Entries by yokichi

サンフランシスコに行ってきました

うちはサンフランシスコまで車で50分ぐらいのところにある。 近所だし、サンフランシスコにセクションメイトがけっこういるのでよくレストランとか友達の家とかには行っているのだが、近いのもあってむしろ「観光に行くために時間をとる」ということはなかった。でも、奥さんの誕生日の記念にせっかくなのでサンフランシスコ観光に行こう!ということになった。 車で約一時間、サンフランシスコの町並みが見えてきました。最初に行くのはもちろん・・・・ ゴールデンゲートブリッジですな。この真ん中の丸いのは、橋に使われているケーブルです。良く見ると、細いケーブルの束になっています。地形からしてとにかく作るのが大変な橋だったようだ。 橋も歩いてみました。車も沢山走っていますが、観光客もかなりいます。でも日本人は思ったほどいなかったかな? お土産屋さんには、日本語の表示が。日本のパワーは捨てたモンじゃないな・・・。 ところで、GIFUTO SHOPPUというのは、どうしてこんなことになっちゃったの!? それに、屋ってこういう字だったっけ? 町で車を駐車場に入れた。駐車場のそばで、サンフランシスコ名物のクラムチャウダー(あさりのクリームスープ)をいただきました。クラムチャウダーはボストン名物でもあるんだけどね。こちらのクラムチャウダーもおいしいです。 埠頭辺りに来ると、すごい人だかり。何かと思ったら・・・ 航空ショーがやっていた。今日は飛行機マニアがサンフランシスコに集結しているに違いない。どうりで駐車場が見つからなかったわけねぇ。ブルーエンジェルスとかいうアメリカ合衆国海軍所属のアクロバット飛行隊がショーをやっていた。   戦闘機4機がかなり低空で、しかもほとんどぶつかりそうな距離で「密集ダイヤモンド編隊」をしていたのは圧巻。ちなみに写真はWikipediaから出典ね・・・。こんなベストショットは僕のカメラでは抑えられなかったけど、ほんとこのままだったよ。 有名な埠頭のPier 39。 Pier 39にはいろんなお店があります。おかしも山積み!子供が喜びそう。 クレープ屋さんで買い食い。 Pier39からみたアルカトラズ島。監獄島ってやつですな。こんなに近いのに、脱獄は無理だったんだねえ。 そろそろ帰ります。サンフランシスコは坂と霧で有名な町。今日は霧は出ていないけどね。 夕焼けになってきたね。ちょっと丘に登って夜景を見てみることにします。 サンフランシスコの夜景。ちょっと夕方だけど・・・ だんだん暗くなってきました。 あのあたりがダウンタウンかな? というわけで、楽しいサンフランシスコ観光でしたー。サンフランシスコはまだまだ見るところがありそうなので、また行ってみようと思いまーす。

1ドル100円

HBSに入ったときに日本円をドルに変えたときは120円だったのに・・・。アメリカで働き始めたとたんに金融危機でドルがかなり安くなってきてしまった。日本の皆さん、ドル建てで買い物をするならそろそろ準備をしたほうが良いですよ・・・。シクシク。 しかし、ヘッジファンドとかで仕事しなくてよかったな。これじゃあLiquidityが下がったインベスターがファンドから金を引きそう。投資銀行も規制が強くなればリスクのある投資もできないから、ふつうの銀行に近づいていくよね。そうなれば、給料も下がりそう。しかしマーケットが動いているときが一番儲けるチャンスもあるわけで、早速大成功する同級生が出てくるかもねぇ? ちなみにベンチャーで働いている僕の立場からすると、こういう金融危機はそれなりに迷惑です。やはり周りのビジネスパートナーたちもディフェンスに回って新しいことをやりたがらなくなるし、マクロに言えばやっぱり消費者の購買意欲が下がるのも困るよね。それから、けっこう響くのがファンドレイジング。マーケット全体が下がると、どの会社の企業価値も低下するわけで、いくら成長していても前回のラウンドを下回るValuationで投資を受け入れるのは既存の投資家が納得してくれない。さらに、EXITのマーケットも冷える(マルチプルが下がりきっているところでIPOすると、同じお金を調達するために発行する必要がある株式数がかなり増えてしまうし、身売りするにしても安くなる)から、しばらくはベンチャーのマーケットも沈みそうですな。 しかしベンチャーにいると、株式市場がどうのというより、ビジネスモデルを完成させて企業価値を100倍にしちまえばいいんだという希望を持っているので、わりとみんなのほほんとしている気がする。

