冬休み旅行10日目: 夜のローマ観光

■ローマの朝

朝から奥さんの具合が悪いので、無理はせず夜まで家やネットカフェでおとなしくすごした。ここまで旅をしていると、体もつかれるというものだ。

夜、奥さんの具合がある程度回復したのを確認してから、観光地を見に出かけた。

ローマすごい。バスで移動しているだけで、いかにもローマという感じのすごい遺跡が、普通の町の風景に混じってわんさか見える。



あっという間に、ヴェネチア広場に到着。



歩いて、コロッセオに向かう。


コロッセオ前にて。


奥さん「見てみて!ペガサス流星拳♪」
「お前って奴ぁ・・・」


コロッセオの隣の何か。


これまた有名な、スペイン坂。


トレビの泉。

ちょっと見てまわっただけでこれだけのものが見られるなんて、ローマはすごいぞー!

■ローマ 話しているときに目をあまり合わせない青年の家 泊

冬休み旅行9日目: フィレンツェのマーケット

■フィレンツェ観光


昨日はドゥオモに入れなかったけど、今日は中に入って一番上まで上がってみた。ドゥオモの頂上に続く階段は400段近くて、この老体にはこたえたが、最高の景色!!ちなみに頂上には日本人いっぱいいた。そろそろ日本も年末の休みだから、新婚旅行に来ているのだろう。ところで日本人、ドゥオモの壁に、名前書きすぎ。

今日はマーケットもやっていました。奥さんはかわいい手袋を買うことができて、とても満足げ。実は、僕と出会ったときにもここで以前かった手袋をしていたらしいのだが、それはいつの間にか片方だけなくしてしまったらしい。それで、片方だけ大事にもっていたらしいのだが、これでようやく両方そろったのが買えたね。

ちなみに、こちらでは、股間にダビデ像のアソコがクッキリ描かれたトランクスが売っています。ちなみに派生バージョンとして、より立派なモノもありました。すごく色々なところで見かけたので、大人気の売れ筋商品なのかもしれません。コラー!誰だ、買っているのは!!

■フィレンツェから、ローマへ

再び新幹線的なモノに乗って、今度はローマへ。ローマではB&B(ベッド・アンド・ブレックファスト=軽いホームステイ的なもの)に泊まることにしていたのだが、この家の主人、明らかに根暗な若者。殴ったら僕でも勝てるな・・・そう思うと、勇気が沸くのであった。今日はおとなしく、たまった洗濯物を洗ってから寝た。

■ローマ 弱そうな青年の家 泊

冬休み旅行8日目: ヴェネチアから、フィレンツェへ

■ヴェネチア出発

本日は早朝から出発でございます!

ポステにはがきを出して、駅に向かった。


これが、ポステ。


ユーロスターという新幹線みたいなもの。かっこいい。


なんだか、まずそうな飲み物を買ってみた。


なんだこれ。まずっ!

ユーロスターは、テーブルがあり、電源コンセントまでついているいなせな野郎だ。便利だ・・・。
奥さんは、テーブルを活用して、レシートを集めて予算のチェックをしている。
しかしそのうち、予想通り乗り物酔いしたらしく、青い顔をしていた。

■フィレンツェに到着

ホテルへのチェックインを済ませて、散歩へ出かけた。フィレンツェはそこまで大きくないので、歩いてドゥオモへ。


これがドゥオモ。こんなに巨大なのに、驚くべきほどに、壁の模様が細かい!本当は中に入りたかったんだけど、今日は開いていないみたい。さらに、このあたりに屋台のマーケットが出ていると聞いていたんだけど、これも今日はやっていないらしい。フィレンツェに行く皆さん、予定は事前にチェックしましょう(汗)。

