奥さん、初めてのネットワーキング の巻

ボストンで日本人の奥さん友達が欲しいということで、元祖ひきこもりのうちの奥さんが勇気を出して、オンラインコミュニティであるミクシィで、ボストン在住の日本人の奥様方に挨拶のメールを送ったらしい。

うちの奥さんは知らない人に連絡するとかすごく苦手なので、こんなことをするのは初めてらしく、緊張して丁寧な文章を書いたようだ。うまくいくといいね・・・とかげながら応援していたのだが、せっかく勇気を出してメールをしたのに返事すら来ないらしく、本人はがっかり・・・。

 

なぜだろう、自己紹介文は普通なのに。

 

念のために、彼女のプロフィールを今一度見てみた。

 

 

注)

 

これは、「あたかもこの人はねずみ講にはまっている人だ」と思わせるように、イタズラで書いた紹介文です。

引越ししていたら・・・

腰を痛めちゃった。

その結果・・・

目の前に広がるのはひたすら天井。まだ天丼だったらいんだが。

朝起きてから、ベッドから動くこともできず、おなかの上でメールを書くことぐらいしかできない。トイレに立つのが最大の難関となっております。僕は子供のときから背骨のひとつがずれているので腰を痛めやすいのだが、今回のが一番痛い・・・。明日は動けますよーに。

というわけで、ダウンタウンの仮アパートを引き払い、引っ越しました。新しいアパートは、ハーバード大学のすぐ裏です。最寄り駅もHarvard。卒業生に図書館とか使わせてくれるといいな。

人生はドラゴンクエストである。

はい今回も駄文です。しかもドラゴンクエストシリーズをやったことがない人には全く意味がわからないと思いますので覚悟してください。

けっこうゲーム好きの僕は、子供のころ、ファミコンのドラゴンクエストが大好きだった。特に転職したり、仲間を入れ替えたりできるという画期的システムがつまったドラゴンクエスト3は面白くて、スーパーファミコンでリメイクされたときも何度もやってしまった。そんなわけで、大学生になってもドラクエをやっていたのだが、レベル上げというのはひたすら同じような敵を何時間も倒しつづけるという繰り返し作業で、あんまり面白くない。

そうして何時間も、ひたすら時間をつかってレベル上げをしているときに思った。「せっかく時間をかけて、レベルを上げて、いい武器を買って、呪文を覚えて、すごく強くなってもゲームが終わったら何も残っていないじゃないか。だったら、現実世界でレベルを上げたほうが、かっこいいんじゃないのか?でも現実世界で強くなるって何?」

うーむ。

お金をかけて強い武器を買うより、お金をかけて専門学校に通って強い資格とか取った方が、人生のレベルあがんない?イオナズンとか覚えるより、英単語いっこ覚えたほうが強くない?装備という意味では、いいパソコンあればいいよね。

そう思ったら、ひょっとしたら仕事という面において人生はドラゴンクエストみたいなものではないか、と思い始めた。それから、卒業する前まで、簿記とか情報処理技術者の資格とか取る度、ひそかに「ちゃらららっちゃっちゃっちゃーん。レベルがひとつあがった!」と、思っていた。

そこからの仕事人生もだいたいドラクエである。

コンサルティング会社は、まさにドラクエ3のルイーダの酒場(キャラクターの登録所)であった。

ルイーダの酒場に行くと、名前と職業が登録されたリストがある。冒険に必要なキャラクターは、頻繁に主要メンバーとして使われるため、どんどん経験値が上がっていく。経験値があがればどんどん強くなる。そのままその職業を究めることもできるし、一定レベルに達すると、転職をして新しい能力をつけられるようにもなる。一方、使われないキャラクターは冒険に誘われず、レベルが低いまま酒場で待つことになる。呼ばれないからレベルがあがらないし、レベルが上がらないから呼ばれないということで、いつの間にか登録から消されてしまう。

