人生の成功

僕は「失敗ばかりしている」という話をよくするが、成功について話をしたことがほとんどない。

これはある意味当たり前で、僕が成功していないからである。

そもそも一般的な成功の定義を借用したとしても、成功者といわれるほど稼いでいないし借金も残っている。

そしていつもどおり、僕は一般的な成功の定義など興味無い。

僕にとっての成功の定義とは単純に、

死ぬ直前に「ああ、いい人生だった」と思うこと

である。

理由は、成功したかどうかというのは結果の話だと思うからである。人生が成功したかは人生の結果がわかる時(死ぬ時)までわからない

もちろん、人生の成功は大切なことで、そのために生きているわけだが、生きている限り成功したと思うことはないだろうし、死んだら成功もクソもないので普段気にしてもしょうがない。そもそも事故死したら成功したかなんて考える時間もないし。

今年の春に日本に帰ったときに、「古賀さんは自分が成功したと思いますか?」という、あまりにもへんな質問を頂いたので、ふと思い出して書いてみた。

答えはNoです。

シンガポール vs 日米

どりあん!

・・・は、タクシー持込禁止。

・・・というわけで、シンガポール出張行って来ました。

ボストンからだと移動時間が30時間ということでけっこう長いフライトだったけど、機内で寝まくったのでわりと大丈夫でした。

まる4日間ということで短かったといえば短かったのだが、どの国にいってもハーバード・ビジネス・スクールの卒業生が政府、政府系ファンド、投資ファンド、コンサルティング、大手企業の要職に必ずといっていいほど入っているので、彼らにアポを入れて会うだけで大体国の裏事情まで把握できるのでとっても助かる。HBSは人数も多いからね。

政府組織であるEDB (Economic Development Board) の建物から。

眺めがいいはずが・・・シンガポールはよく雨が降るらしい。

シンガポールのすごさはうわさどおりで、すごかった。面白かった!

先進国っぽい町並みで、

奇抜な建物がよく見受けられて(ナンカ乗ってる!!!)

ホテルの朝食も世界中の料理が食べられて、

アジア料理もおいしくて、

コンビニには日本っぽいものも売っていて、

ショッピングモールはきれいで、

店のラインナップもすばらしい!

というわけで、ユニークで、面白い国だと思う。色々面白いと思ったことはあるのだが、今回は、日本・アメリカと比較して、間逆だなーと思ったところについて書いてみたいと思います!といっても所詮4日間の知識なので、もし勘違いがあったら教えてくださいませ。

1. 日本との比較

日本と間逆のところは、語りつくされているところだが、政府の戦略性だ。都市計画から富裕層・外資企業の誘致まで、ものすごく詳細に決まっている。恣意的に作られたすべての社会インフラ。お金によるアメ(補助金・低い所得・法人税)とムチ(少しでも政府が気に入らないことにはすごい罰金や認可料金が取られる)。全てが驚くべきほど戦略的に決まっている。

都市計画は全部政府がやっとります

こんな小さな国でここまで政府を戦略的にするには人材がボトルネックだと思うのだが、これもうまいことやっている。そもそも政府のほうが民間のより給料が高く億単位になったりする。国内の優秀な学生には豊富な奨学金とトップ官僚の席が用意されており完全に囲い込まれている。国外からはクレイトン・クリステンセン教授とか大前研一さんのような経営戦略のプロ(政治のプロではない)を招聘し、コンサルタントとして使いまくって国家戦略を立てている。細部の計画でも高額な経営戦略コンサルタントを湯水のように利用しており、駅の設計すらもサプライチェーンマネジメント(流ではなく流を最適化)の計画を立てさせるので異常なまでに効率がいい。

ラッシュだが、東京よりはるかにまし。あの山手線の混雑具合は

ちゃんと計画さえされていれば避けられたのかもしれない。。。

ちなみにこうした経営戦略のプロが日本をスルーしているのではない。日本政府が彼らをスルーしているのだ。そもそも、シンガポール政府は、クリステンセン教授の「The Great Disruption」という2001年の日本のイノベーションの弱体化と建て直しの為の戦略に関する論文を読んで、「シンガポールが日本のようにならないように早急に戦略を立てて欲しい」と依頼したのだ。そして日本政府は本論文をスルー。大前研一さんもシンガポールの国家アドバイザーだがそもそも日本人だし、日本向けの提案(道州制の導入とか)もがんばっているが、日本政府にスルーされている。まぁ既得権益にすがる人たちがそんな日本のためになることは許すまい(笑)。