レストランに入って昼食を取ったが、ヴェネチアよりかなり安い!これはヴェネチアが異常なんだなあ、きっと。

夜までネットカフェを使い、晩御飯はホテルの横にあるお店でカレーを買った。ひさびさにイタリアン以外のものを食べたが・・・やっぱりアジアン・フード、最高です。

■フィレンツェのホテル泊

冬休み旅行6日目: ベネチアの物価は高い。

■ヴェネチア

ベネチアはむちゃくちゃ物価が高い!駅前で、2000円のパスタを頼んだら、一口で食べ終わってしまった・・・。いや、実際には二口だったけど。がっかり・・・。

今日はクリスマスイブなんだけど、僕はネットカフェで仕事。奥さんは具合が悪いらしく、家で休んでいた。旅は長いので、無理は禁物です。



夜は、リアルト橋の横のレストランでイカスミのパスタを食べた。おいしい。しっかし、どう抑えても、やっぱり二人で6000円はするねぇ。

■ヴェネチア アパート泊

冬休み旅行7日目: ヴェネチア、ムラノ島

■ヴェネチア

ムラノ島という、ヴェネチアングラスで有名な離れ島があるということで、行って見た。


しゃむい。


奥さんは、アクセサリー屋さんでペンダントをお母様に買っていた。僕は何を買っていいのかよくわからないので外で待ってた。

でも、クリスマス休暇のせいで、お店はほとんど開いておらず・・・。クリスマスマーケットを以前やっていたであろう痕跡だけが残っていた。残念だけど、人ごみばかりよりはいいよね!


今日はクリスマス、ということで、今夜もリアルト橋の横のレストランへ。僕は再び、イカスミのパスタだ!奥さんが安いと思って頼んだ魚が一品35ユーロ(5000円)であったことが発覚し、奥さんはえらく凹んでいました。でもこれは店員さんがひどい!!!この料理は、店員さんがメニューを指差しておすすめしてくれたもので、そのメニューには7ユーロって書いてあったわけです。奥さんが本当に7ユーロですかと聞いた時、そうですと言っていたのだが・・・。実は、重さあたりの表現だったのだ。これは不親切だよねえ!でも、「おいしいから気にしないで食べようよ」、といって気分を変えて食事を楽しんだ。

■ヴェネチア アパート泊

冬休み旅行5日目: 寝台列車でヴェネチアへ!

■ザルツブルグ駅


これがうわさの寝台列車でございますー!うおー寝るぞー!!!


広いじゃないか。隣からいびきが聞こえてくるじゃないか。


なにやらボタンがいろいろあるじゃないか。

そして電車が出発。電気を消すと、外は静かな、青い世界。満月が白い雪の大地を照らして、息をのむような幻想的な田園風景が、ずっと、続いていた。

■イタリア・ヴェネチア到着

朝になって、電車の従業員がコーヒーをもってきてくれた。うーん、良く寝た。荷物をバッグに入れて電車を降りた。ここが、イタリアのヴェネチア。アパートの管理人が、鍵もって迎えに来てくれて、アパートまで案内してくれた。



これがアパート。広くてきれい。


ヴェネチア、すごいね。本当に、川の上の町だ。今までみたどんな町とも、ぜんぜん雰囲気が違う。とても気に入った。町は複雑に入り組んでいて、地図がないと本当に迷ってしまう。みよ、この生活感。洗濯物が・・・。


どこにいこうかな?クリスマスはオフシーズンだからか、ぜんぜん人がいない。


車も、バイクも、自転車すらも見かけない。みんな、本当に船のバスを利用しているんだなあ。


俺も、海の男だ!バスでいくぜ。


なんか有名らしいリアルト橋。


なので、記念撮影・・・をしてあげる、奥さんの図。


どこへ行ってもこんな風景。すごいなあ。





ベネチアングラスのお店のディスプレイ。ちなみにこれ、手作りなんですがめちゃめちゃ小さいんです。アリも、実物大に近いぐらい小さい。糸のような細い触覚も、ガラスだというから驚き。


これも、全部グラス。全ての人形は、小指の指先ぐらいの大きさしかない。


そんなヴェネチア、クリスマスツリーまでガラスです。やりすぎ!

