New Caledonia 新婚旅行 (26日目): ふたたび乗馬

 お昼にパニーニを食べてから、奥さん待望の乗馬へ。クエンドゥから歩いていける距離にある乗馬場なのだが、ここは安い上に自分で馬を操作させてくれるのでとても楽しかった。丘の上から海を見渡すと、とても壮大な景色に胸を打たれるほどだった。

 乗馬場に戻ってからは、今まで乗っていた馬を撫でてみる。すると、馬も甘えてくる。大きい動物ながら、とても可愛らしい・・・。だって目が優しいもの。

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 バンガローに戻って、バルコニーのジャグジーに入る。フルーツとか食べながら。心からそれをエンジョイしたというおりも、なんか「よくある用意された贅沢」みたいで、一度とりあえずやってみたかっただけなんだけど。

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 夜は再び部屋でディナー。お金はともかく、好きなものを頼みまくってみた。これが、最後のディナーだからね。・・・でも正直、味はまあまあ・・・ってとこかな。でも部屋でゆっくり食べられるし、よしとしましょう!

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New Caledonia 新婚旅行 (25日目): ヌメアの水上バンガローへ

 3泊でマレ島を離れる。3泊というと、普通の旅行ぐらいなのだが、ずっとニューカレドニアにいるので3泊だけだとせわしなくて困る。

 飛行機が早い関係で、朝早くおきて出発。奥さんはダブダブ犬との別れを惜しむ。

 本島ヌメアのマジェンタ空港についてから、タクシーでクエンドゥ・ビーチ・リゾートへ。ここで最後の2泊となるのだが、最後ということもあって高級ホテルにしてみました。高級ホテルっていうか、水上バンガローですね。ロケーションは、ヌメアからちょっと離れた岬にあるので、喧騒から離れて落ち着く。

 水上バンガローにはいると、部屋はとても広い。バルコニーにはジャグジーがある。室内はセンス良く整えられており、ウェルカムフルーツが用意されている。中央のテーブルはガラス張りになっており、テーブル下には海が直接見える。広い窓の外は、当然一面の海(水上なんだから当たり前だけど)。

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 部屋を楽しんでから、1980というフレンチレストランに食べに行く。ここはまじでうまかった。今までこっちで行ったレストランの中でも一番おいしかった。

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 部屋に帰ってからはプレステを多少たしなみ、その後部屋にフレンチを取った。夜、土砂降りになったため、運んできてくれたレストランの人はびしょ濡れ。すみませんねえ。。。

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New Caledonia 新婚旅行 (24日目): 今日もシュノーケリング

 今日もダブダブ犬はバンガローの外で待機していた。

 まずは観光してみようということでスクーターを借りておでかけ。ヘルメットを二つ借りて二人乗り。こちらではスクーターの免許はいらないらしい。

 まずは自然水族館に行ってみる。これまたイルデパン同様、本当に水族館なわけではなくて、魚がいっぱいいる池である。どこかで海につながっているらしい。確かに魚は少しいたが、どちらかというと森の中にひっそりと大きくて透明な池がある風景そのものが楽しかった。

 その後、スーパーに行くことを試みるが、11時過ぎてしまったため、2時までお昼休みになってしまっていた。こちらではあたりまえのように昼休みを3時間前後とったりするわけだが、日本人的感覚からすると異常に長いので困る。食材調達に失敗したので、近くの路上で、車を使って軽食を売っているお店にいって、ご飯を食べた。

 早めにホテルに戻って今日もシュノーケリング。今日はあいにく空は曇っていたので寒かったが、奥さんもがんばって僕についてきてくれて、二人で魚と泳ぐことができた。

 明日の朝出発なので、夜のうちにチェックアウト。実は一泊6800フランだったらしく、その安さにびびる。ほかのところはもっと高かったからね・・・。ディナーはストックしてある食べ物で済ませた。

New Caledonia 新婚旅行 (23日目): シュノーケリング最高!