いやーしかしこりゃ、シンガポールでビジネス立ち上げるなら、政府が嫌がっている事をやったら瞬殺されますな、これは。立ち上げるなら僕たちのようにベンチャーをやるというより、投資の仕事をお勧めします(笑)。

2. アメリカとの比較

アメリカと間逆のところ国民の幸せを政府がコントロールしている事である。アメリカでは、個人の自由意志によって決められている。

前述の政府のアメとムチはシンガポール社会に浸透した幸せの道しるべである。どう合理的に考えてもムチよりアメを受け取るべきであり、アメをたくさん受け取ったものが成功者でなので、要するに政府の言うとおりに生きることが幸せへの最短距離である。お金だけではない。シンガポールでは、どんな家に住んで、どこでどんな買い物をするのか、どこでデートするのか・・・ほとんどが政府によってコントロールされている。

国民にものすごく厳しい一方で、ふとゆるい部分が見受けられるが、これは意図的に作られたガス抜き用の抜け穴である。例えば、アジア人は路上の屋台が大好きだが、政府は露店のようなコントロールしにくい商売行動を許す理由がないので、ごく一部のエリアでだけ許可をし、残りの場所を全部禁止する。文化すら操作対象

カジノも一部では合法

シンガポールの幸せコントロールは露骨である。駅についていたのでちらっと寄ってみた政府の住宅ギャラリー(注:90%は政府が作った集合住宅)では、「あなたがここに住めばこんなに幸せです」という洗脳感まるだしの幸せそうな家族の姿がこれでもかとばかりにあちこちの壁一面に描かれている。こうやってあらゆるところで人々をコントロールするんだな。

        なにこのハッピー感

ちなみに、アメリカ人から見ると、「こんな飼育されているような人生は、本当の幸せではない」と思うであろうし、シンガポールで行われている政府による規制の多くがアメリカでは人権侵害で違法になるだろう。例えば集合住宅の話を続けると、各棟ごとに「人種別の残り収容可能人数」が決まっている(中国人何人、マレー人何人、インド人何人・・・)。人種によって家を決めるのはアメリカではEXTREMELY ILLEGAL・・・めちゃくちゃ違法!である。(アメリカでは差別を防止するために、すべての人種を平等に扱わなければならない)。

 

ハウジングオフィスの右上、電光掲示板をよく見ると・・・

上のほうに、Ethnic Available(入居可能な人種の残数)とある。

だが、本当に個人に任せる事が正しいのだろうか?結局アメリカでは人種による差別を禁止し、個人の自由意志に任せた結果、白人が住む地域と黒人が住む地域がハッキリ分かれてしまっている。シンガポール政府は強制的に共存させて政治的対立が起こらないようにしているのだがむしろこのほうが差別防止のためにはいいかもしれない。

なんにせよ、個人の自由意志に任せるからこそ社会が不幸になることもあるし、だからと言って何でも政府が決めるのが人権侵害というのは間違いではないし、結局どちらが正しいという問題ではなく戦略の問題であろう。ただ、とにかく間逆であるのが面白い。

というわけで、日本ともアメリカとも全然違う、とってもユニークな国なので色々な意味で非常に刺激を受けた。やっぱり現地に直接出向いてみないと本当の国の姿は見えないね。もっといろんな国で仕事をしないと、成長速度が鈍るばかりだなあ、と痛感した出張でした。

ちなみに、最近若い人がよくシンガポールに脱出するのもうなずける。シリコンバレーに匹敵する国際性で、日本食やアジア食もおいしい。英語も通じるし。別にどこの国でもよくて、手軽に国外脱出したいなら、たぶんシンガポールが楽だと思います。(最近は昔ほどは楽ではないみたいですが、それでもアメリカよりはずっと楽だと思います。)

余談:

奥さんに、「マーライオンを釣って刺身を持って帰ってきてね」頼まれていたので現地の会社の人にジョークでマーライオンのサシミをくれと頼んでみたら、「Mr. Koga、マーライオンは実在しないんです」と言われた。

すみません。

シンガポールに来ています

ちょっとした仕事でシンガポールに来ています。たったいま、ホテルに到着したところ。

シンガポールは以前より面白い国だと思っていたので楽しみです。政府、金融機関、現地企業の人などと色々とお会いして情報交換する予定です。

しばらくメールの返信などができなくなると思いますがご了承ください。

ハーバードでは試験中に全裸で校内を走るのが伝統

今回はちょっとだけ下ネタ系です。

わが母校であるハーバード大学では、毎年二回、学部生の男の子・女の子たちの有志が全裸で学校を2周する。

・・・ハ?

