Entries by yokichi

久しぶりの日本

1年ちょいぶりの日本。といっても、1年前の帰ってきたときも、150人のHBSの学生つれて日本を周ってから結婚パーティをやって、すぐに渡米したのでのんびりする余地はあまりなかった。 今回は、初めて日本に「出張」できたとあって、なかなか感慨深い。 というわけで今回は、日本に帰っての驚きをまとめてみた。 凄まじい湿度: サンフランシスコに引っ越してから二ヶ月、一度も雨が降っていないので、東京の湿度のすごさを忘れていたが、地表に出てまず思ったのが室内プールの湿度みたい。これは、かなり厳しい! 電車の駅でドアが閉まるときになる音楽が楽しい 路線とかすべて忘れている。しかも都営副都心線とかできていてよくわからない 近所の家とかいつも使っていた店とかがなくなって、新しい建物になっている PASMOというのがすごくはやっている 店員の対応が異常にすばらしい。あとそのすばらしいサービスに不満を言って怒っている人の率も異常に多い。そして怒られている店員はアメリカと違って、まったく、ぜんぜん、反論とかせずに平謝りする スーツや制服を着ている人の多さ: この湿度でスーツは無理だべ・・・。しかし、コンサルタント時代は自分も真夏の新宿のビル街を平気でスーツで歩いていたことを思い出すと、過去の自分を尊敬する。日本の規律を重んじる風習とそのきつさを思い出す。 この首相の無責任な辞任っぷりが懐かしい 電車の中吊り広告がエロい(アメリカでは絶対にこういう露出が高い画像は公衆の面前には出せない) 外人が増えている。特にインド人を多く見かけるようになった。 すべてが小さく見える。建物、道、実家の部屋など、想像より2割ぐらい小さくて驚いた。あと電車から出るとき屈まないと頭を打つのも日本ならでは。電車に乗ると自分が背が高くなったような気がする(180はアメリカでは平均ぐらい) コンビニでお茶と水の比率がどんどん増えている。5列中、2列がお茶、1列が水、1列がコーヒー紅茶、最後の一列が野菜ジュースおよび、体に悪そうな普通のジュース 銀行で書類を記入するとき、平成何年なのか知らなかった 30年仲良くしていた地元の友達が、今になってずっと喧嘩をしている iPhone 3Gの利用率が低い 知らない人に日本語で話しかけていい(なんという贅沢・・・) 奇抜なファッションの人の率が高い みのもんたの朝ズバというのがファミリーマートのおにぎりやパンでブランド展開しているのが本当に意味が分からない 高田馬場の壁一面にアトムの絵が書いてあり、こういうこと日本って時々するよなと思う 甥っ子がしゃべる トイレの大のドアに隙間がない(アメリカでは犯罪対策で常に足やおろしたパンツが見えるぐらいに足元が開いている) レストランがタバコで煙い テレビが日本語。コマーシャルも日本語 外国人を見ると親近感を覚える自分にびびる 友達がみんなまだ同じ会社で働いている。最初に働いた会社が自分にあっている確率なんてめっちゃ低いと思うんだけどなぁ・・・ 何を食ってもおいしい 食べ物の価格がかなり上がっている 漢字がより書けなくなっている などなど。 もう2年以上日本に住んでいないので、もうわからないことだらけだねえ。こういうのを感じると、僕も日本人としての感性を磨き続けなければ、あっという間にガイジンになってしまうのでは、と、危機感を感じるのであった。 でもやっぱり、日本は最高!

大トロ様に向かって何という事を#

現在、東京に来ています。毎日、ミーティングの連続。そりゃそうだ、そのために出張にきているんだから、つめこまないとね。 うーむ・・・、それにしても時差ぼけで眠い。しかし夜寝ても、早く起きてしまう・・・。 今回は、社長のRudyとVPのChrisと一緒に来ているのだが、彼らは日本出張をエンジョイしたいらしく、築地にすしを食いに行こうとかなんとかはしゃいじゃって夜まで付き合うのが大変である。 いっしょに24時間営業の「すしざんまい」にすしを食べに行ったが、「10 O-Toro and 10 Chu-toro please」みたいなありえない頼み方をしている。アメリカでトロを頼むと高い(実際、同じ質なら何倍もする)ので、日本にいる間にトロを食べ続けたいという事らしく、本当にトロだけ食べている。なんというバチあたりな食べ方を・・・。 一方でChrisに至っては「この大トロ、脂肪が多すぎて食べきれないよ。残すわ」と、天下の大トロ様に対してものすごく理不尽なケチをつけている。 そんなこんなで、金曜日の朝まで、溜池山王のANAインターコンチネンタルに泊まっています。その後は日曜日まで目白の実家におります。