コンサルティング会社に入社すると、名前と過去の職業(新入社員は何ができるか)がリストに登録される。プロジェクトに必要とされている人材は、頻繁にいいプロジェクトに誘われどんどん実力をつけていく。実力があればさらにおもしろいプロジェクトに入れるようになり、さらにレベルがあがっていき、給料も上がる。そのまま昇進していくこともできるし、転職の声もかかるようになってくる。一方、優秀ではないと思われているコンサルタントは、プロジェクトに誘われず、実力がつかないまま暇つぶししながら待つことになる。呼ばれないから実力がつかないし、実力がつかないから呼ばれないということで、いつの間には「そろそろ辞めてはどうですか」と声がかかるようになる。

良くも悪くも、完全に同じシステムである・・・。

コンサルティング会社を辞めてからも色々冒険を繰り返しているが、新しく強い仲間が加わったり、仲間が抜けたり、新しい裏の世界(国とか)に行けるようになったり、結婚して子供ができたり(ドラクエ5)と、なかなか現実の人生もイベントが盛りだくさんで、なかなか飽きがこない。

10年ぐらい仕事していて最近気づいたのは、現実の人生でも、がんばってレベルを上げて次のステージにいくと周りの敵がさらに強いので(周りの人のレベルがさらに高いので)、いつまでたっても全然楽にならないということ(逆に、周りの敵が弱いと思っている場合は、倒しても経験値が上がらない敵と戦っているだけなので、いつまで経ってもラスボスには近けないだろう)。僕も早く、「これぐらいレベルが上がればラスボス戦に挑めるな」と思うぐらいのレベルに達したいものである。

といっても、現実にはラスボスへの道ははるか先だ。というのも、最近の悩みは「転職するとレベルが1に戻される」という、現実の転職でも本当に当てはまるシステムである。僕の仕事は今までの仕事とかなり違うので、まさにレベル1に戻ってしまった。早くレベル20ぐらいまでにはしなければ!と焦る今日この頃である・・・。

ところで、いつも「敵が強すぎる・・・」と実感しているのは、僕の戦い方のせいでもある。僕はどちらかというと、「レベルが十分に達する前に強い敵が出る町に行ってしまい、死
にそうになりながら苦労するタイプ
」である。人によっては、「十分レベルが上がってから堅実に次の町に進むタイプ」もいるし、「効率よくメタルスラ
イムだけ倒して、ぱっぱと先にすすむお利口さんタイプ」など、色々な戦い方があるわけだが、僕は興味本位ですぐ動くし、できそうにないことはやらないというポリシーなので、いつも残り体力が少ない。

みなさんはどういう戦い方をしているのでしょうか?

それでは皆様、よい週末を。

日本を離れてはや3年

ちょうど、日本を離れて3年が過ぎた。3年前から今日まで、日本にいたのはごくわずか。3年前までずっと日本で生きてきたのに、急に日本に帰らなくなって3年もすると、不思議なことに色々な意味で日本の生活がすごく遠のいてしまって、とても非現実的な世界に思えてくる。

  • 朝起きて、テレビをつけたら、元気なアナウンサーの女性が日本語で、東京の天気を摂氏で説明する。家を出て大通りを歩くと、コンビニがところ狭しと並んでいて、ごみの日には道端にごみ袋が積みあがっている。大通りでも小さな八百屋があって、店の前には古ぼけた冷凍庫があって、ガリガリ君とかピノみたいなおいしい、小さいアイスがならんでいる。ドラッグストアには手書きで「特価」と書いたおよそ薬と関係ないものが並ぶ。壁、電信柱、看板、とにかくあらゆるところに文字が書いてある。空は建物と電線で埋まっていて見渡すことはできなくて、青空のはずのときでも白くもやがかかっている。道路には人が双方通行できっちり分かれており、身なりはきちんとした人たちが早足で歩いたり、銀行でお金を下ろすために列に並んだり、ぱっと方向を変えてコンビニに向かったり。
  • 電車に入ると、教育に悪そうな中吊り広告と、英語学校の宣伝に埋め尽くされていて、周りを見渡すと黒一色の髪の海が見える。窓の外を見ると、線路沿いにならぶ木造とトタンでできた古ぼけた家屋の外にはよく洗濯物が干されている。
  • 夜の細い道の街頭、お茶が並んだ自動販売機とその光に集まる虫。レストランに入ると、知らない人に話しかけてはいけないので、一人の人はみんな黙っている。コンビニには異常なまでに立ち読みしている人が並んでおり、外には学生がたむろしている。裏道に入ると、リスが走る姿はなく、かわりに?猫とカエルがいっぱいいて、民家の網戸の向こうには手に届くぐらいの距離に、居間でTシャツでおじさんがねっころがってテレビを見ている姿が見える。空を見上げると、やっぱり星はほとんど見えないんだけど、夜でも空が青く見えて、白い雲が浮かんでいるのがはっきり見える。なんだか、切ない日本のにおいがする。日本のテレビとか、風鈴とか、日本の音がする。
  • 家に帰ると、日本らしい小さな食器にのった日本らしい食事がでてきて、麦茶がでてくる。テレビをつけると日本語の番組が流れる。ごはんを食べたら、お風呂に肩までつかることができる。湯船を出たら、湯船の外でシャワーを使って体や頭を洗うことができる。お風呂から出て、部屋のカーテンを開けると、目の前には隣の家の壁がすぐそこに見える。ベッドに乗って、携帯電話を開くと日本の友達の名前が並んでいて、電話すると、「もしもし」と聞こえてくる。