CanBeを買った父

知ってる?NECの一体型パソコン、CanBe(キャンビー)。これはねー、僕が1994年に親に買ってもらった、当時最新のパソコン。 なんとマウスでOSが操作できるというWindows 3.1がプリインストール済みで、しかもハードディスクが最初から内臓されている!ブラボー。しかも、なんとCD-ROM、テレビチューナー、モデムとダイヤルアップソフトウェアが最初から内臓されているという「マルチメディア・パソコン」であった。なんという先進ぶり・・・。いやいや、マジで。この前に僕が使っていたパソコンは、フロッピーディスクスロットが2つある以外は、文字通り何もなかったの。 僕はこれで時々インターネットしていたわけだ。そもそもインターネットなぞ知っている人自体が極めて少なく、当時Yahoo (英語)があったかなかったか、ぐらいで見るものもあまりなかった。さらに、インターネットに接続するまでが大変。 そもそも普通の人がやるものではないので設定がかなり複雑、わかりやすいマニュアルなど存在しない インターネットプロバイダなど存在しないしADSLや無線などの技術など当然ない テレホーダイ(深夜になると特定の電話番号への発信が月額固定料金になる)も存在しない Internet ExploerはおろかNetscapeも存在しない マニアがお気に入りをリストアップしているというレベルの「検索エンジン」しかない という時代においては、般ピー(死語)がネットワークに接続するなどというのは正気の沙汰ではなかった。でも、おかげで誰のサポートも無くパソコンを使えるようになった。大学に入った頃には僕はパソコンに詳しくなっており、大学に入ってからも、全学を巻き込んだインターネットプロジェクトのアドバイザーとして働き、アメリカにコンピュータ・サイエンスを学びに交換留学し、エンジニアとして会社立ち上げに参加し・・・と、インターネット産業の急成長とともに、20歳前後には冒険の人生を歩むことができた。そんな思い出のCanBeは、はるか昔に壊れて捨てられてしまった。 でもね、思えばとても大事だったのが、まだ「パソコンは必須」なんで宇宙の誰も言っていない時代に、父が25万円もするパソコンを買ってくれたこと。25万円なんて普通気前良く出してくれる金額ではないのだが、ぶっちゃけケチな父がなぜか買ってくれた(父は色々ビジネス雑誌などを読んでいるので、トレンドを見る力があったのかもしれないし、新しいものにチャンレンジする意欲があったのかも?)。 なんにせよ、子供がわけのわからない新しいものにチャレンジしたいと言っているときに父がサポートしてくれたことが、人生において非常に貴重な出来事だったと思う。あそこで普通に「ダメ」と言われていたら全く別の人生だったかもしれない。 僕もわが子ができたら、新しいことへの挑戦はサポートしてあげたいと思う。

ジョジョの奇妙な冒険

ジョジョの奇妙な冒険というのは、荒木飛呂彦という人が週間少年ジャンプに連載していた人気漫画である。 と言うと、うちの嫁は怒る。「荒木飛呂彦じゃないでしょう。荒木飛呂彦先生と呼びなさい」と。 もうすぐ、息子が生まれる。実は、まだ、名前が決まっていない。 うちの嫁の案は、ジョウタロウである。 あ、これ本気ね。ネタとかではないよ。 僕が「おいおい、そんな名前にしたら大きくなったときに テメェうるせぇぞ、ババァ! とか言われるぞ」 と言ったら、 嫁は「大丈夫、私が何かあってもアフリカまで助けに来てくれるから。」 とわけのわからない返事が返ってきた。 うん、だめだね、ちゃんと名前を考えないと。日本人の名前で、でも英語でも呼ばれやすいやつ。 ・・・出てこなかったら、ジョウタロウになるかも。

