英才教育
仲良しのMattとまた食事に行ってきた。Mattは有名なクリステンセン教授の長男で、NBAに行くのはやめてMBAにいくことにしたというへんなひと。 以前、天才は遺伝するのか・・・みたいな話をブログでしたが、興味があって彼にまたクリステンセン一家の教育について聞いてみた。 子供のころから大人として扱われていた。4歳ごろには、大人とまったく変わらない言葉で話しかけられていた。子供のころは親の言う単語の意味がわからなくて、いつも辞書をもっていた。 親は、子供たちにいろいろな事に興味を持たせるのが上手だった。バスケットは、父親といつも一緒にプレイしているから好きになった。コーチもしてくれた。7歳のときに、NBAの試合に重要な試合に別の会社の役員と3人で連れて行ってもらった。自分にとっては刺激的でとても重要だったし、自分がそんな大事なイベントに大人と一緒に連れて行ってもらえたことで、自分が一人の人間として尊重されていると思った。 父は仕事の悩みなどをいつも家族に打ち明けていた。若いときから、親から仕事の話の相談をされていた。前提として、子供たちにも理解できる、という期待があったと思う。 学校が終わってからは、母親が勉強を教えてくれた。ドリルを「終わらせる」というのが楽しかったので、苦ではなかった。 などなど・・・。話を聞いていて思ったのは、おそらくポイントは、 勉強を教えるのが上手なのではなく、勉強が楽しいということを教えるのが上手である必要がある 言葉、態度など、全てにおいて子供を最初から大人として扱い、尊重する 子供向けにレベルを合わせてあげたりせず、間接的に高い知的レベルを要求する 親が直接一緒に何かをすることで教える といったところでしょうか。 もうすぐ親になるということで、僕も非常に興味深い。