New Caledonia 新婚旅行 (16日目): スクーバ・ダイビング

 朝起きると、バンガローの前のサンダルが片方ない。ぼくらが犬をかわいがるので、僕らのバンガローの周りはいつも犬だらけであることを考えると、犯人は犬に違いない。ナタイワッチの敷地内を一生懸命探してみるものの、みつからない。ホテルのフロントにお願いして、探しておいてもらうことにした。

 朝7:45にダイビングセンターの車が迎えに来た。ナタイワッチから、僕らのほかにもキャンプしているフランス人3人が参加するみたい。頭のうすいにーちゃんと、女性二人。ダイビングセンターにつくと、他にも1人参加者がいるようだった。

 ダイビングセットをもってモーターボートに乗り、沖のダイビングポイントへ。他のダイバーたちが、せっせとレギュレーター(マウスピースみたいなやつ)をタンクに取り付けていたが、ぼくはどうやるのかすっかり忘れてしまっていて、ダイビングセンター任せ。PADIのオープンウォーターライセンスを1999年に取ってから、一度たりともダイブしてませんからねぇ。

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 まず他のダイバーがダイブし終わるのを待っている間、僕らはシュノーケリング。なかなか魚がいっぱいおります。しかし、奥さんは体が冷えてしまい、ダイビングはキャンセルすることに。残念ながら、インストラクターと二人でダイブすることになった。

 水中に潜り、珊瑚の壁を伝って下へと向かう。周りを見渡すと、魚の群れがいたるところに泳いでいるのが見える。今日は風が強く、透明度があまり高くなかったので遠くのサメやエイは見えないが、目の前の岩にはいろいろな生き物がいるのでそれを楽しむ。手を近づけるとピュッと岩の中に消える鮮やかな青や黄色のイソギンチャクや、マスクに突進してくる小さな黄色い熱帯魚など、面白いものを見ることができた。

 僕らは一回だけのダイブなのだが、他のメンバーが二回ダイブするということで、船の上で一時間待つことに。この寒い中、しかも激しく揺れる船の中、一時間も待ちたくないが、仕方がない。船の上にいるのが耐えられないので、とりあえず海に飛び込んで海の上で波に揺られていた。水温は23度。水風呂ほど冷たくはないという感じでなんとか我慢できる。

 家に帰ってくると、バンガローの中にサンダルが揃えておかれていた。どうやら、レセプションの前に落ちていたらしい。お犬様のしわざであることは明らか。僕たちが好きなことはわかるけど、曲がった愛情表現はダメよ!

 イルデパン島の最後のディナーは楽しみにしていたカレーです。すっかりなじんだナタイワッチの生活も今日で終わりと思うとさびしいのであった。

New Caledonia 新婚旅行 (15日目): バオ村観光

 今日はとてもよい天気。こちらは天気が悪いと少し寒いので天気が良いと暖かくて助かる。こんな日は奥さんは日焼け止めが必須の様子。せっかくの天気だということで、村一番の大きさのバオ村に自転車を借りて行くことにした。バオ村には行ったことがあるが、奥のほうはまだ見ていないので観光しにいくことに。

 いつもどおり、村のスーパーによってスパゲティと野菜とオレンジを買う。それから村の奥のほうに進むと、思いのほかちゃんとした村であることがわかった。郵便局とか銀行もある。あるといっても、決して大きな建物ではないけれど。教会もきれいということで、教会のまえで記念撮影。

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 今日は、明日のスクーバ・ダイビングに備えて早めに寝まーす。

New Caledonia 新婚旅行 (14日目): 早く寝たにもかかわらず、4度寝

 まず、早く寝たので朝3時に起きる。星を見に海岸に行くと、天の川がはっきり見える星の美しさ!

