ちょっとだけ帰国します

scanRは日本にも法人を設立している。オフィスには1人しかいないけど。

Vice President of Asia Pacificの石井さんが各携帯キャリアなどとの提携交渉を進めている。(ちなみに、山田さんというオペレーションとカスタマーサポート担当の方もいるが、東京にいないのでオフィスには石井さんのみ)

石井さんは携帯のアプリケーションインフラなどで有名なOpenwaveのCOOなども経験している経験豊かなアントレプレナーで、携帯キャリアの人脈がかなり強い。おかげで、提携交渉がどんどんと進んでいる。

というわけで、その提携交渉への参加と、広告キャンペーン準備のために、短期で日本に行くことにした。

というわけで、急ですが9月2日~7日に日本に戻りまーす。

初任給だ!

久々に、お給料を頂いた。

・・・・

感激。

お給料を頂ける、というのは、なんという素晴らしいことだろう!!!!

会社がお給料をくれるから、安心して日々生活をし、食べ物を食べ、健康に過ごすことができる。あたりまえのことのようだけど、久々に頂くと、本当に感動するなあ。

誰かの大切なお金がめぐりめぐってこちらにまわってきたのであるが、お金をもらっている以上は、ちゃんと会社に貢献して、会社を成功させなければならない、としみじみ思う。お給料を払ってくれる会社には本当に感謝の気持ちでいっぱいだ。

この感動を、毎日がんばってくれている奥さんと一緒にわかちあうべく、奥さんと初任給祝いをしにすし屋の JIN SHO に行くことに。Palo AltoのCalifornia Ave.沿いにあり、比較的新しいレストランのようだ。

なににしようかな~。奥さん大喜び。

前菜の天ぷらマヨネーズあえ。来た瞬間にどこかに消えた。うまい。いろいろ前菜を頼んだが、どれもすごくおいしかった。純日本の味ではないとはいえ、うまくアレンジされており、凄くおいしい。

う~ん、お寿司もばっちりおいしい。魚の質もかなり良いね。値段はかなり高かったけど、アメリカのすしとしてはトップクラスに入るところです。

また、何かの記念日に、行きたい!

エグゼクティブサーチの情報網って・・・

入社したばかりなのに、いきなり代表電話番号から問い合わせが来た。はっや!!!

いつも思うんだけど、エグゼクティブサーチ(ヘッドハンター)の人ってどうやって人材データベース管理してんの?アメリカのエグゼクティブサーチの人と話したことなんて全くないし、名刺もできたばかりでほとんど配ってないし、すごい怖いんだけど。同級生のみんなのとこにも来てるのかなぁ。そういうもんか?

日本で経営コンサルタント時代に電話がかかってくるときは、誰かが携帯電話番号リストを横流ししていたのだと思う。でも、今回はどうやって僕のことを知ったのか、かなり謎・・・。まあプライバシーとかほとんど気にしないが、それでもなんか知らないところで管理されていると思うとちょっと驚く。

Los AltosからPalo Altoに引っ越す

仕事場もPalo Altoに決まったということで、Palo Altoに引っ越すことにした。

おうちの外観。ポストもなかなかカワイイ。

奥さんのサンクチュアリ(聖域)、台所。食器洗い機は必需品だ。

リビング。広いドアの中には洗濯機と乾燥機が入っている。

こちらが寝室。いままでずっとじゅうたん敷きだったので、フローリングがさわやか。パロアルトはあまり寒くならないからじゅうたんはいらないかもね。

僕の家のオフィス。自分の部屋だけいち早く家具をそろえる僕であった。

このブログはこの机でかかれております。

客間・・・になるところ。

おふろ。誰か入ってますね・・・。盗撮しないでください。

庭。庭にはフルーツが大量になっております。家庭菜園はカリフォルニアの家では一般的らしい。

 

レモン。レモンって一つの木から大量になるのね。すさまじい勢いでどんどん実ります。毎日のようにゴロゴロと地面に落ちるんですけど。

とってもとってもなくならない・・・。もはや乱暴なほどに実ります。すでに何十個というレモンが使われずに廃棄されております。もったいないけど、こんなに消費できないよ!

