました。900件以上ある人材募集で、一瞬でランク1位になっています。これも僕たちの力ではありません。これも、みなさんに頂いた僕たちの宝物です。 いつもいつも支援してくれる人に僕たちは感謝しています。ポッキー一本食べているときも、Co-founderに、「おい、お前それ食ったら、応援してくれているみんなのために成功しなきゃだめだぞ」と何度も言っています(笑)。 モノだけじゃなくて、仕事で応援してくれる人もいっぱいいます。ただでもいいから働きたいという人がたくさん。明日にも投資をしたいといってくれる大切な仲間もたくさん。 信じられないほどの多くの支援に囲まれて僕たちはたくさん勇気をもらっています。 ためしに助けてくれって言ってみたら尋常ではないレベルで助けてくれる人がたくさんいたという事がわかりました。それからというもの、奇跡的なことがいつものように起こっています。 いやまじで、もはや会社というのが何なのかわからなくなってくるレベルです。僕のことを助けている間にプロダクトに夢中になってしまって「こいつはもうダメだ、他の仕事はできない」というレベルで熱中してしまった重症患者がファウンダーになりました。ただ、僕がお金を払うといっても「お金はなんとかするからいらない」とか「えっもらえるんですか」という反応か、本当に受け取っていないか、になっておりまして、僕が「いやでも君は生活があるからちゃんと払わないと・・・」といってお金を払っているという謎の状態です。 夢と信頼が中心にある、ゆるくて広いネットワークが生まれて、アイディアが広がり、プロダクトが自然に生まれてきました。恐ろしく自然に組織が出来上がりました。そんな中、もはやどこまでがファウンダーなのか、どこまでが社員なのか、社員はおかしをタダでくれる会ったこともない人と本質的に何が違うのか、そういう違いに何の意味があるのかもよくわからないです。結局、楽しいお祭りのプロジェクトが会社になったことに何か重要な意味があるかというと、本質的にはそんなに違いは無い気がします。僕の中では、全員がDrivemodeというものを作っていて、いろんな役割があるだけな気がしています。 とりあえず僕たちはみなさんの支援を支えにがんばります。みなさん、今日もたくさんの応援、ありがとうございます! というわけで、今回も宝物の発表です! とよださん、おさらありがとうございます! はまちゃん、丸ちゃん正麺ありがとね! ほかむらさん、チキンラーメン届きました! 宇都宮さん、レッドブルとカレーありがとうございました。カレーも送ってくれてたんですね。大切に頂きます。 たなかさん、ポッキーありがとうございます。 ともださん、ジャスミン茶、おーいお茶、ラ王まで、本当にありがとうございます!外村さんの紹介でのご支援、感謝いたします! おかきを送ってくれた人は相変わらず不明です。何も伝票がなくて・・・すみません! 渡辺千賀さん、おーいお茶とレッドブルありがとうございます!週7日、24時間働けと書いてありましたが、無理です! ふくちゃん、ジャスミン茶ありがとね!支援してもらってうれしいよ。 平山さん、コーヒーありがとうございました! 菅原さん、バッテリーたくさんありがとうございます!こんなにいっぱいいただけるとはさすが上場企業CFO! おおしまさん、ジャスミン茶ありがとうございます! シャークさんもお茶ありがとうございました!これであのときの分は十分にお返しいただきました(笑) さのさん、ラ王いただいてます! いのいの、このうどん初めて食べたけどおいしいです! あだちさん、このルンバカバー最高!思わずビデオとっちゃったよ。   W&N Tax Serviceのなかがわさんにいただいたルンバに装着するとこうなります 笑 これはギフトじゃないんですけどCo-founderのHKが買ってきたサンドバッグ。日本にいるCo-founderの中河さんがオフィスにいない寂しさを紛らわすために僕が顔写真を貼っておきました。 今日もドライブモードハウスは楽しい驚きいっぱいです! みなさんありがとうございます! ※実はWishリストは一度閉じたのですが、ギフトを送りたいと言って頂ける皆様が後を絶たず、今日またここに公開します。もし気が向いたらご支援下さいね。 http://amzn.com/w/2PAL7S1FKCWYR

スタートアップのオフィスを寄付で作ってみた