 で、2度寝。

 起きたら5時。朝焼けを見に海岸に。でも、おなかがいたくなったのと、雨が降ってきたので断念。

 で、3度寝。

 起きたら、10時前。味噌おじやを食べる。

 で、4度寝。

 昼の2時まで寝続けた。

 で、お昼ご飯として、先日買って食べたパニーニ(イタリア風ホットサンドイッチ)の残りを焼いて食べる。やっぱりおいしかった。

 で、あまりにすることがないので、海岸に黒にしかわ君(と名づけた犬)をつれて行き、ベンチに寝転びながらMBAのリーディング課題の本をちょっとだけ読む。

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夕焼けがとてもきれいで、あまり勉強に集中できなかった。空の色の変わり方が東京とぜんぜん違うんだね。薄い紫色から太陽に向かって薄いオレンジ色にきれいにグラデーションしていく色合いがとても印象的でした。

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New Caledonia 新婚旅行 (13日目): ノカンウイ島

 朝9時30分にナタイワッチそばのカヌメラ湾に歩いていく。ボートが迎えに来ていて、ガイドの白人女性がいきなり流暢な日本語で話しかけてきてびびる。3人以上でないとやらないツアーらしいけど、今日は僕らを入れて6人。スイス人の親子、ほかの日本人のカップルが一緒に来ていた。

 僕らが最後にモーターボードに乗ったのでボートの先頭の狭いスペースしかあいていない。しかし、発進してみると意外とここが特等席。視野いっぱいに海を切って進むスリリングな光景が広がる。20分ぐらいでノカンウイ島へつく。

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この島は300メートルぐらいの短くて長細い島で、周りの珊瑚礁に守られて波はとても穏やかな無人島。ダンベルのように両サイドがふくらんだ形で、片方の端は真っ白い砂浜の盛り上がり、もう片方には植物が生えている。島の真ん中の細いあたりは両側から来る緩やかな波で包まれている。美しい緑の浅瀬、真っ青な空がとても美しく、感動的。まさに天国にいちばん近い島って感じで、のりのりで写真をとりまくる。

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 そこで一時間過ごしてから、モーターボートでブラシ島へランチをとりにいく。ブラシ島は、僕らがそのブラシっぽい形から「歯ブラシ島」と勝手に呼んでいたが、本島にブラシ島だった!ブラシ島ではニューカレドニアにきて初めて泳いで遊んだ。ここは暖かい!!!日差しが暑いぐらいだ。これなら、すこし寒いけど、泳げる!ランチが準備される。6人で焼いたロブスターと、大きな魚とごはんを食べる。食事中、今日が16日ではなく17日であるという事実に気づく。ここ数日、日付すらも間違っていた・・・。南国ボケか・・・。曜日も日付も関係ない生活をしているからな・・・。食後も海にぷかぷか浮いてすごしていると、いつの間にか出発の時間。まさに南の島のバケーションという感じのとっても楽しいツアーだった。

 夜は、シーフードペペロンチーノを食べた後、ファミコンゲームの「さんまの名探偵」をクリアした。知ってる?さんまの名探偵。当時有名な吉本の芸人がいっぱい登場して、明石家さんまが探偵として犯人を捜す・・・という設定。当時はなかなか楽しんで解いた気がする。知ってる?このゲーム。ゲームの中で、島田伸介が「若手のくせに」と表現されているくだりがあったが、さすが20年ぐらい前のゲームという感じ!

New Caledonia 新婚旅行 (12日目): 乗馬と海岸探検

 今日は奥さん待望の乗馬デー。一時間しかできないといわれていたんだけど、行ってみたら結局いくらでもできるということで、午後二時間を含めて計三時間やってみました。

 9時半に赤いバンダナを頭に巻いたメラネシアンのおばはんが登場し、島の北にある乗馬場につれていってもらった。乗馬場のあたりはジャングル状態で木が生い茂っており、ひどい悪路で徐行運転が続く。なんか途中で犬が集まってくるのをおばさんがシッシッと追い払っていた。しばらくして馬小屋が見えてきた。

 乗馬場といっても、トラックがあるわけでもなんでもない。たんに森の中に馬がいて、横に馬主の家があるだけ。馬主の家からはメラネシアン人の親子が出迎えてくれた。おやじのほうはがっつり太っていて、どこが首かわからない。ちなみ首には毛が生えているのが気になる。親父といっても、何歳なんだろう。40歳ぐらいだろうか?名前を名乗られたが、忘れたので首なしおやじと呼ぼう。娘のほうは、名前はオリビアちゃん。8~10歳ぐらいの笑顔のかわいい女の子。

 おやじの片言の英語に従って、僕らは馬に乗る。オリビアちゃんはお手伝いで僕の荷物を運んでくれた。僕がのったのは、ベルという雌馬で、奥さんはクリンカという牡馬に乗る。乗馬といっても、おやじが紐で馬をひいて、ガイドしながらあちこち歩いてくれるということのようだ。