りんご・・・だよね。これも、落ち始めてきた。頼む、だれかりんご狩りに来てくれ・・・。

こちらは、梨。これも大量に地面に落ちています。めちゃめちゃ甘いので、放っておくとアリがすごいよってくるのだが、これもこんなに大量に消費できません・・・。

  

そしてこちらはオレンジ。まだ青いのでホッとしております。しかし、この大量の実が一気に熟すとなると、それはそれで大変なことになる予感・・・。ちょっとずつ実ってくれたらいいのに。

家選びは完全に奥さんに任せていた(僕が選んでも絶対気に入らないから)のだが、ようやく気に入った家を見つけたということで、奥さんは大喜び。Palo Alto Life、楽しんでいきましょう。

ちなみに、ボストンに続き、ゲストルームは基本的に空きっぱなしなので、サンフランシスコに遊びに来たい人はご連絡を。うちは、サンフランシスコ空港から30分ぐらいです。

scanRでお仕事開始

うむ、本日がアメリカでの初出社である!

よろしくお願いしま~す。

入ってすぐにロゴが掲げられている。う~ん、ベンチャーっぽい。

これが僕のニューオフィスだ。

まわりの風景はこんな感じ。ベンチャーなので規模は人はとても少ないが、全員の声が聞こえるので活気があって楽しい。

手始めに広告のプラニングが始めることとした。さあ、がんばって成功させるぞー。

カーメル旅行

今日は奥さんとカーメル・バイ・ザ・シーにドライブ旅行。カーメルは家から2時間南にいったところにある、モントレー半島の南部に位置する海辺のリゾート地。かわいいお店がいっぱいあるということで、奥さんのお気に入りスポットだ。

去年の夏はモントレーに住んでいたのでいつでもいけたのだが、2時間かかるとなるとなかなかいけないでいた。でも、僕がもうすぐ仕事なので、今のうちに旅行にいっておこうということで。

山を越えていきます。なんかこういう山道って日本みたい。なんだか懐かしい気分になるね。

海も越えていこう。越えられないけど。

途中にバイクが沢山とまったレストランが。ようするにアメリカの走り屋さんの青春カフェみたいなところに違いない。

トイレにまでバイクの絵が・・・。よほどバイク好きが集まるところとみたが、良く見ると絵がかなりレトロだな。なか昔の日本の薬のパッケージに出てきそうやん。

ココアを飲みながらお店を見て回る奥さん。いろんなブランド店なのだが、僕にはまったくわからない世界であった・・・。

レストランで食事。デザートがでかくて降参。

小物などを見て回る。この店は、でんでん太鼓とか置いてあったよ。日本のおみやげ物屋さんとか見て回って調達したんだろうね。日本の温泉宿あたりのおみやげ物屋さんみたいなものをアメリカでオープンしたら、それなりに売れたりしないかな?

というわけで、良く考えると僕の最後の旅行なのだが、ほとんど付き人化していた。こういうとき、「ねぇ・・・そろそろ行かない?」とか言うと、『「ほら、これ似合うよ!」とか「この小物、いいね!」とか言う努力ができない夫は駄目』らしい。

ひぇ~ごめんなさ~い。

アジアンマーケット

とても大きな中国系のスーパーマーケットや韓国系のスーパーマーケットが家から車で20分ぐらいのところにあるので、非常に便利です。

ところで、アメリカの中国系のマーケットには必ず日本語のお菓子セクションがあります。以前も書いたことがあったが、ここには一つとして日本語が正しいパッケージがない。なんでなんだこれ?翻訳会社が一社しかなくて、その会社に翻訳できる人がいないのだろうか。

とにかく、変。

スケット?ビは?

あ、ビ、あるね。でものって何?

惜しい。

満足及び幸福な感じ、顔に溢れている。

それを縦書きにしちゃあ・・・

思えばもっと面白いのもいっぱいあったが、どれだけ大変なことになっているかはおわかりいただけると思う。

この間違いだらけの日本語、明らかに日本人向けに日本語で書いているのではない。だって日本で売ってるはずないし。日本語さえ書けば中国で売れるということなのか?

