六本木 らーめん鐵釜

お昼は高校の友人しのGと目白の丸長というつけ麺屋でたべた。しのGはその後、新宿にあるフィットネスクラブに向かった。僕のほうは、先日も行った六本木ヒルズ内にある、アカデミーヒルズという会員制の学習スペースへ。メンバーシップも今日取得。今日から通い始めだが、なかなか快適です。

とちゅうから勉強仲間のトリゾー氏が来たので、一緒にラーメンを食べに行く(本日二回目!)。六本木のらーめん鐵釜という店で、特・鐵釜という¥880のとんこつ風のを頼んだ。塩ラーメンに近い感じでとんこつの割にはあっさりしているけど、角煮やチャーシュー、半熟卵もしっかり入っているのでボリュームはある。なかなかうまい!ぜひまた来て見よう。

笛を吹く神様ココペリ

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ココペリ(kokopelli)とは、ネイティブ・アメリカンの間に伝えられる、笛を吹く精霊だ。アメリカ大陸の複数の壁画にも登場する、ネイティブ・アメリカン・アートの代表的存在のひとつでもある。アメリカでネイティブ・アメリカンの店にいくと、たいていココペリのTシャツやら置物やらがおいてある。
彼が笛を吹くと、植物は花咲き実を結び、動物は子を産むという、幸せをよぶ不思議な精霊だということは知られているものの、ココペリの正体は明確には知られていない。実際、ココペリにはいろんなバージョンがあり、人っぽいものから虫っぽいものまで色々あるのだ。

僕はココペリがとっても大好きなわけです。最初に見たときから、その体のくねり具合、楽しげに笛を吹く姿、全てに魅了されてしまった。だって超カワイーじゃないですか。しかも幸せを振りまいてるんだよ。思わずココペリシャツもココペリ置物も買ってしまったよ。サイコーだよココペリ。そのうち、このココペリを、このブログの表紙におくつもり。その姿にみなさんも癒されましょう。そしてその笛の音が、皆さんを幸せにするのです。

甥っ子の誕生と、めぐる命

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先週のミケコの他界で悲しみに包まれた古賀家に、とっても明るいニュースが飛び込んできた。出産予定日より早く、姉の子、つまり甥の健斗ちゃんが生まれたのだ。すごくかわいいいい!!

姉はすぐに退院して、古賀家に帰ってくる。レオ(おっきいオスネコ)も一緒にくるらしい。これからしばらく、古賀家は大賑わいだね!元気がない古賀家にミケコが気を使ったのかもしれないね!

SH530012-21.JPGレオ 「ン?」

命の大切さと、動物を飼うということ

家にいる間、視界で何かが動いたように見えると、「あれ、ミケコ?」と、思う瞬間がけっこうある。そしてすぐに、ああ、そういえばもうミケコはいなんだった、と思い出して悲しい気持ちになる。

時々、死んだときに悲しいから動物を飼わないという人がいる。その気持ちは良くわかるし、僕も確かに愛する動物が死ぬのはとても悲しい。でも、子供のころから動物たちの死を目の当たりにしてきたおかげで、命は限りがあるから大切にしなければならないんだということを学ぶことができた。だから僕は、これからも動物を飼い続けると思う。

ミケコとの別れ

ミケコはあの世に行く準備を始めていた。

2週間前には、ご飯をたべなくなった。嗅覚を失って、食べ物を判別できなくなったのだ。母が、ミケコの大好物であるアジを買ってきて、においがするように暖めて出したところ、ちょこちょことは食べていたのだが、数日前からは食べいのに食べられないらしく、えさ箱の前で口をつけようとしては、あきらめていた。
数日前からトイレにもちゃんといけなくなってきた。トイレにいても、ふんばる力がなくなったみたいで、自分のふとんの上で用を足してしまうようになった。

昨日になってからは、自分の小屋をでて人の前に行っては、誰かのそばでごろんとしてまったく動かなくなるようになった。ぼくが一階に下りると、最後の力をふりしぼるように一階に一緒についてきて、自分のえさ箱にえさが入っていないのを見て、ぼうっとして10分ほどぼんやりしていて、またそこにごろんと寝る。

24年前に、大人の三毛猫がうちに転がり込んできた。

その猫はうちのそとの壁(立て直す前の我が家には高い外壁があった)にのぼって、うちの台所の窓を覗き込んで、ごはんがほしいと言ってきた。子供の僕や兄弟は喜んで、えさをあたえた。三毛猫なので、ミケコと呼んだ。そのうち、ミケコはうちに住みたくなったらしく、勝手に家の中に入ってきて、住み着いてしまった。古賀家が飼おうとしたんじゃなくて、ミケコが古賀家に住むことに決めたのだった。ミケコはすでに虚勢手術はされていて、過去に誰かに飼われていたみたいだった。家出したのか捨てられたのかはわからないが、とにかく人なつこく、おとなしい猫だった。なんとねこじゃらしにもじゃれない、おっとり落ち着きすぎて面白くないぐらいの猫だった。