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 まずは、馬に乗ってジャングルの中へ。うっそうと木やツタが生い茂った森の中には見たことがない植物ばかり。足元にはまるくて紫の実やら、いろいろなものが転がっている。ときどき大きなカニが穴に向かって走っているが、どれぐらい大きいかというと、体だけでも両手のひらで包めないぐらいの大きさで、さらに大きなハサミを持っている。おやじがところどころで「これはバニャという寄生植物で、ほかの木にまきついて育つんだ」とか「これはノニで、ジュースにできる」とか「これはブーニャ(タロイモと肉やシーフードを用いたニューカレドニアの原住民の郷土料理)と一緒に炊き込むのに使う草だ」とか「これはメラネシア人がダンスに使う草だ」とかいろいろと教えてくれる。が、実際には英語とフランス語が混じった超片言のコミュニケーション。しょっちゅう何を言われたのかわからないが、とりあえず、おーとかおーけーとか言って聞き流す。ちなみにおやじは僕らが笑うといつもワッハッハと笑う。日本語の会話なんだから無理にあわせなくても良いんだけど、彼なりのプロ意識なんだろうか・・・。途中で一人で馬を操ってごらんといわる。右の手綱を引けば右に行き、左を引くと左に行く。おなかを蹴れば進み、手綱を両方引くと止まる。それだけならシンプルなのだが、馬があまり言うことをきかなかったので苦労した。

 そのうち視界が広がったかと思うとビーチに到着。美しい砂浜が広がっているというよりも、白い砂漠の中にところどころに川のような海がある、という感じ。おやじは迷わず海に向かって歩き出し、ジャバジャバと水に突っ込みジャブジャブと進む。途中で馬がボトボトとうんこを水中にし、まわりの水が茶色に染まるのは軽くひく。そのうち、白い砂漠の中を通る川を渡るような場面があったが、ドラマの中のような雄大な風景だった。カメラを持ってこなかったのが悔やまれる!きれいで人があつまるような観光地もいいけれど、現地の人しか見ることができないような手付かずの自然に触れるというのも非常に貴重な体験だった。

 森に戻るときに、おやじは戻る道をうろうろと探していたが、そのうちひとりで木々の中に入っていって、バキバキと枝を折って道を作り出す。かなりワイルド。

 午前があまりにも楽しかったので、午後もさらに二時間乗馬を楽しむ。お昼はナタイワッチから歩いていける距離のパン屋さんの店頭でチキンとフライドポテトのセット(800円)とパニーニ(イタリア風ホットサンドイッチ、600円)を買って食べる。食べくれないぐらいのボリュームがあるのに、こちらの物価としてはとても安い(一食2000~3000円ぐらいが相場なので)。

 乗馬から帰ってから、カヌメラ湾を散策。左奥のほうを歩いて進むと、干潮のせいかいつもは見えない岩肌が見えていた。岩肌にはあちこちに水溜りができていた。何か面白いものはないかと探してみると、へんな生き物がいっぱい。黒くてでかいなまこみたいなのがいっぱいいたり、なまずみたいなヤツがゆっくり岩の間からニョキニョキでてきたり、あとは、ウミウシっぽいのとか、とにかく巨大でぶよぶよした生き物とか・・・。そんなことを楽しみながらどんどん奥に行ってみたら、いつのまにか海が満ち始めているのに気づく。「海を甘く見たらあかん!」と急いで海岸に走って戻った。スリリングな体験でした。

 夜、近くのバンガローからメラネシアン風の生演奏が聞こえてくる。くっそー、オシャレじゃん!と、悔しくなった僕達は、パソコンから音楽をガンガンかけて、二人で楽しいディナーの準備。ステーキ、ガーリックライスにマッシュポテト、サラダ、チーズをはさんだトマト、海鮮がゆなどを作ってハッピーディナーを楽しんだ。

New Caledonia 新婚旅行 (11日目): オルタンス女王の洞窟とピッシンヌ・ナチュレル

 朝、クトビーチ散策。今日も無人島ツアーがキャンセルということで、一日かおりさんと一緒に外出することに。島の反対側にある、天然プールとして知られるピッシンヌ・ナチュレルに行くことにした。行きのバスの途中、アーモンドチョコバニラを買ってごきげん。さらに奥さんの希望で、オルタンス女王の洞窟にバスを止めてもらう。