うん、本当に。靴は履くけど。10代の女の子ですら素っ裸!

Wikipediaにもちゃんと書いてあるし。

期末試験の最終日前夜、ハーバード大学では、学部生たちによる「産声(Primal
Scream)」が行われる。学生は男女を問わず服を脱ぎ、ハーバードヤードを2周する。2学期制のハーバード大学では、この行事が年2回開催されるわけだが、その1回は極寒を誇るニューイングランド地方の冬に行われることになる。参加者の中にはケープマスクを身につけるものもいるが、性器は丸出しのままである。ストリーキングが行われる周辺は見物者で埋め尽くされ、開始前には楽隊の演奏が群集を盛り上げる。

(↑わざわざ「性器」にリンクをつけんな)

写真:ハーバード大学のホームページより。何度でも言おう。そう、ハーバードのホームページより

これねえ、言っておくけどめちゃくちゃ寒いからね、冬の期末試験の時期!下手するとマイナス20度とか行くから。

しかし彼らはそれでも走るッ!!!ハーバードの伝統を守るためにッ!

どれだけバカだと思うかもしれない。だがちょっと待ってほしい。彼らは期末試験の最後の夜に走っているわけで、実際、精神的なプレッシャーと、時間的制約の中で校庭を走っているのだ。忙しい彼らはこうして2周走った後、特に騒ぐこともなくそそくさと寮の部屋に戻って勉強を続けるのだ。

・・・いや、でもやっぱりバカだわ、お前ら。

ちなみに、後輩に一緒に走ろうと誘われたが断りました。勝手に走れ馬鹿野郎。

人の市場価値

みなさんご無沙汰です!最近アクセスが増えてきたのでちょっと更新頻度落としてます。相変わらず知らないひとがいっぱいくるとびびる小心者なので、落ち着くのを待ってます(笑)。そうそう、今日ははじめて、リクエストに応じたトピックで書いてみますね。テーマは人の市場価値について、です!

コンサルティング会社にいる時に「おれはここでスキルを磨いてビジネスパーソンとしての市場価値を高めるためにがんばっているんだ!」みたいな話を何度も聞いた。

言っていることはわかる。生きていくためにはお金は必要。求められていることをやったほうが儲かる。それがビジネス。

それでも、僕は自分の価値を他人に決めてほしいなんて思わない。仕事には一度きりの人生の時間をたくさん費やしているのだから、自分の納得できる、自分らしい仕事をしたい。

どうして顔も見えない他人にほめてもらうことを目標にしなければならないのか。僕は、他人にお金で評価してもらわないと自分のやっていることに意味が見出せないような事をしたいとは思わない。

まして、市場というのは「他人の代表」である。僕は、そんな存在するのかしないのかもわからない奴に褒めてもらってもうれしくない。株式市場を見ればわかるが、他人の気持ちなんてものは変わりやすい、いい加減なものである。その市場とやらを喜ばせる事を目標にして生きるの?市場の気が変わったらあなたに価値は無し・・・そんな人生でいいの?

HBSにいたころ、サブプライムローンによる市場崩壊を予測したヘッジファンドの社長がゲストで授業に来た。彼は市場が崩壊するあっという間に数千億円儲かったらしいが、「みんなが苦しむ事を予測できたからという理由だけで大儲けした事についてどう思うか」と学生に質問をされ言葉を濁し、「私だって収入が多すぎて家族の誘拐のリスクが高まり普通の生活ができなくなってしまった」なんて言い訳をしていた。これを見ても、僕は市場価値があれば人生に価値があるなんて思えない。たとえば、小さな農家でおいしい野菜を作っている人が、ヘッジファンドの社長より「自分の仕事には価値がある」と誇りに思って何がいけないのか。脳の中まで資本主義に染まってしまったのか。

悪いけど、自分の市場価値を上げるために生きる人って、「魚市場で高く売られるために生け簀で太らされながら生きる養殖場の魚」みたい。いや養殖場の魚ですら太って築地で高く買ってもらえるよりも、きっと大きな海を自分が決めたように泳ぎたいって思っているだろう。

確かに市場という他人に評価してもらうと安心するから気持ちはわかる。それでも僕は、一度しかない人生を、存在すらしない他人のために生きるのはもったいないと思うし、市場の評価に惑わされることなく自分が誇りに思える仕事をやるべきだと思う。

というわけで今日はこのへんで。

そういえば来週はシンガポールです。相変わらず朝食からディナーまでスケジュールがほとんど埋まっており、ぜんぜん遊べなそうですが、仕事で行くのは初めてなのでとても楽しみです!

