New Caledonia 新婚旅行 (22日目): マレ島へ移動
午前中にドレウ・ヴィラージュをチェックアウト。ホテルにある卓球やビリヤードをしながら飛行機の時間を待ち、お昼ごろに出発した。 本島を乗り継ぐので、夕方になってやっとマレに到着。その時、デジカメもビデオカメラを持っていないという事実に気づいた。本島のヌメアの空港においてきちゃったのかも・・・と、空港の係員に問い合わせてみると、やはりヌメアにて発見された。誰にも盗まれてなくて、よかった・・・。カメラは明日、ホテルにとどけてもらうことにした。 ホテル(ネンゴネ・ヴィラージュ)からの迎えが来ておらず路頭に迷っていると、そのへんにいた親切なおっちゃんが車に乗せてくれるとのこと。お言葉に甘えてトラックに乗り込もうとすると、青年が荷台に乗り込んだ。どうやら彼も一緒にいくらしい。そこで、奥さんが「私も荷台に乗りたい」と言うので、それでは、と、僕たち二人も荷台に乗り込み、レッツゴー。風を切って進むのがとてもきもちいい。 マレの道路はジャングルの中を切り開いたもので、リフーのように道路わきに人が住んでいる気配はない。本島に、島によって雰囲気がぜんぜん違うなあ、と感心していると、雨が降り始めた。まあ、少しぬれるぐらいなので気にせずにやりすごしていると、後ろにとても大きな虹が。下のほうまでくっきりとみえる。写真にとっておきたかったけど、忘れてきちゃったから残念。 ホテルにチェックインの際、フロントのメラネシア人のおじさんが対応してくれたのだが、このおやじが感じ悪い。スーパーのあいている時間を聞いても、「知らない。」だけ。「ほかの人は知ってるんじゃないの?」ときくと、「誰も知らない」と言い切る。明らかにウソをついてるので、あきらめて部屋に入る。部屋はリフー島のドレウ・ヴィラージュとすっかり同じつくりだが、リフーよりも清潔で設備が新しい印象。窓の外はもう暗いので、様子はわからないが、風が木を揺らして「ザー」とすごい音がする。 さしあたって、ホテルのレストランでディナー。子猫がひざの上に乗ってきた。最近犬ばかり相手にしてきたけど、猫もかわいい。レストランのオーナーの白髪のおじいさんが話しかけてきてくれた。「何でもしてあげるから、なんでも言ってごらん」と、気前のよい言葉を頂く。どうやら感じがわるいのはレセプションのおじさんだけみたい。 そして、こちらのホテルにもやっぱり犬がいっぱい。すごく太った柴犬みたいなやつが登場し、僕らを見るなりおなかをだしてひっくり返った(犬の甘えのポーズ)。奥さんはこいつがいたく気に入った様子で、「ダブダブケン」と名づけていた。ダブダブ犬は一生懸命ぼくらについてこようとするが、何せおなかが大きいので段差を上がることもできず、どたどた遠回り。その姿がまたかわいらしい。