人生の成功
僕は「失敗ばかりしている」という話をよくするが、成功について話をしたことがほとんどない。 これはある意味当たり前で、僕が成功していないからである。 そもそも一般的な成功の定義を借用したとしても、成功者といわれるほど稼いでいないし借金も残っている。 そしていつもどおり、僕は一般的な成功の定義など興味無い。 僕にとっての成功の定義とは単純に、 死ぬ直前に「ああ、いい人生だった」と思うこと である。 理由は、成功したかどうかというのは結果の話だと思うからである。人生が成功したかは人生の結果がわかる時(死ぬ時)までわからない。 もちろん、人生の成功は大切なことで、そのために生きているわけだが、生きている限り成功したと思うことはないだろうし、死んだら成功もクソもないので普段気にしてもしょうがない。そもそも事故死したら成功したかなんて考える時間もないし。 今年の春に日本に帰ったときに、「古賀さんは自分が成功したと思いますか?」という、あまりにもへんな質問を頂いたので、ふと思い出して書いてみた。 答えはNoです。