 オルタンス女王の洞窟は大きな鍾乳洞になっていて、奥のほうに光が少し見えるものの懐中電灯がないと何も見えない。僕が冒険心を出して奥のほうに行こうとしたら足を滑らせてすってんころりん、しかも泥のぬかるみに落ちて体中どろだらけになってしまった。この洞窟は民族同士の戦いがあった頃に女王が身を潜めた洞窟らしいが、奥さんは「ロマンチック♪」とえらく興奮していた。

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 そして、ピッシング・ナチュレルの近くに到着し、バスを降りる。駐車場から浅い川をのぼると、鮮やかな青の水溜りというかミニ湖のようなものが現れた。これが天然のプールといわれるピッシンヌ・ナチュレルで、シュノーケリングで有名だ。

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 しかし、いつもどおりとっても寒い。比較的水温は高いのだが、外にいるだけでも半そでだと寒いぐらいなので水に入るのはかなりしんどそうだ。覚悟を決めて水の中に入ってみるが、OH!と叫びたくなる寒さ。しかし、パンをあげると大きな魚がいっぱいよってきてなかなか楽しい。寒さの限界がすぐに来て、水からあがってお昼にすることに。家から持ってきたおにぎりを食べる。もう一度水に入ってフランスパンをあげていると、魚に足の指をかまれた!!皮膚が剥がれてしまったので、けっこう痛い。まー、それはともかく、しばらくすると日も出始めて、なんとか寒さをしのぐことができた。

 夕飯に奥さんがシーフードを食べたいということで、夕方バオ村に一人で買い物に。シーフード、トマト、レタス、ケチャップを買って戻り、夜はシーフードスパゲティを楽しんだ。

New Caledonia 新婚旅行 (10日目): ファイナルファンタジー4クリア

 今日はウェイクボードを一緒にやったかおりさんと一緒に無人島に行くツアーに申し込んでいたのだが、悪天候のためキャンセルになった。てなわけでカヌメラビーチを散策。

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朝にビーチに行くと、何かの生き物が掘った穴がいっぱい開いているのだが、何の生き物なのかとても気になる。帰ってきて朝食に、ハムエッグとインスタントラーメンをたべて、すぐ寝る。食っちゃ寝が基本ですので・・・。起きて、今度は昼食にカレー味の肉をたべる。奥さんはレトルトの鮭がゆ。

 寒いし外に出るのも億劫なので、家でファイナルファンタジー4の続きをやり続けた。夕飯には、奥さんがシーフードを食べたいというのでナタイワッチのレストランで、シーフードディナーを食べた。食前にオレンジジュースのむ。一品目は生魚のさっぱり醤油あえ。とにかくおいしい。生魚を食べたかったので奥さん大喜び。ぺろっとたべてもーた。一緒に和えられていた大根・にんじんもおいしかった。添えてあったたけのこも最高。二品目はたっぷり海老のグリル・バターライス添え。塩味が効いていておいしい! 奥さんが海老の殻をむいてくれた。最後はチョコレートクレープ。

 夜、しょうもないクイズゲームをクリアする。本当にしょうもなかった。あれでアーケードとは・・・。そして、ファイナルファンタジーをクリア。ゼロムスを倒したぞ!

New Caledonia 新婚旅行 (8日目): スーパーめぐり

 早朝トイレに起きたついでに、ひとりでビーチを散策。カヌメラビーチ沿いに進むと、ルアーでイカ釣りをしているおじさんがいた。けっこう釣れていたようだ。うらやましい、僕も釣ってみたい。カヌメラビーチを進むと反対側にクトビーチが見える。クトビーチに行ってみると、カヌメラビーチより広くて大きい分、船がたくさん見える。でも、ぼくはこぢんまりしたカヌメラビーチのほうが好きかな。 

 朝ごはんを食べてからイルデパン島最大のバオ村に行く。

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基本的には単なる家の集まりという感じだが、一応小売店もある。品揃えの規模としてはコンビニの半分ぐらいかな。そこで、さーたーあんだぎーみたいな揚げパン、肉、ジュース、シリアル、おかし(オニオンスナック)、フルーツ、牛乳などを買った。お昼ごはんには、バオ村で買った食材を使ってカレー味のステーキを食べた。とってもおいしい。

 午後、先日は空いていなかったキオスクに行ってみる。犬の黒にしかわ君が自転車にひたすらついてきた。キオスクにもそれなりに食材はあり、米、たまご、ピコラみたいなおかし、オレオ、チーズ、ジュースなどを買った。それから800メートル先のパン屋さんへ。形の悪いフランスパンをただでもらってラッキー!