■ヴェネチア アパート泊

冬休み旅行4日目: オーストリア・ザルツブルグ

■朝:ザルツブルグ

ザルツブルグは一泊だけなのに、お昼近くまで寝てしまった。でもまあ、のんびりいきましょう・・・ということで、カフェに入る。どうやら、ザルツブルグでは、カフェでデザートなど食べながらのんびりするのがオシャレらしい。

ぼくらもランチ・デザートをカフェでとり、3時間ぐらい居座った


ランチも見た目がすごくかわいい。さすがだ。奥さんはキャベツのスープとハーブティーを堪能したもよう。

ちなみに、けっこう犬をつれてくるカフェに来る人が多いのに気づく。犬は、座席の下のスペースでおとなしく寝ている。おりこうさんだなー。

とりあえずヒマなので、ザルツブルグのクリスマス・マーケットにも行ってみるが、ミュンヘンほどのすごさではなかったかもしれない。奥さんはなにやらピンク色の塩を買っていたようだ。なんに使うのかな。僕はよくわからないのでバーガーをぱくついていた。



近くにあった教会によって、ローソクなど二人でともしてみた。


こちらではタマゴ型のツリーの飾りが人気らしい。すごいね。

今夜は寝台列車なので、夜中まで時間をつぶさなければならない。寒いので、またカフェに入ってのんびりした。出るときに、奥さんがチップを払うやいなや、店員さんが固まった。でも、すぐに笑顔でお礼を言ってくれた。それを見た僕は、

「君、チップ、いくらわたした?あげすぎてない?」
「あれ?あ、計算、間違えちゃった!」
ま、長く居座ったから、よしとしましょう!

そして、寝台列車に乗るべく、駅に向かった。


ザルツブルグの夜景。

■ザルツブルグ駅へ

冬休み旅行3日目: ソーセージにはまる

■ミュンヘン

朝ごはんをホステルで軽く食べてから、レジデンツ・ミュージアムという美術館へ。

その後、どうしてもまた白いソーセージが食べたくて、適当にレストランに入った。

そしてまた、このソーセージがうまい!!!ミュンヘンの白ソーセージは絶品ですなあー。

デパートでクリスマスの飾りを見ながら、記念写真。

ドイツの町並みは、すごくきれい。

そういえば、ドイツはものすごく町の外観を気にするようで、大きな建物が工事中のときは、建物に巨大なカバーをして、カバーに建物の絵を描くという面白いことをしているのを何度か見た。ついでに広告が入っているときもあったけど。美観を損ねない工事なんだねー。

■オーストリア・ザルツブルグのホテルへ

その後、ドイツの中央駅から、ザルツブルグへ移動した。電車で2時間ぐらいなので、すぐついた。

今度は、ふつうのホテルです。中はすごくきれいだった。

■ザルツブルグ ホテル泊

冬休み旅行2日目: ドイツ・ミュンヘン到着

■アイルランドの空港からドイツ・ミュンヘンへ

ミュンヘンに到着。ミュンヘン、寒すぎだろ。

飛行機を降りたらマイナス10℃の外気温が僕たちを襲う。ボストンを離れて暖かくなるかと思いきや、これはいったいどういうことなのおー!

そんなぼくのガッカリ感を気にも留めず、奥さんは生絞りオレンジジュース自販機にとびついた。お金を入れると、オレンジが二つに切られて自動的に絞られるというすごいマシーンだ。

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でも、飛行機を降りてうろうろしていると、親切なドイツ人が英語で話しかけてきてくれる。すごいなー。みんな英語話せるし、そしてすごく親切だなー。ドイツ、早速気に入ったぞ!

そして、ホテルに到着・・・って、ユースホステル!?