その後、僕らはいろんな猫を飼った。子猫が我が家にくるたびに、ミケコは子猫をおなかの中であたためて寝かせ、毛づくろいをし、やさしく育てた。子猫が大きくなって、ひどくかまれても、逃げ回るばかりでやり返したりしない、気弱でやさしい猫だった。ほかの猫は結局家出してしまったり、病気で死んでしまったり、隣の犬にかまれて死んでしまったりしたが、ミケコは最後までうちにいた。うちが大好きだったみたいだった。

僕は記憶のある時間のほとんどをミケコと過ごした。子供のころ、けんかの弱いミケコが外でけんかしている声を聞くと、敵の猫を追い払いに行った。ミケコはそうすると、うれしそうに僕について帰ってきた。けんかに負けて、おびえて帰ってきて、しばらくはショックで動かないかわいそうなときもあって、ぼくはなんとかミケコにやさしくしてあげようとしたものだった。ある日ミケコが帰ってこない雨の日があって、とても心配したのだが、小学校に行くため外に出たら、隣の家の二階の屋根の隙間で、降りられずにいるミケコをみつけ、雨の中隣の家の屋根の中にもぐりこんで助けたこともあった。でも、お兄さんにいじめられたとき、ぼくはいじめる相手がいないから、ミケコにあたってしまってかわいそうなことをしたと思っていたりもするのだった。とにかく、ミケコとの思いでは山のようにある。ぼくが大人になるまでにミケコは僕にいろいろなことを教えてくれたし、僕にとってミケコはとにかく、特別な存在だった。

死ぬ前の夜、ミケコはぼくを見て、やっとこさ自分の小屋から這い出して、ぼくのそばにきて立ち止まった。ミケコは自分が死ぬのを悟っていたし、ぼくもミケコがもう死ぬことはわかっていた。ミケコは最後に、僕に頭をよせてきた。最後に、さよならの挨拶をしたかったんだろうと思う。ぼくは、ミケコが好きな「あごのしたをゴリゴリなでる」やつをやってあげたら、ミケコはうれしそうだった。

ミケコは自分の小屋の中で死んだ。最期に、ミケコはうちの両親の部屋にいたがったらしいのだが、ミケコは自分でトイレに行けない。だから母は小屋から出たがるミケコを何度も小屋にもどしたらしい。母は、最期に自分のところで死にたかったのだろうに悪いことをしてしまったと、自分を責めていた。そんな母もかわいそうだった。猫は死ぬとき、誰にも見られないように姿を消すというけれど、ミケコの場合は一番お世話になった母のそばがよかったんだろうね。そんなところも古賀家を選んで、古賀家を愛したミケコらしい。

ミケコの死に顔はとても美しかった。死んでも美人だなぁ、と、関心した。僕は、ミケコが好きだったチーズ鱈とチーズ入りかまぼこを買い、ミケコの寝ている箱の中につめた。それから外をであるいて、目白の町に咲く花を摘み、束ねてミケコの顔の隣に添えた。

君は、僕にも、ほかの猫にも、誰にも、いつもやさしい、最高の家族だったよ。幸せに長生きして、よかったね。

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左から僕、姉、兄とミケコ。僕が10歳ごろの写真。

バルセロナ研修

仕事の研修で、スペイン・バルセロナへ一週間行ってきた。うちのコンサルティング会社では、昇進する前に必ず海外研修に行かなければならないことになっている。以前もフランス・パリやアメリカ・シカゴに行ったが、今回のバルセロナもその一環だ。

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ホテルの部屋。なかなかきれい。

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研修で同じグループの仲間たち

こうした海外研修は、本来の目的は経営学の勉強。でも、僕からすると、ふだんは忙しくて戦争のような仕事場を抜けて、リラックスできる楽しいイベントなのだ。世界中のオフィスから集まったコンサルタントたちと一緒にわいわいとトレーニングを受けるというのはとても楽しいし、研修中に仲良くなった仲間と夜のバーを回るのも楽しい。

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サグラダファミリア大聖堂にて。

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ガウディが作ったグエル公園。なんか有名なトカゲらしい。

おまけ。ホテルの外のビーチに続く道で見た看板。胸が当然のように露出しています。当然ホテル前のビーチにはトップレスのお姉さんたちがお・・・じゃなくて、いっぱいおりました。日本ではありえませんな。
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秘密プロジェクト!