前回に引き続き、このブログにアクセスして頂いている皆さまからギフトとして色々なものをお送りいただきながら、シリコンバレーでアジトを作ってきましたが、あっという間にできました。 Amazon Wish Listにとりあえず乗せてみた大物がすごい勢いでリストから消えていく様はなんというかもう不思議な体験でありました。誰が何で寄付して頂けるのか全くわからないのがミソです! 自分で持ち出した物と、プラスチックの机とプラスチックの引き出し以外は、99%がもらい物です。 あまりに毎日のようにアマゾンからギフトが大量に届くので、UPS(宅配業者)のおじさんもあきれています。 大量のギフトが毎日のように届いてきます。Co-founderいわく、「It’s Christmas everyday」だそうです。 ルンバが本当に来たぞみんな!!!お会いしたこともない明治大学の先輩である仲川さんより、「ブログの奥さんと不思議な豆とすし太郎が面白かったから」というだけの理由で送っていただきました。人間、勝手に動く小さなものが可愛いと思ってしまうのは本能なのでしょうか?以前もらった正当派掃除機と組み合わせてオフィスの掃除はばっちりであります。仲川さんからは手紙の重さを量る計量器もお送りいただきました! 小野里さんにかっこいい湯沸かし器をお送りいただきました! しーばさんから最新のScanSnapキタ~!!わっしょい。サクサクスキャンしてくれて気持ちいい~。最近の僕の仕事は連邦政府やカリフォルニア政府から送られてくる書類対応と契約書のやりとりばかりなのでスキャンがすぐできるのは非常に助かります。 小野里さんから寄付していただいたマッサージチェア!!!バリー・ボンズもわざわざ日本から輸入したというアメリカでは手に入らないモデルです。なんというオーバースペック 笑 みんな!使いにきたほうがいいぞ! 笑 安川さんからゲームがいっぱい入ったプレステ4をお借りしました。ゲーム好きの僕への挑戦状でしょうか。とりあえず画質すげえ~! そのうち、別のドライビングゲーム開発されている方からドライビングシミュレータを譲っていただけると言ううわさですので最強コンビネーションになると思います。 というわけで、うちの福利厚生プログラムはマッサージチェアとプレステ4で成り立っています。 あと、株式会社イメージマジックさんのウェブサービスであるオリジナルプリントのクーポンを頂いたので、オリジナルプリントで会社のロゴ入りシャツ、マグカップ、クッションなどたくさん作ってしまいました!なので、ノベルティグッズも揃っています。京田さん、山川さん、ありがとうございます。みんなもオリジナルプリントでオリジナルグッズを作ろう! アクセンチュア同期のまっきー、おーいお茶、ジャスミン茶、ポッキー、おかきなどたくさん送ってくれてありがとう!さすがだぜ! 野村さん、電池ありがとうございます!メッセージもうれしかったです! 石倉さん、お皿ありがとう!がんばります! るこらさん、ミントありがとうございます! まつしまさんもいちごポッキーありがとうございます! ひとみさん、コーヒーありがとうございます!  もりやまさん、ラ王ありがとうございます!こちらはその辺でうってるラーメンがおいしくないので助かります!  ほかむらさん・ひらいわさんからのチキンラーメンも届きました!  Yuzy、レッドブルありがとう!  けいさん、おかきとポッキーありがとうございます!大人気!  いのいの、カレーありがとう!カレーうどん作るよ。  富木くん、ギフトカードをありがとう! あと、配送業者のミスで差出人不明、オーダー番号も不明のおかきを頂いています。ありがとうございます! ※ ちなみに、まだ届いていないものもあると思います。特に日本から送っていただいたもの。 ※ なお、届いているはずの場合は、運送業者の手違いがあっても、Amazonは僕には教えてくれません。配送日を過ぎているのに届いてなさそうなものがあったら教えてください! というわけで、オフィスが本当に寄付でできてしまいました。しかも寄付していただいたのは、お会いしたことない人が大半という・・・。大丈夫なんでしょうかこれは?いや、乞食と言われようとなんだろうと僕は会社を支えるためなら何でもしますよハイ。 ご支援いただいた皆さん、ありがとうございます←政治家っぽい。政治家と違って皆さんに何もお返しできませんが、これだけたくさんの支えを受け、これからいろいろがんばりたいと思います! 何をがんばるのだ?とにかくだ!よーし!