 朝おきるとダブダブ犬はうちのバンガローの前に寝ていた。うち、犬に大人気。レストランで朝食をとりにいくと、ダブダブ犬もついてきて、机の下にごろんと寝転んだ。しばらくして、レストランのオーナーさんが、ビデオカメラを持ってきてくれた。空港から取ってきてくれたそうだ。そして、「これから朝市に行くけど一緒に行くかい?」とのご提案。迷わず行くことにした。

 市場にはメラネシア人しかいない。見たこともないような形の野菜・巨大な野菜などや、揚げパンなど、いろいろ売っている。僕たちはトマト、揚げパン、コーン、バナナ(青くて食べられなかった)など、色々買い込む。ちなみにアボカド買ったつもりが違うものだった。そっくりだったんだけどなー。奥さんは、オレンジを買ったら値段が高くて落ち込んでいた。

 ホテルに戻って、窓から外を見る。茂みの向こうに海が見える。ここのビーチは珊瑚に守られているので、沖のほうで波が砕けてからは穏やかな珊瑚礁が広がっている。相変わらず寒いが、がんばって海に入ることにした。奥さんはすぐに寒さでダウンし、海岸で待つことに。

 確かに寒いが、しばらくはいけそうだ。水面に顔をつけると、たくさんの魚が泳いでいる。水も透明で割と遠くまで見渡せる。奥のほうに進むと、鮮やかな色の魚が珊瑚の間を泳いでいる。僕もそれを追うように沖のほうへ進む。沖に行くと、深かったり浅かったりを繰り返すので疲れたら立って休むことができる。深いところには、より色々な魚がいて面白い。網状になった珊瑚の表面を数百匹の熱帯魚が取り囲み、僕が近寄るとその群れはゆっくりお珊瑚の間に身を潜める。その姿が夕焼けに照らされて、とても美しかった。遠くのほうには、大きな魚の大群が泳いでいた。僕が近づくと、大群は遠くに離れていってしまった。

New Caledonia 新婚旅行 (22日目): マレ島へ移動

 午前中にドレウ・ヴィラージュをチェックアウト。ホテルにある卓球やビリヤードをしながら飛行機の時間を待ち、お昼ごろに出発した。

 本島を乗り継ぐので、夕方になってやっとマレに到着。その時、デジカメもビデオカメラを持っていないという事実に気づいた。本島のヌメアの空港においてきちゃったのかも・・・と、空港の係員に問い合わせてみると、やはりヌメアにて発見された。誰にも盗まれてなくて、よかった・・・。カメラは明日、ホテルにとどけてもらうことにした。

 ホテル(ネンゴネ・ヴィラージュ)からの迎えが来ておらず路頭に迷っていると、そのへんにいた親切なおっちゃんが車に乗せてくれるとのこと。お言葉に甘えてトラックに乗り込もうとすると、青年が荷台に乗り込んだ。どうやら彼も一緒にいくらしい。そこで、奥さんが「私も荷台に乗りたい」と言うので、それでは、と、僕たち二人も荷台に乗り込み、レッツゴー。風を切って進むのがとてもきもちいい。

 マレの道路はジャングルの中を切り開いたもので、リフーのように道路わきに人が住んでいる気配はない。本島に、島によって雰囲気がぜんぜん違うなあ、と感心していると、雨が降り始めた。まあ、少しぬれるぐらいなので気にせずにやりすごしていると、後ろにとても大きな虹が。下のほうまでくっきりとみえる。写真にとっておきたかったけど、忘れてきちゃったから残念。

 ホテルにチェックインの際、フロントのメラネシア人のおじさんが対応してくれたのだが、このおやじが感じ悪い。スーパーのあいている時間を聞いても、「知らない。」だけ。「ほかの人は知ってるんじゃないの?」ときくと、「誰も知らない」と言い切る。明らかにウソをついてるので、あきらめて部屋に入る。部屋はリフー島のドレウ・ヴィラージュとすっかり同じつくりだが、リフーよりも清潔で設備が新しい印象。窓の外はもう暗いので、様子はわからないが、風が木を揺らして「ザー」とすごい音がする。