ちょっとだけ帰国します

scanRは日本にも法人を設立している。オフィスには1人しかいないけど。 Vice President of Asia Pacificの石井さんが各携帯キャリアなどとの提携交渉を進めている。(ちなみに、山田さんというオペレーションとカスタマーサポート担当の方もいるが、東京にいないのでオフィスには石井さんのみ) 石井さんは携帯のアプリケーションインフラなどで有名なOpenwaveのCOOなども経験している経験豊かなアントレプレナーで、携帯キャリアの人脈がかなり強い。おかげで、提携交渉がどんどんと進んでいる。 というわけで、その提携交渉への参加と、広告キャンペーン準備のために、短期で日本に行くことにした。 というわけで、急ですが9月2日~7日に日本に戻りまーす。

初任給だ!

久々に、お給料を頂いた。 ・・・・ 感激。 お給料を頂ける、というのは、なんという素晴らしいことだろう!!!! 会社がお給料をくれるから、安心して日々生活をし、食べ物を食べ、健康に過ごすことができる。あたりまえのことのようだけど、久々に頂くと、本当に感動するなあ。 誰かの大切なお金がめぐりめぐってこちらにまわってきたのであるが、お金をもらっている以上は、ちゃんと会社に貢献して、会社を成功させなければならない、としみじみ思う。お給料を払ってくれる会社には本当に感謝の気持ちでいっぱいだ。 この感動を、毎日がんばってくれている奥さんと一緒にわかちあうべく、奥さんと初任給祝いをしにすし屋の JIN SHO に行くことに。Palo AltoのCalifornia Ave.沿いにあり、比較的新しいレストランのようだ。 なににしようかな~。奥さん大喜び。 前菜の天ぷらマヨネーズあえ。来た瞬間にどこかに消えた。うまい。いろいろ前菜を頼んだが、どれもすごくおいしかった。純日本の味ではないとはいえ、うまくアレンジされており、凄くおいしい。 う~ん、お寿司もばっちりおいしい。魚の質もかなり良いね。値段はかなり高かったけど、アメリカのすしとしてはトップクラスに入るところです。 また、何かの記念日に、行きたい!

エグゼクティブサーチの情報網って・・・

入社したばかりなのに、いきなり代表電話番号から問い合わせが来た。はっや!!! いつも思うんだけど、エグゼクティブサーチ(ヘッドハンター)の人ってどうやって人材データベース管理してんの?アメリカのエグゼクティブサーチの人と話したことなんて全くないし、名刺もできたばかりでほとんど配ってないし、すごい怖いんだけど。同級生のみんなのとこにも来てるのかなぁ。そういうもんか? 日本で経営コンサルタント時代に電話がかかってくるときは、誰かが携帯電話番号リストを横流ししていたのだと思う。でも、今回はどうやって僕のことを知ったのか、かなり謎・・・。まあプライバシーとかほとんど気にしないが、それでもなんか知らないところで管理されていると思うとちょっと驚く。

Los AltosからPalo Altoに引っ越す

仕事場もPalo Altoに決まったということで、Palo Altoに引っ越すことにした。 おうちの外観。ポストもなかなかカワイイ。 奥さんのサンクチュアリ(聖域)、台所。食器洗い機は必需品だ。 リビング。広いドアの中には洗濯機と乾燥機が入っている。 こちらが寝室。いままでずっとじゅうたん敷きだったので、フローリングがさわやか。パロアルトはあまり寒くならないからじゅうたんはいらないかもね。 僕の家のオフィス。自分の部屋だけいち早く家具をそろえる僕であった。 このブログはこの机でかかれております。 客間・・・になるところ。 おふろ。誰か入ってますね・・・。盗撮しないでください。 庭。庭にはフルーツが大量になっております。家庭菜園はカリフォルニアの家では一般的らしい。   レモン。レモンって一つの木から大量になるのね。すさまじい勢いでどんどん実ります。毎日のようにゴロゴロと地面に落ちるんですけど。 とってもとってもなくならない・・・。もはや乱暴なほどに実ります。すでに何十個というレモンが使われずに廃棄されております。もったいないけど、こんなに消費できないよ! りんご・・・だよね。これも、落ち始めてきた。頼む、だれかりんご狩りに来てくれ・・・。 こちらは、梨。これも大量に地面に落ちています。めちゃめちゃ甘いので、放っておくとアリがすごいよってくるのだが、これもこんなに大量に消費できません・・・。    そしてこちらはオレンジ。まだ青いのでホッとしております。しかし、この大量の実が一気に熟すとなると、それはそれで大変なことになる予感・・・。ちょっとずつ実ってくれたらいいのに。 家選びは完全に奥さんに任せていた(僕が選んでも絶対気に入らないから)のだが、ようやく気に入った家を見つけたということで、奥さんは大喜び。Palo Alto Life、楽しんでいきましょう。 ちなみに、ボストンに続き、ゲストルームは基本的に空きっぱなしなので、サンフランシスコに遊びに来たい人はご連絡を。うちは、サンフランシスコ空港から30分ぐらいです。

