ハーバード・ビジネス・スクールを卒業しました!
本日、晴れて卒業となりました。これで ようやく、Master in Business Administrationを獲得!
朝5:30におきて、着かたもよくわからない卒業用のレンタルガウンを羽織って、6:30にHBSのキャンパスにクラス別に集合。
車を降りて、いってきまーす。
魔法使いのようなガウンをきたお互いの姿を笑い合ったり、写真を一緒にとったり。
そして、チャールズ川をみんなで歩いてわたってHarvard Yardに移動した。Harvard Yardでは、Business Schoolだけでなく、Law School, Public Schoolなどの院生だけでなく、Harvard College(学部)からの卒業生も全てが集まっていた。
もうずっと人大杉。
メモリアルチャーチ(教会)の前の広場に全学部・院の卒業生が集まる。しかし卒業生が多すぎて、家族がとった写真からは僕の姿など見えるはずもなく。
いくつかのスピーチの後、各学部長が順番に、「ここにいる男性・女性諸君の全てが、卒業に必要な条件を全てクリアした。ここにいるすべての学生の卒業を許可する」というと、ハーバード全体の学長が「ここにいるすべての学生の卒業を許可する」、と繰り返す。すると、卒業する学生たちが「うおー!」と、ほかの学部や院に負けないように大きな声で騒ぎたてる。
一通り、Harvard全体でのイベントが終わると、今度はHBSに移動。家族と食事をとってから、卒業証書の授与式へ。
セクション別に、ラストネームのアルファベット順に、名前が呼ばれていく。僕のセクションの番がまわってきて、ついに僕の番が!
HBS学部長のLight氏より、卒業証書を受け取る!
これが卒業証書。古賀議員のように、「卒業したつもりだったんですが」ということがないといいのだが、どうやら本物の様子・・・。同封の紙には、「再発行費は115ドルです」と書かれていた・・・オイ!
最後に、「おめでとう、Section D!」という声がかかると、僕たちは大きな声を上げて、帽子を空に向かってぶん投げた。
これで卒業式は終わり。式が終わると、みんなが家族のもとへと挨拶に向かう。僕も、両親と妻のもとへ行ったのだが、やっぱり、家族が卒業式にいてくれるというのはうれしい事だ。こんな遠いところまできてくれた両親に感謝。その後は、ハリーポッターの作者のスピーチなどもあったようだが、友達とのお別れの挨拶に忙しくてそれどころではなかった。妻も、僕のセクションメイトと涙の別れ。そして、みんな、家族と一緒に世界にちらばっていった。
ふう、長い一日でした。
次に会うのは、5年おきにあるリユニオンという会合だ。行けるかどうかわからないが、そのときには、僕たちはすっかり違う道を進んでいることだろう。これからみんながどうやって世界を変えて行くか、とても楽しみだ。もちろん、ぼくがどうなっているかも、とても楽しみ。
というわけで、2年間続いた愛の日記も、「@HBS」をそろそろ外すときが来た。次は何というタイトルにしようかな?
帰ってからの妻の一言。「これで、明日起きたら受験の前夜で、これまでのこと全部夢だったらどうする?」と聞かれた。さすがに、ここまできて「夢オチ」だけはやめて欲しい!