 さしあたって、ホテルのレストランでディナー。子猫がひざの上に乗ってきた。最近犬ばかり相手にしてきたけど、猫もかわいい。レストランのオーナーの白髪のおじいさんが話しかけてきてくれた。「何でもしてあげるから、なんでも言ってごらん」と、気前のよい言葉を頂く。どうやら感じがわるいのはレセプションのおじさんだけみたい。

 そして、こちらのホテルにもやっぱり犬がいっぱい。すごく太った柴犬みたいなやつが登場し、僕らを見るなりおなかをだしてひっくり返った(犬の甘えのポーズ)。奥さんはこいつがいたく気に入った様子で、「ダブダブケン」と名づけていた。ダブダブ犬は一生懸命ぼくらについてこようとするが、何せおなかが大きいので段差を上がることもできず、どたどた遠回り。その姿がまたかわいらしい。

New Caledonia 新婚旅行 (21日目): 今日ものんびり

 今日は日曜日なので、スーパーがどこもあいておらず、お昼はホテルのサンドイッチとなりました。奥さんはフルーツカクテルサラダを喜んで食べていた。昼間はのんびり過ごし、夜もまたホテルのレストランでフレンチ。ニューカレドニア名物ヤシガニを食べた。ヤシガニはヤシの木に登る気合の入ったカニらしい。面白い形をしているので実物を見るのが楽しみだったのだが、食べやすくばらばらになって来たのでちょっとがっかり。でも食べやすかった。そして、実が詰まっていておいしかったよ。

New Caledonia 新婚旅行 (20日目): のんびり

 朝早く目が覚めたので、窓から外を見ると、朝焼けがとても美しい。二人で砂浜に出て、太陽がのぼるのをゆっくりと眺めた。

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 少し寝てからまたおきて、砂浜の前の木の下で勉強をしながら過ごした。夜はレストランでフレンチ。

New Caledonia 新婚旅行 (19日目): レンタカーを借りて、島内観光

 朝からレンタカーを借りてホテルを出発。

 出てすぐに朝市を発見し、果物を少し買ってみた。現地のメラネシア人が「ジャポン?ジャポン?」と話しかけてくる。足でボールをけるしぐさをしてから、「ジャポン!(指一本たてる)ブラジル!(指四本立てる)」ああ、ワールドカップ、日本負けちゃったのね、と悟る。こちらにきてからぜんぜんテレビ見てないけど、そういえば出発するときワールドカップが始まっていたような、そうでもなかったような・・・。

 海亀の出現ポイントといわれるロンガニビーチに到着。がんばって泳いで亀を探してみたが、結局見つからず。そんなに甘くはなかったようだ!

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 つぎはレンタカーのおばさん薦められた島の北の海岸に行ってみる。シュノーケリングが楽しいらしい。途中で寄り道し、岬の先端にある教会に行ってみた。空に向かって突き出た岬なので、急な階段をくねくねと上っていくと、本島に小さな教会に到着した。中に入ると、こぢんまりとマリア像のようなものが飾ってある。外を見ると、雨雲が迫ってきていて急いで岬を下りた。結局、寒すぎてシュノーケリングはできず。その代わりに、リフー島で有名なバニラ園に行ってみることに。