やっぱり秘密プロジェクトというと、ワクワクする!

事の発端は、沖縄の研究者が、使い終わった廃油をリサイクルするクリーンエネルギーの技術を開発しベンチャーのビジネスプランコンテストで大賞を取ったこと。そして、評価者のコメントが「技術もいいし、社会にも貢献する技術だが、開発者しかいない。良いマネジメントチームがいないと駄目だ」ということ。というわけで、経営のプロ、ファイナンスのプロ、R&Dのプロ、化学のプロなど、おどろくほど優秀なメンバーが終結して、ビジネスプランを練り直すことになった。僕にも声がかかり、僕は財務計画と海外展開戦略を担当。給料はないが、もし成功したら1億円を6人で分割し、かつマネジメントチームとして残る権利をもらう、という契約になった。

もちろん、激務であるコンサルティングの仕事はそれはそれでちゃんとするので、平日も夜中に帰ってきてからさらに仕事し、週末も仕事でつぶれることになる。しかも、MBAの受験勉強もあるときたもんだから、睡眠時間の確保がしばらく難しくなるだろうけど、やっぱり人生はエキサイティングじゃなきゃ!

仕事の具体的な話は機密なのでほとんど人に言えないんだけど、戦略が見えてくるまで、楽しくやっていこうと思います。

愛するミケコと油絵

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我が家のアイドル、愛するミケコを油絵で描いてみた。といっても2時間で書いたのであんまり努力はしてないんだけど。ミケコももう年なのでいつ死んでもおかしくない・・・というか、生きているほうがおかしいぐらいの年だから、今のうちに彼女の命を絵として残したいと思ってね。

どう?かわいくかけてるでしょ?被写体がいいからね!

同級生のシビル・ウエディング

最近いろいろな結婚式に呼ばれる。今日は明治大学の友人の式だったのだが、今日の結婚式は今までとちょっと違った。今日の式は、人前結婚式(シビル・ウエディング)という、親族や友人、知人などの参列者を証人として行われる結婚式である。今回の式場は、一般の人が出入りするビルの一階で行われたもので、まさに誰でも式の様子を眺めることができる、へんな式である。とはいえ、まじめな友人の結婚指揮なので、そこまで突拍子もないことはおきずに進んだ。

ただ、司会者のコメントがいちいち不自然で、場の雰囲気も考えずに笑ってしまった。たとえば、奥さんの顔にかかったベールを後ろ頭のほうに折って上げる時、「ヴェール、アーップ!」とかまじめに変なことをいってしまうんだもの。「ロケットパーンチ!」みたいな言い方で。しかしあとから考えるとそこで笑っていたのは僕らのテーブルだけだったから僕らがおかしいのかもしれないが。

でも、すごくいいと思うよ、人前式。だって、キリスト教でもないのにキリスト教で式を挙げるのって、敬虔なクリスチャンからしたらあまり気分の良いものではないかもしれないし、宗教って形じゃなく、精神だからね。きっとそういうのを踏まえて、人前式にしたんだろう。まじめな彼らしくて、すごくいいと思う!

ちなみに、4人しか座れないテーブルで、5年前ぐらいにメールしたことがあるだけの後輩と初めて対面で会った。こんなこともあるんだなあ。式をみながらメロンを食べていたら、僕の口からメロンを勝手に抜いた下の皿においた。にっこり笑って、「落ちそうだったので」。こ・・・こやつ何者・・・?なんか気になる・・・。そんな彼女は帰り道に、僕に「進路について悩んでいるから、相談に乗ってほしい」と言って来た。もちろんいいよ、と答えると、お礼に別れ際にチョコレート(ビッツ)を一粒くれた。

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(数年後の追記)
そして、この後輩こそが、将来僕のお嫁さんになるのだった。

お菓子とジュースの旅

経営コンサルタントは、仕事柄、よく日本中を旅して回る。僕は結構旅は好き。

最近は、お菓子屋さんでおかしを開発している人や、ジュース屋さんでジュースを開発している人と、いかにおいしいお菓子やジュースを作るのかについて討議するために、日本を回っている。だいたい開発の現場は、こういっちゃなんだが辺鄙なところにあるので、飛行機や新幹線を降りてから、電車でゴトゴトと工場に向かうのもとても楽しい。現場についてから、工場を見て回ったりするのも、社会化見学みたいでとても楽しいよ。

開発者の方は基本的にエグゼクティブクラスの方が多いので、もちろんキッチリとしたインタビューを行う。ベテラン開発者の熱いものづくり魂と、優秀な部下によるサポートのおかげで、ミーティングはいつも楽しい!

お菓子屋さんの工場に行くと、こんな普段みかけないような自販機を見かけたりするのも楽しいね。

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