モバイルベンチャー scanRのご紹介
モバイルベンチャーである scanR (スキャンR) からの内定を受けることで決定しました。
ポジションは Director of Marketing。日本語では、マーケティング部 部長です。
前にも説明しましたが、もう一度ビジネスモデルをご紹介しましょう。
背景としては、現在、携帯カメラの解像度がすごい勢いで上がっています。そろそろ、デジタルカメラがなくても十分な人が増えたはずです。そしてこれから将来、携帯カメラが他のイメージング機器・・・例えば、スキャナやFAXなどの用途でも十分な人が出てくるのではないでしょうか?
これは、HBSの授業でとったクレイトン・クリステンセン教授の理論、「破壊的技術」の考え方に通ずるものです。つまり、これまでFAXやスキャナを持っていなかった・使わなかった人から浸透していくパターン(新市場型破壊)と、わざわざ高品質で高額なFAXやスキャナを使わなくてもこれの品質で十分、という人を徐々に広げていくパターン(ローエンド型破壊)の組み合わせにより、徐々にFAXやスキャナといったデジタルイメージング機器の市場の破壊を世界で狙っていきます。
なんで今まで誰も携帯のカメラをオフィスのイメージング機器として使わなかったか、というと、二つの問題がありました。
- 携帯でとった写真は画質がひどすぎてとても「使える」シロモノではない
- いざ携帯でデータを取り込んでも、データを活用するツールがない
弊社のテクノロジーは、この2つの問題を解決する事を中心に作られています。
まず、携帯電話で撮影した画像を補正して、実用的に「使える」状態に変換します。
撮影時
scanRによる補正後
撮影時
scanRによる補正後
このように画像がきれいになれば、FAXしたりプリントアウトするときも問題ありません。
と、このように変換された画像は、scanRのサーバーに置かれるので、いつでも携帯やパソコンから閲覧することができます。
さらに、色々なツールも用意されているので、その場でデジタルデータの活用ができます。
- FAX送信
- メール送信
- セキュアサイトでの仲間との共有
- Adobe PDFで複数画像をひとまとめ(弊社はAdobeが株主なので、純正技術を利用しています)
- OCRによるテキスト化
- 名刺のアドレス帳変換
現在すでにサービスは提供されていますが、今後サービスの充実やウェブサイトの改善などをどんどん進めていきますので、よろしくお願いいたします!
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