 バニラ園の近くに車をとめると、メラネシア人の子供たちが集まってきた。なんでかしらないけど。「バニラ?」と聞くと、女の子が「あっち」と指をさしながら、必死に説明してくれたが、何を言っているのかさっぱりわからない。とりあえずお礼を言って、いわれた方向に進んでみると、確かにそれらしき場所に到着。バニラ園に着くと、かわいい子猫が出迎えてくれたが、人がいない。勝手に入るのもどうかと思うので人を呼んでみるが、人が出てくる気配はない。まわりはジャングルのように木が生い茂っていて、いろいろな植物が育てられている。どれがバニラかわからないので、あきらめて帰ろうか、と話をしていたその時、メラネシア人の子供が一人現れた。どうやらここのバニラ園の子供みたいだ。僕らがバニラを見たいというと、彼はバニラ園の中を案内してくれた。言葉がわからなくてもなんとかなるものだ。最後にバニラコーヒーを頂く。奥さんは彼にバニラがほしい、と頼んだ。すると、彼は3つもってきてくれた。ガイド、バニラ含めてお金を払ったほうがいいんだよね?と思って、お金を出そうとすると、彼は「当然お金はいらない」という態度。せめて、と、さっき買ったお菓子を渡す。

 すると、子供の母親らしき人が登場。売り物として育てているバニラをただで僕らに渡したのが見られて、とがめられている様子。ああ、彼に迷惑をかけちゃった、と、深く反省するのだった。

 帰り道、タイ料理のレストランで食事をとって、家に帰った。

New Caledonia 新婚旅行 (18日目): スーパーめぐり、インターネットカフェ

 朝、レストランでビュッフェを取る。キッシュがおいしかったのでキッシュばかり食べてしまった。

 せっかく海辺にいるということで海に入ってみる。寒すぎて1分で出る。

 スーパーに行ってみると、100円ぐらいのおかしとかがあって感動する。今まで、食べ物の物価は平均2~3倍だったが、1.5倍ぐらいのものもけっこうある。もう少し離れたところのスーパーの前では、バンドが生演奏していた。イルデパンとちがって人が多いから、こういうイベントも成り立つんだろうね。スーパーの前で揚げ春巻きをたべながら演奏を聞いてみた。

 それから、近くのインターネットカフェに行ってみる。インターネットカフェといっても、普通の民家の一室だった。フランス人の若者の部屋の奥に、パソコンが数台並んでいる部屋があるぐらい。そこで、留学系の情報収集を軽く行い、メールも少し出して帰った。帰りにはすっかり空が暗くなっており、とても星がきれいだった。

New Caledonia 新婚旅行 (17日目): イルデパン出発、リフー島到着

 朝早く起きて、荷物を急いでトランクに詰め込み、チェックアウト。最後の日の朝は犬たち(ナタイワッチオールスターズ)がバンガローに挨拶に来た。ナタイワッチのレセプションのおにーさんに見送られながらナタイワッチを後にした。

 リフー島に行くには、直接イルデパン島から直行便がないので、本島のヌメア経由の便に乗る。ヌメアでの待ち時間が長いので空港に荷物を預けて散歩におでかけ。サンドイッチを買い込んで、奥さんお手製のお弁当と一緒に海岸でお昼にした。その海岸は遠浅の砂浜のようで、潮が引いた今は沼地のようになっている。よく見ると、すさまじい数の小ガニがぶわーっと砂の表面を歩いているのに気づく。歩いて近づくと、足音を察知するのか、姿を見てか、クルクルっと砂の中にもぐっていき、近くについたころにはあれだけいたカニの姿がすっかりなくなってしまう。カニで遊んでいたら、そろそろ出発の時間になった。

 リフー行きの便は、イルデパン行きの便とちがって人が多かった。空港もイルデパンよりも観光が盛んなのか活気がある。

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 空港には南国風の音楽がかかっており、掲示板や広告もいっぱい。ドレウ・ヴィラージュの送迎バスが来ており、スムーズに空港を出発できた。ホテルに着くまでの道路から町並みを見ると、イルデパンの道と違って、人が多く、片側一車線ずつそろっており、よく整備されている。

 ドレウ・ヴィラージュに到着。ドレウ・ビラージュは窓のすぐ外がきれいな白い砂浜なのでロケーションは最高だ。ナタイワッチと違ってキッチンがないので料理ができないのは残念だけど、近くに大きなスーパーもあるので問題ないだろう。

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窓からの風景