Zipcar顧問に就任しました

突然ですが、カーシェアリングサービスのZipcarの顧問に就任しました。担当領域はグローバル戦略です。これに合わせ、本日からGlobespanのDirectorの任務はパートタイムとなり、二つのポジションを兼務します。

ZipcarはGlobespanの投資先です。アメリカでもっとも熱いベンチャーのひとつということもあって、同社のハンズオンでCEOやExecutive Vice Presidentと一緒に楽しく仕事していていたら、いつのまにかこうなりました。まあ前からCEOにいろいろ打診されてたのですが。

日本向けの仕事をするポジションではないので0.1秒ぐらい悩みました(←短い)。日本と全く関係ない仕事をするのは日本の将来を考えるとどうなのだろうかと。しかし、国単位で物事を捕らえるのは視野が小さすぎてダサいかもしれないと思って気にしないことにしました。

世界にインパクトを出せる力をもった破壊的なベンチャーのグローバル展開がしたい!と思って生きているだけで、どの会社で働くかなんてどうでもいいので僕の中では自然な流れです。なんとなくノリ的に面白そうだし。キャリアプランなどないから常におもしろそうなにおいがする方向に進みます。

ちなみに、条件としてZipcarに提示したことは、

  • 世界をまたにかける、面白い仕事であること。
  • かっこいい役職 (cool position) であること。
  • 期間は適当。続けたければ続ける、やめたくなったらやめる。たぶん半年~1年ぐらい?

まじだよ。Zipcarのマネジメントに言ったからね、FunでCoolじゃなかったらやらないって。むこうは笑ってたけどこちらは凄くまじめである。

ちなみに英語もいまだに微妙な僕にこんな任務が務まるかどうかはよくわかりませんが、「できなそうなことからやる」のがポリシーなので、まぁやってみます。だめならだめでいいよ、クビにしてくれれば。

最近冒険が足りないと思っていたところなので、ちょっと気合入れて冒険しないとね。そんなわけで、明日ははじめてZipcarに「出勤」いたします。

がんばります。

P.S.   Zipcar関連のブログ記事はとりあえず非公開にします。一応それなりに責任があるので。。。

Harvard Business School Admissions Event in Tokyo

HBSの学校説明会が東京であるそうです。卒業生もくると思うのでご興味あればぜひ!(僕は参加できませんが・・・)

HBSに合格した日本人にはもれなくボストンのチャイナタウンで飲茶おごります。(笑)

Harvard Business School MBA Admissions cordially
invites you to attend an HBS Event in Tokyo, Japan designed to give
prospective candidates an opportunity to learn more about Harvard
Business School.

A member of the MBA Admissions Board will give a
presentation and HBS Alumni will be there to answer questions about the
MBA Program experience.

Date: Friday, June 25, 2010

Registration:
6:30pm

Presentation: 7:00-8:30pm

Attendance is limited. Please
register for this event online.

We look forward to
meeting you!

MBA Admissions

Harvard Business School

Boston,
MA 02163

人生のスケールを学歴に合わせてはいけない

グゥワクレキ!!

僕としては明治大学は決して恥ずかしい学歴だとは思っていないのだが、同じようなことをしているまわりの人の様子を見ると相対的にモノスゴク低学歴であるようなので、昔からあーだこーだと言われてきた。マッタク気にしてないけどネ!