アクセスデータ

月の変わり目なので、愛の日記への9月のアクセスデータを見てみた。 ■ページビュー ずーっと日記を更新していないので、6月から比べてかなりアクセスは落ちてきている。読者ばなれってヤツ?ただ、おとといは日記をまとめてアップしたので1400ページビューになった。月間1万ページビューなので、一日でかなり増えたことになる。 ■滞在時間 80%の人が30秒以内にここから去っている。2パーセントの人が1時間以上滞在。 ■検索ワード 圧倒的におおいもの 古賀洋吉、およびyokichi 愛の日記 HBS系(ハーバードビジネススクールなど) MBA系(受験、エッセイなど) ニューカレドニアの地名(ノカウンイ島、ナタイワッチ、イルデパン、カヌメラ湾など) つっこみたくなるもの 「ハーバード 愛の」「hbs 愛の」→ 「日記」ぐらい書けよ。 シリコンバレー 売春 →いや、残念ながらそういうトピックを扱っているわけでは・・・。 日本人が若く見える →あ、そう? とりぞう ブログ バークレイ →俺んとこ来るなよ! bostonにすんでいる人の話 →まあ、そうだけどさ。 橋下知事をどう思う →どう、と言われても。というか検索エンジンと対話してない?あなた。 もっちり豆腐 作り方 →知らないよ、そんなの。 クレイトン・クリステンセンの連絡先 →教えないよそんなの。 夢を失ってはいけない 英語 →うん、がんばれ。 着物の奥さん →うらやましいのか? アクセンチュアの男 →うむ、間違ってはいないが 古賀洋吉「」 →エッ?そのカッコ何? 足きり 680 hbs →わかるわかる。 オール不可 大学 →・・・そんなに駄目ですか、僕。 かんきりの使い方 →それそんなに難しい? ■アクセス元 アクセスが多いのは、やはりYahoo BB、Comcast、OCNなどのプロバイダや、GoogleやGreeなどのRSSリーダー経由で来る人。T-Mobileなどのアメリカの携帯から […]

鶏肉のバジル炒めご飯

タイ料理「鶏肉のバジル炒めご飯」(ガパオ、ガイカップラーカオとも言う)が、好きだ。 うん、かなり、好きだ。 すごく辛いやつが、好きだ。 好きなら、大量に作ってしまおうということで。 はい、ハバネロ4つ、青唐辛子丸4本、にんにく4片をみじん切りにして油で炒めて香りをだしまーす。この時点で、ハバネロから殺人的な湯気がでるので気をつけましょうね。この湯気を吸うと、その日はずっとのどが痛いほどの重症を負うため、ハバネロを炒めているときはフライパンに近づいてはいけませんよ。目にはいるとかなり痛いので近づくときはコンロに下から接近するといいと思います。息はしてはいけませんよ! そこに鶏肉1.3キロをぶちこみまーす。1.3キロって何人前だよ・・・。いいの、つくり置きして冷凍するんだから。 そしたら、肉汁が蒸発するころに、ナンプラー、お酒、オイスターソース、鶏がらスープを同じぐらいの割合で配合し、砂糖を適当に入れ、フライパンに入れて、そのまま炒めます。 味がしみたら、ピーマン(赤と緑の組み合わせ)を3つ刻んだものを入れます。日本のピーマンは小さいので6つぐらいですかね。 ピーマンがしんなりしてきたら、火を止め、バジル両手に乗りきるぐらいと香草一掴みを入れ、余熱でしんなりさせます。 はい、鶏肉のバジル痛め(痛いほどに辛いので)の出来上がり。あとはごはんに卵焼きをのせて一緒に食べましょう。 簡単でおいしい!これで、大好物がいつでも食べられます。 ちなみに奥さんには辛すぎて食べられないようだ。フフ・・・僕にはむしろ良いニュース。