日本のみんなは、こんな夢みたいな生活をしているんだよなあ、うらやましいなあ、と思う。本当に、全てが非現実的な、映画の中の世界のように感じられてくる。

いざ日本に戻ったら、きっと僕はたった3年の間に、僕のしらないところで起こった変化に、きっと色々と驚くんだろうし、たった3年の間に僕自身がどう日本的にズレてしまったのかも心配。どういう気分かというと、こんな感じ。ひたすら前だけ見て山の絶壁を登ってきたら、地面が遠くて振り返ると怖くなる、怖いけど地表の村に戻ったら安心して休めるだろうと思う、でもこの山を越えずには帰れないからやっぱり登り続ける・・・みたいな。

ちなみに、この山、どこに続いているのか、全然わかんない。頂上が本当にあるのか、向こう側はどうなっているのか、僕は地表(日本)に戻る日が来るのか。日本に住みたくなったら住むし、アメリカが嫌になったらヨーロッパかどこかに行くのかもね。気が向いたふうに生きると思う。

高校を出たとき、英語もできないくせに、「僕は世界のどこでもやりたい仕事ができるようになれるだろうか?」と思った。当時はその考え自体が非現実的だったが、実験している間に現実と非現実が逆転してしまい、日本の世界が非現実的になってしまったねえ。といっても、まだまだ思ったよりはるかに大変だということがよーくわかったので、これからも大変だ。だけど面白そうなので、もう少し色々やってみようと思う。

でもやっぱり、そろそろ日本が恋しいなぁ~。

検索ワード ふたたび

さて、久々に、「どういった検索キーワードでこのブログに人が来ているのか」を調べてみました。

猫系

  • 不良が猫に優しい理由
  • 猫 餌をあげてもなくのはなぜ?

#知りません。

受験系

  • 英語ができなくてもハーバード

#英語ができなくてハーバードに入ることはお勧めしません。(経験者談)

  • gmat 撃沈

#君も撃沈したか・・・検索したい気持ちはわかるぞ。

明治大学系

  • 明治大学ってカッコいい??
  • 明治大学 バカが多い
  • 明治大学 落ちこぼれ
  • 偏差値最低 明治

#一番上の質問に、下の3つが答えている気がしますが。。。「バカと落ちこぼれが多いし偏差値も良くないのも含めてカッコいい」というのが僕の解釈ですが、そうは世論が下ろさないかもしれません。ところで、どうして人々は明治を罵倒するキーワードを検索するのでしょうか。明治を見下したい人が検索しているのか?一番上は明治の人が検索しているのかもしれないが、「?」が2つある辺り相当自信なさそうですね。

愚痴系

  • 不景気でやってらんねえ〜

#まあまあ落ち着いて。

検索エンジンがよほど性能が悪いのか系

  • 『スーパー親父バンドフェスティバル2006』 ふくちゃん

#意味がわからなすぎてコメントできない。絶対こんな日記書いていないのにどう勘違いしたらこのページにたどり着くのか。もう3年前のイベントをなぜ今検索したのかが知りたいわ。しかもオヤジバンドがフェスティバルなんだから手に負えません。