scanRでお仕事開始

うむ、本日がアメリカでの初出社である! よろしくお願いしま~す。 入ってすぐにロゴが掲げられている。う~ん、ベンチャーっぽい。 これが僕のニューオフィスだ。 まわりの風景はこんな感じ。ベンチャーなので規模は人はとても少ないが、全員の声が聞こえるので活気があって楽しい。 手始めに広告のプラニングが始めることとした。さあ、がんばって成功させるぞー。

カーメル旅行

今日は奥さんとカーメル・バイ・ザ・シーにドライブ旅行。カーメルは家から2時間南にいったところにある、モントレー半島の南部に位置する海辺のリゾート地。かわいいお店がいっぱいあるということで、奥さんのお気に入りスポットだ。 去年の夏はモントレーに住んでいたのでいつでもいけたのだが、2時間かかるとなるとなかなかいけないでいた。でも、僕がもうすぐ仕事なので、今のうちに旅行にいっておこうということで。 山を越えていきます。なんかこういう山道って日本みたい。なんだか懐かしい気分になるね。 海も越えていこう。越えられないけど。 途中にバイクが沢山とまったレストランが。ようするにアメリカの走り屋さんの青春カフェみたいなところに違いない。 トイレにまでバイクの絵が・・・。よほどバイク好きが集まるところとみたが、良く見ると絵がかなりレトロだな。なか昔の日本の薬のパッケージに出てきそうやん。 ココアを飲みながらお店を見て回る奥さん。いろんなブランド店なのだが、僕にはまったくわからない世界であった・・・。 レストランで食事。デザートがでかくて降参。 小物などを見て回る。この店は、でんでん太鼓とか置いてあったよ。日本のおみやげ物屋さんとか見て回って調達したんだろうね。日本の温泉宿あたりのおみやげ物屋さんみたいなものをアメリカでオープンしたら、それなりに売れたりしないかな? というわけで、良く考えると僕の最後の旅行なのだが、ほとんど付き人化していた。こういうとき、「ねぇ・・・そろそろ行かない?」とか言うと、『「ほら、これ似合うよ!」とか「この小物、いいね!」とか言う努力ができない夫は駄目』らしい。 ひぇ~ごめんなさ~い。

アジアンマーケット

とても大きな中国系のスーパーマーケットや韓国系のスーパーマーケットが家から車で20分ぐらいのところにあるので、非常に便利です。 ところで、アメリカの中国系のマーケットには必ず日本語のお菓子セクションがあります。以前も書いたことがあったが、ここには一つとして日本語が正しいパッケージがない。なんでなんだこれ?翻訳会社が一社しかなくて、その会社に翻訳できる人がいないのだろうか。 とにかく、変。 スケット?ビは? あ、ビ、あるね。でものって何? 惜しい。 満足及び幸福な感じ、顔に溢れている。 それを縦書きにしちゃあ・・・ 思えばもっと面白いのもいっぱいあったが、どれだけ大変なことになっているかはおわかりいただけると思う。 この間違いだらけの日本語、明らかに日本人向けに日本語で書いているのではない。だって日本で売ってるはずないし。日本語さえ書けば中国で売れるということなのか? やはり中国の底力はすごい。

CAPCOM訪問

最近、CAPCOMの逆転裁判というDS用のゲームにはまっている。 ・・・そういうわけで、CAPCOMに遊びに行ってきた。日本人の知り合いの方と、HBS卒業生のマーケティング・ディレクターの女性と3人で、楽しく話しこんでしまった。 アメリカ人として日本の会社のディレクターをやるのはすごく苦労しているみたいだったなー。日本の会社の政治とかアメリカ人には理解できないだろうねえ。いやー、でもカプコンのように海外に果敢に進出する企業には、ぜひがんばって欲しいものです。