ベイビー・シャワー

シリコンバレーに引っ越してきたばかりの頃、Section MateのTiffanyとごはんを食べていたら、 「あなたたち、Baby Showerはやらないの?」と聞かれた。 「Baby Showerって何?」ときいたら、 「私にまかせなさい!準備してあげるから!」とのこと。 どうやら、Baby Showerというのは、赤ちゃんができるカップルにみんなでベビーグッズを買ってプレゼントしまくるという、世にもすばらしいイベントのことらしい。アメリカでは一般的なようだが、日本ではそんなものの存在すらしらなかった。 そんなわけで、シリコンバレー周辺に住んでいる友達を呼んで、サンフランシスコの友達の家でパーティをしてもらえることになった。なんというありがたいお話・・・。 ↑ひさびさにSection Mateたちが集まってくれた。(途中で着たり後から来た人もいるので、写真は全員じゃないけど) ↑日本人の友達(右二人)も忙しい中かけつけてくれた。 ↑仲良くしているアントレプレナーのTomとPei-chinの夫婦もきてくれた。 ↑同じLearning TeamだったSarah(左)もきてくれた。 そして、みんながいっぱいプレゼントを持ってきてくれた!!!! プレゼントが多くて驚いたよ。忙しい中集まってくれたみんな、本当にありがとう! こんなに祝福してもらっているんだから、ちゃんと無事に生まれろよ、わが息子よ!

大北海道フェア

サンノゼのミツワという日本食スーパーにて、大北海道フェアというのをやっているので、行ってみた。 おいおい、かに弁当とかいかめしとかコロッケとかあるよ!!!う・・・うまそう。 山頭火もなぜかオープン。山頭火って北海道なの??? とりあえず飽きもせず山頭火のラーメンを頼んでみる。大盛りを頼んだら、できませんと断られたので、2つ頼んでみた。うん、食いすぎ。 味は、材料は本物だが素人が作ったと一瞬でわかる。でも、いい。アメリカでこういうラーメンが食べられれば、それでいいわ。

生き様

ラーメン屋にきて、「ベイスポ」を読みながら家系とんこつラーメンをすする。これが、正しいシリコンバレーのオッサンの生き様だと思う。

Palo Altoに戻る & ザ・湿度

約一週間の旅程を終えて、Palo Altoの家に戻った。 東京をスーツで歩くのはけっこうつらかったが、Palo Altoにいると「夏だぜ!」という気分にならないので、僕の考える湿度の高い「夏」を少しだけ体験できてなんか嬉しかった。あと、ここ3ヶ月ぐらい雨を見ていなかったので、日本のゲリラ豪雨に感動した。雨上がりの後のにおいも懐かしかった。にしても、すっごいね、あの雨は。 日本に帰って、東京とPalo Altoとの湿度の違いによる差を色々感じた。 Palo Altoあたりでは窓を開けているのに蚊がほとんどいない。一度だけ見たことあるけど、毎日窓をあけていても蚊は入ってこない。僕は蚊がものすごく嫌いなので、とても嬉しい。カラカラなので、ボウフラがわくような水溜りができないんじゃないかな。 リスとか狸とかの野生動物がいっぱいいて、よく道端で車にはねられているのだが、全てミイラ化している。こちらも水分がないから、腐らないようだ。カッチカチの板みたいになってしまうので、鳥もつつけないだろう。 あと、道端にある犬のウ○コも、雨がないので流れていかない。ずっと、風化するまでそこでジッとしているのが目障り。ン?風化・・・空気と一緒にウ○コも吸っているのか!? 雨が降らないと、車がなかなか汚れない。しかし、乾燥のせいで山火事がしょっちゅう起こっているので灰がうっすら積もるため、結局時々洗わなければならない。 温度が高くなるわりに暑くないのでほとんどの家にクーラーがない(暖房はある)。 ちょっと南にいくと山があるのだが、夏になると草原が枯れて黄色い丘みたいになってしまう。冬になると雨がふるので緑になるらしいけど。 蚊が嫌いな皆さんには、シリコンバレーがお勧めです。でも、ウ○コを吸っているかもしれませんよ・・・。