僕への攻撃系

  • 極貧中年
  • 洋吉 うんこ

#あたいが悪かったから、もうやめて・・・

People

アメリカに移住してから3年間英語の環境で生活しているので、ヒアリングで困るというシチュエーションはもうそんなにないのだが、今だに英語で困る時がある。

そして、その「時」は、毎週金曜の昼にやってくる。

金曜日は職場のみんなで会議室でご飯を食べる。このランチではバックオフィス系の女性が主勢力となるのだが、この女性のみなさんが話をする内容は、だいたいテレビの話、映画の話、芸能人の話などのゴシップ系である。普段はおとなしいMelissaとかもアツくなって叫んでいるので、よっぽど楽しいのだと思う。

わからねぇ。

ビジネススクールに入って一日目の授業と同じぐらいわからない。もちろん、固有名詞がわからない、というのもある。だれだれの妹の彼氏がなんとかかんとかで最低なのよ絶対性格悪いよ演技だけであそこまでやれないしねーでも知ってるあの人のまえにつきあってただれだれはなんとかのシーズン3にでててその人が昔つきあってただれだれがうんたらかんたらとか知るか!という感じだが、それを差し引いても彼女たちが興奮しながら使いこなす、ビジネスでは出てこない言い回しははっきりいってむちゃくちゃ難しい。この会話についていけるようになったら僕も英語力に自信がつくであろう・・・。

そんな僕に、マネージング・ディレクターのDaveが助言をしてくれた。

「Peopleって雑誌知ってる?君に必要なのはソレだ!買ってこい!」

なんだろう・・・日本でいう女性セブンみたいなやつか?確かにどこのコンビニにもスーパーにも置いてあるな・・・。これを買えば僕の英語力も次のステージへ進むだろうか?

精進します。

家、探してます

今は時間がなくて適当に決めた家具つきアパートに住んでいるが、家賃が高いのでそろそろ次の家を決めたい!借金をまだ全然返せていない事を反省し、今度はできるだけコストを押さえたいが、どうなることか?

意外と苦戦しているのが、ナマリ。そう、金属の。6歳以下の子供がいる場合、脳に悪影響があるということでペンキに鉛が使われていない家を選ばなければならない。ボストンは古い建物が多いせいか、安い家の多くでまだ使われている。そうなると、新しい家を選ばなければならないが、そうなると高い、というわけだ。

Brooklineはボストンのそば。スーパーやアジア食料品店も多く、場所としては住みやすい。しかし、場所がいいので建物がかなりしょぼい。そんな中でも今一番よさそうなのは、それなりに広いが古い建物で、上の階の足音も気になるし、いろいろと細かいところでぼろがでている。さらに半地下なので暗い。

同じような金額で、ボストンの南のQuincyに住むと、きちんとしたマネジメントオフィスがある、ずっときれいな家に住める。しかし、ボストンから少し遠い上に道が混むので交通の便が悪いし、基本的に周りに何もない。

そんなわけで、悩みは尽きません・・・。早く決めたいなあ。

ワーク・ライフ・バランス

今日はたまたまボストンに来ていたHBSの同級生、こっちゃんカップルとあっちゃん夫妻と一緒に飲茶にでかけた。こっちゃんとこは夏に結婚、あっちゃんとこは夏に出産予定ということで、めでたいことばかりですなぁ~。

こっちゃんのIFCの仕事もうまく行ってそうで楽しそう。IFCの「利益を出す」というミッションと、「こういうときこそお金を出さなければならない」という社会的ミッションの矛盾しかねない二つの間での苦悩はあるみたいだけど、こういうときこそIFCの役割が重要になる。ぜひ、世界のためにがんばってほしい!IFCのほかの皆さんもすごく元気にやってるみたい。あっちゃんとこのNYのヘッジファンドも調子がいいようで何よりだ。つぶれているヘッジファンドも多い中、すばらしい。二人とも、最高のタイミングで投資銀行から抜けてキャリアアップを実現したねえ。