だって、すごい人は、学歴など関係なくすごくてかっこいいじゃない。中卒とか高卒でもすごい人はいっぱいいる(→悪いけど、一流大学でても役に立たない人がいっぱいいる)。浪人や留年している人に限ってすごいパワーがあったりする。尊敬する。学歴は制約条件だが成功条件じゃない。成功したいなら、制約などぶっちぎればいいのだ。

そもそも、学歴がすごくないとできないことなどないと思う・・・そしてあるとすればそれは最高にダサイことなので、むしろできなくていい。

学歴のせいで第一希望の会社から内定がとれず、やりたいことができなかった?そんなものは「できなかった」のではない、「させてもらえなかった事に対する言い訳」だ。本来、目標を達成する方法などいくらでもあり、第一希望に内定もらえないなら第十希望の会社に入って、第一希望の会社の連中を見返すべく日々鍛錬するだけのこと(第一希望が通らなかったぐらいであきらめたのは本人の問題)。そして自分がいつかすごくなればチャンスは必ずやってくる。もし、「あなたにはすごい能力があるのですが、すみませんが学歴の都合でしてもらうことはできません」なんて会社があるとすれば、そんな会社はほっときゃつぶれるので行く必要はない。まあ、「学歴さえあればどうにかなるレベルの仕事」をしている人もいるのだろうが・・・そんなので面白そうな仕事があるんだろうか。

学歴に意味がないといっているわけじゃないよ。他人を評価するときにバカでも使える指標なので便利だよね。採用の一番簡単なところ(書類選考)を担当しているレベルの人でもまあ学歴がいいか悪いかぐらいかはわかるので、エントリーがいっぱいあった時でも早く帰るためによりどころにするのにちょうどいい。そんなレベルの戦いで、人生の方向性を他人に決めて欲しいと僕は思わないけどね!

とまあ、まあ言いたい放題言っているけど、要するに、いわゆる一流大学に行かなかった皆さんに一言いいたいわけです(自分も含めて)。

人生のスケールを学歴に合わせてはいけない

学歴とは「他人が自分の限界を決めるためのもの」で、自分が自分の限界を決めるのに使うのは馬鹿げていると思う。自分の限界は他人じゃなくて自分がコントロールしているんだから自分が信じる可能性で決めて当然。にもかかわらず、学歴レベルにあわせて自分の可能性を見殺しにし、学歴相応のことにしか挑戦しない人が多すぎる!ハーバードのMBAがすごいとはマッタク思わないが、ハーバードのMBAの過去100年の歴史で明治大学からの入学者が僕だけというのはどう考えてもおかしい!(統計的には僕のアタマがおかしいのだと思うが、それでも言いたい。)

確かに僕の実際の学歴は一流じゃないけど、せめて自分の人生は誰にも負けないぐらい一流なんだって信じて、そのハート、志に合わせたスケールで生きていきたい。まだまだ人に自慢できるような人生じゃないけど、だからこそまだまだチャレンジしないとね。

特にMARCHレベルの皆さん、一緒にがんばりましょう(笑)。きっと僕たちにもできるよ。

Toilet Bowl Mentality

Toilet Bowl Mentallityというのは、NeuroSkyという、脳波測定機器ベンチャーのCEOのスタンレーが言っていた言葉。

要するに便器根性という意味である。

アントレプレナーである彼は、資金調達のためにいろいろなベンチャーキャピタルを回ったらしいのだが、当然ながら、ほとんどの場合は断られる。

ビジネスモデルがだめだ、チームがだめだ・・・云々

資金調達というのは、お金を出してくれる人が数名見つかればいいのだが、そんな簡単には見つからない。どちらにせよ資金調達が完了するまではボロクソに言われ続けるのは避けられない。

しかし、毎回こっぴどく言われるのは誰だってへこむ。

そこでどうするかという話だったのだが、スタンレーが言っていたのは、

そういうボロクソに言われた言葉はウンコだと思って流す!きれいサッパリして、次に向かうのだ!

と、言っていた。

た・・・確かに・・・

持っていても役に立たない「運気を下げる言葉や思い出」は、大事に抱えて持っていてもくさいだけのウンコみたいなもんである。

きれいサッパリ流したほうがウンが良くなる気がする。

便器って偉大だよね・・・

僕も、そんな素敵な便器を心の中に持つようにしています。それで、その日にあった悪いことはウンコだと思って心の中で流すようにイメージしています。

たとえば、何かむかついたことを言われたら、その人の顔写真と、言われた言葉のメモをウンコに刺して、ガツンと流し、あとはピカピカで真っ白な便器が残った感じをアタマにイメージするわけですよ!

いやな事はスッキリ忘れて、明日も楽しくね!

陰謀

前にも言ったけど。

これはいったい誰の陰謀なの?

いったい、何をどうすればこういう事が起こりえるの?

・・・これは、消える日がやってくるの?