奥さん「面白そうかと思って、ミュンヘンだけホテルじゃないの!」

ふむ・・・確かに面白そうじゃん。ユースホステルにとまるなんて初めてな気がするので、どんなものかちょっと試してみよう。

ユースホステルにつくと、まず当然のようにほかの皆さんと同じ部屋。男も女も一緒で、ベッドで仲良くしているカップルもいる。アメリカ人の高校生が多いようで、受験の話などでもりあがっている。ロッカーとかもない。あるのは、薄いブランケットがついたベッドのみ。荷物を置いてしばらくすると、停電した。そう、停電ですよ、停電。いやー、こういうトラブル大好き。アドベンチャーって感じでついエンジョイしちゃう。とにかく、ワンダーランド。これは面白くなりそうだ。

消えた電気を笑い飛ばしつつ、僕たちは町を見にに出かけた。寒いので足早に・・・。奥さんは、さむさに耐えかねて早速あたたかい靴を10ユーロで購入。でも、まわりのドイツ人は平気そうに歩いている。さすが北国の民族ということろか。ちなみに、赤信号で、車が来ていなくてもちゃんと待つあたりは、国民性を感じる。

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クリスマスマーケットに到着。クリスマスマーケットでは、ソーセージなどの食べ物や、おかし、クリスマス用の飾りなど、色々なものが売っている。夜になってくるとお店のライトがとてもきれい。

僕はミュンヘン名物白ソーセージを買ってみたが、うまい!!!

ちなみに、ユースホステルに戻ったころには電気はついていました。

■ミュンヘン、ユースホステル泊

冬休み旅行1日目: グロッキーな旅立ち

■序章

 「ボストンは東海岸でしょ。ヨーロッパは近いから、冬休みはヨーロッパに行きたい!」
 試験勉強中で余裕がない僕に、ヨーロッパ好きのウチの奥さんが言う。

 「ああ、うん、まかせる」
 というわけで、僕が勉強で忙しいため、旅程からホテルまですべて奥さんが一人でコーディネート。

 日程を見た最初の感想。
 「3週間って・・・長くねぇ!?予算とか大丈夫?」
 「でもこれぐらいないと、行きたいところに行くのはきっと無理なんだと思う!」
 試験中である僕は詳細を確認する余裕もなく、GOサインを出すのであった・・・。

 こうして、ドイツ・オーストリア・イタリア・モロッコの冬の旅が始まる。

元気いっぱいの奥さんは、試験が終わってノックアウト状態の僕を引きずって、アイルランド経由・ドイツのミュンヘン行きの飛行機に乗り込んだのであった。さて我らの旅の行く末は如何に?

■ボストンからアイルランドへ

僕たちはアイルランド経由でミュンヘンへ向かう。

行きの飛行機の中は、ブリティッシュ?アイルランド??なまりの英語が飛び交う。アメリカでもアウェーゲームだが、さらなるアウェーの予感。

しばらくして、食事の時間がやってくる。なぜか、奥さんにはほかの人より先にご飯が配られた。

「あれ、なんで先にもらってるの?」
「私、ベジタリアンメニューにしたの!楽しみー。おいしいといいな!」
「へえー・・・(まずいと思うけど・・・)」

そして、僕たちは機内食を食べ始める。しばらくして、奥さんは僕のお皿をじっと見ながらこう言った。
「ねえ、これ、おいしくない・・・」

ひまなので、シートについているオセロゲームをやってみる。でも64対0でコンピュータに勝った。なにこの弱さ!?しょうがないので、ハリーポッターの映画を見てみる。なにこれ、日本語じゃない・・・あたりまえか。すぐに飽きて寝た。

夜中に、アイルランドの空港に到着した。周りはみんなBritish English。完全にアウェーだ。トイレの近くの自販機で、ソニーのデジカメが売っている。アイルランド人の計画性に何が起こったんだ?そして僕たちはミュンヘン行きの飛行機に乗り換え、出発した。