やはり中国の底力はすごい。

CAPCOM訪問

最近、CAPCOMの逆転裁判というDS用のゲームにはまっている。

・・・そういうわけで、CAPCOMに遊びに行ってきた。日本人の知り合いの方と、HBS卒業生のマーケティング・ディレクターの女性と3人で、楽しく話しこんでしまった。

アメリカ人として日本の会社のディレクターをやるのはすごく苦労しているみたいだったなー。日本の会社の政治とかアメリカ人には理解できないだろうねえ。いやー、でもカプコンのように海外に果敢に進出する企業には、ぜひがんばって欲しいものです。

もちアイス

僕は普段そんなに甘いものを食べないが、時々日本でたべていたデザートが恋しくなる。

たとえば、プリンとかはアメリカでは売っていないので、自分で作らなければならない。

で、最近、雪見だい○くが食べたくなりまして。でも、買うと高い。こんなのバニラアイスともちだけじゃないか、と思うのだが、冷凍しての輸送費が高いのでかなり値段が高く、手が出ない。

じゃあ、自分でつくっちゃいましょう!

あとは、もち粉、水あめ、砂糖、水を同じぐらいの配分で混ぜてこね、沸騰したお湯で茹でる。

ドーン。これだけあれば・・・

食べ放題だ!

え?包んでないって?

そんなもん、味とは関係ない。

もちを細かく切って、バニラアイスにまぜ、口の中に入れてみる。

完璧。まったく同じ味。

うん、もう二度と雪見だい○くは買わなくていいや。

あまったおもちは冷凍庫に保存すれば、いつでもまた楽しめますね。

・・・すみません、所帯じみてて。

モバイルベンチャー scanRのご紹介

モバイルベンチャーである scanR (スキャンR) からの内定を受けることで決定しました。

ポジションは Director of Marketing。日本語では、マーケティング部 部長です。

前にも説明しましたが、もう一度ビジネスモデルをご紹介しましょう。

背景としては、現在、携帯カメラの解像度がすごい勢いで上がっています。そろそろ、デジタルカメラがなくても十分な人が増えたはずです。そしてこれから将来、携帯カメラが他のイメージング機器・・・例えば、スキャナやFAXなどの用途でも十分な人が出てくるのではないでしょうか?

これは、HBSの授業でとったクレイトン・クリステンセン教授の理論、「破壊的技術」の考え方に通ずるものです。つまり、これまでFAXやスキャナを持っていなかった・使わなかった人から浸透していくパターン(新市場型破壊)と、わざわざ高品質で高額なFAXやスキャナを使わなくてもこれの品質で十分、という人を徐々に広げていくパターン(ローエンド型破壊)の組み合わせにより、徐々にFAXやスキャナといったデジタルイメージング機器の市場の破壊を世界で狙っていきます。

なんで今まで誰も携帯のカメラをオフィスのイメージング機器として使わなかったか、というと、二つの問題がありました。

  1. 携帯でとった写真は画質がひどすぎてとても「使える」シロモノではない
  2. いざ携帯でデータを取り込んでも、データを活用するツールがない

弊社のテクノロジーは、この2つの問題を解決する事を中心に作られています。

まず、携帯電話で撮影した画像を補正して、実用的に「使える」状態に変換します。

撮影時

scanRによる補正後

撮影時

scanRによる補正後

このように画像がきれいになれば、FAXしたりプリントアウトするときも問題ありません。

と、このように変換された画像は、scanRのサーバーに置かれるので、いつでも携帯やパソコンから閲覧することができます。

さらに、色々なツールも用意されているので、その場でデジタルデータの活用ができます。

  • FAX送信
  • メール送信
  • セキュアサイトでの仲間との共有
  • Adobe PDFで複数画像をひとまとめ(弊社はAdobeが株主なので、純正技術を利用しています)
  • OCRによるテキスト化
  • 名刺のアドレス帳変換

現在すでにサービスは提供されていますが、今後サービスの充実やウェブサイトの改善などをどんどん進めていきますので、よろしくお願いいたします!