 帰り道に、牢屋跡に行った。イルデパン島は昔フランスの流刑地だったのだ。牢屋跡は今はぼろぼろで、草が生い茂っていた。しかし、こんな気候のいいところを流刑地にしてどうするんだろうと思う。

 夕方家に着くと、家の壁の上(壁と屋根はつながっていない)をねずみが走り回っていた。まあそれもよし!

 夕飯には、奥さんがじゃがいもとにんじんのチーズソテーを作ってくれた。

New Caledonia 新婚旅行 (7日目): イルデパン到着

 今日からヌメアのある本島を離れ、離島のイルデパン島に行くのである。朝、6:30ごろ起きて、荷物をまとめ、フロントでタクシーを呼んでもらう。15分ぐらいで小さな空港に到着。オフシーズンだからか、人影はほとんどなく、カウンターにも人がいない。そのうちカウンターがひらくが、僕らのほかには二人しか乗客がいないらしい。セキュリティチェックもなく素通りだし、待合室にも人はほとんどいない。

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ちなみに、荷物は一人20キロまでらしく、15キロぐらい重量オーバーだったが見逃してくれたのでラッキー。しばらくすると空港のスタッフに声を掛けられて、小さい階段でプロペラ機の飛行機に乗り込む。

 飛行機は小さいながらもスチュワーデスもおり、雲の上ぐらいの高度まであがる。20分前後でイルデパンに到着した。イルデパンの空港では、現地人(メラネシア人)に「こんにちは、どこのホテルですか」と日本語で話しかけられてちょっとびびった。しばらくして、僕らが10泊するジット・ナタイワッチから送迎バスが到着。大きなバスなので酔わないですむと奥さんもにっこり。バスでしばらく進むと、白い砂浜のビーチが見えて感動!

 10分ぐらいでジット・ナタイワッチに到着。僕らが泊まるのはキッチン付のバンガローで一泊一万円強。藁葺き屋根に木でできた壁。とはいっても壁と屋根の間は隙間があるので密閉されておらず、外の風が家の中に入ってくるし、虫も自由に入れるワイルドな感じ。木でできた大きな窓はつっかけ棒で支えて開くのだが、鍵が壊れているところがあるのでそもそも家に鍵を掛けるモチベーションがわかないというワイルドさ。都会の生活からは想像もできない環境だ。でも設備はそれなりにあり、テレビはないけど、ガスコンロも2つあるし、冷蔵庫もある。電気もつく。外にはテーブルといすのセットがあって外でご飯が食べられるようになっている。バンガローの周りには飼い犬が自由に歩き回っている。そのうちの黒い犬に「黒にしかわ君」と名前をつけた。

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バンガロー

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黒にしかわ君

 まずはこの島で何が買えるのか、そもそも食材として何が売られているのか把握したいということで、近くのキオスクに歩いていった。けっこう遠くてつかれたが、空いていない感じ。朝3時間、午後3時間しかやっていないという営業。しかもお昼は4時間休みで、今はその時間らしい。二人で、どこでもいっしょというゲーム(ポケステ)のしりとり機能で遊んでお店の外で待ってみたが、いつまでたってもひらかない。フランス語が読めなくてわからなかったが、どうやら日曜は休みらしいので帰ることにした。

 お昼はインスタントラーメンを食べておひるね。夕方、近くにあるというカヌメラビーチを探しに行く。歩いて2分で白い砂浜に到着して、感動!まわりを半島で囲まれているので風がおだやかで波も低く、おだやかなビーチ。少し散歩したら暗くなってきたのでバンガローに戻った。

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 夜はあまった食材でペペロンチーノを作って食べた。サラダはレタスのスイートチリソースがけ。