で、たまたまワーク・ライフ・バランスどう?という話になった。結論としては、みんなクチをそろえてアメリカは最高、という話になった。確かに、MBA卒のようなビジネス側の仕事でも、アメリカでの仕事は9時に働き始めても6時には帰れる事が多い。確かに、ベンチャーでも、ベンチャーキャピタルでも、6時になったら誰もオフィスにいないのは普通である。ヘッジファンドで働いていたときも一緒だった。TPGとかBain Capitalに行った同級生はアメリカでも忙しそうだけど、あとの皆さんは普通に6時に帰っている人が多いと思うなあ。

僕も日本にいたときは、朝6時に帰ることは月に何度もあったけど、夕方6時に帰ることは年に数回しかなかった。当時は平気だったが、さすがに家族いるともうそういうのはやめたい。日本の会社、従業員を働かせすぎだよね・・・。

寿屋も閉店

シリコンバレーにはNijiyaやMitsuwaをはじめ、大型の日本食材スーパーが多くあり、ダイソーなどの雑貨店もあれば、ラーメンとかの専門店も安くてレベルの高いものが何十店も存在するので重宝していたのだが、ボストンには日本食マーケットというものがほとんどない。雑貨店などないと思うし、ラーメン屋のような専門店もないに等しい。

僕がHBSに入ったときには、Central Squareの吉野家と、Porter Squareの寿屋が唯一の日本系スーパーだったが、吉野家は去年ぐらいにつぶれた。そして、今度は寿屋もつぶれることになったようだ。寿屋に関してはビルの持ち主である学校に追い出されて弊店という形であるようだが、これでボストンに日系スーパーが無くなってしまうというのはとても残念。

日本食材店なき今、残されたのは、

  • Reliable Market (45 Union Square Somerville, MA 02143) /韓国系 (冷凍食品も少しだけある)
  • Mirim Oriental Groceries (152 Harvard Ave, Allston, MA 02134) /韓国系 (超小さい)
  • Super 88 (1095 Commonwealth Ave Boston, MA 02215) /中国系 (おまけ程度)

というもので、お店で日本語が通じるというようなところではないし、やっぱり値段が高い。わが家はいつも日本食なので、日本食材専門店がなくなるのはとても悲しい・・・。しかし、吉野家がつぶれたところを見ても、やはりボストンには日本人が少なすぎてビジネスとしても成立させにくいのかもね。

まともな日本系のスーパーに行きたかったら、ニュージャージー州のMitsuwaに車で5時間ぐらいかけて行くしかない。頼む、だれか、起業して、Japan Townをボストンに作ってくれ!

ボストン生活 1週目

久々に行った日本食マーケットのしょぼさ・値段の高さとか、朝アパートを出るといきなり息が白かったりするのとかを目の当たりにし、奥さんと「帰ってきちゃったねえ~!」と本音をこぼす。まあ、去年の今頃はここで学生やってたわけですからね、そりゃ驚くとか懐かしいとかってほどでもございませんけれども。

ただ、ボストンといえばほとんどハーバード周辺とハーバードスクエアで過ごしていたので、実はボストン全体のことをよく知っているわけではない。なので、ダウンタウンに借りた仮住まいから会社に徒歩で出勤しているけど、ほとんど来たことがないエリアなので、都会とヨーロッパ調の雰囲気が組み合わさった町の風景もすごく新鮮で楽しい。ダウンタウン周辺は歩いてみると意外とすごく狭いので歩いていろいろいけることに気づいた。これからボストンでの社会人ライフも悪くないかも。

Globespanでの仕事はかなり面白くなりそうだ。ポートフォリオ(投資先)のベンチャーがたくさんあり、それぞれがユニークなテクノロジーを持っているので、どこの会社が何をしているのか学ぶだけでも大変だが、そもそもテクノロジー好きなので、こういうお勉強はとても楽しい。さらに、日本の会社とのネットワーキングも重要ということで、色々な人とお会いする機会があるのも楽しい。すでにポートフォリオのCEOから電話で相談を受けたりしており、アメリカのベンチャーのCEOたちと同じレベルで一緒に働けるというのも刺激的だ。

ベンチャーキャピタルは不景気の影響で厳しい業界ではあるし、10数名で1100億円を運用しているので個人の責任も重大ということで、ここで結果を出せるようにがんばろうと思う。

そんなわけで、新しいことだらけの1週間でした。週末は家探ししまーす。あと同級生のこっちゃんがボストンにきているらしいので、明日はチャイナタウンでランチです。