がんばれ日本。

あ、もう朝の6時。そろそろ明るくなるなー。今日は徹夜か。最近リーディングの量が多いのでついつい夜更かししてしまうな。とはいえ、体はまだまだ元気なので、気まぐれにブログでも書いてみよう。←早く寝ろ、というつっこみが入りそう。さて、何を書こうか。。。

今日のファイナンスのケースでは、日本株式市場がいかにここ10年ひどい状態であるかが話題に触れられた。日本に投資してたら、こんなひどいことになってたよ、みたいな。むむ。いいニュースならいいけど、悪いニュースのときに、クラスのみんながこっちを見るのは微妙な気分である。

日本がここんところうまくいっていないのは複合的な要因なので一概には何ともいえないが、僕が経営コンサルタントとしていろいろな会社の経営にかかわっていて個人的に感じたのは、日本のビジネスは本当に国内向きで、世界を視野に入れた商品設計やマーケティングになると突然日本は弱くなってしまうということ。その結果、国内マーケットが小さいため最初からグローバルな戦略にフォーカスする韓国企業や、同じことを圧倒的に安く出来てしまう中国企業などと比べると、日本企業のプレゼンスが低くなってきているのをビシバシと感じる。

日本は、外から見ると、とても変わった国で、閉ざされた国だ。国内の顧客しか見ないで商品を設計するため、確かに国内の顧客は獲得できるんだけど海外で通用しない。日本が携帯で世界をリードしていると言うけど、日本の携帯なんて海外でほとんど誰も使ってないよ。ワンセグみたいな世界で使えない技術にばかり投資してどうするの?反対に、eBayの日本撤退とかもそうだが、世界の成功モデルは日本でだけでは通用しないなんてよくある話。

でもね、これが、閉ざされなくなったとき、日本はいろいろな文化を失うだろう。日本社会のすばらしさが、グローバルな資本の効率を重視する資本主義社会に染められていくのもそれはそれで悲しかったりするなあ。たとえばね、日本の田舎ってすごくきれいじゃない。で、家族で漁業やっているおじさんたちが、きょうはこれをつれたぞーなんて言って親戚に見せて回ったりして、おー、じゃあうちで採った山菜と交換しましょう、みたいな。うーん、素敵な光景、こういうの大好き。でもね、日本人は他国と比較してコストが高いから、そんなおじさんたちは全員クビにしたほうがいいよ。で、そのお金で、人件費の安い中国とかで、でかい船を買って、同じことをビッグスケールでやってさらにコストを下げて、大量で安価に輸入すべき。そこで浮いたお金を競争力のあるハイテク製造業に回して、クビにしたおじさんたちを技術者として雇用し、ガンガン輸出したほうが資本効率がいい。むしろ人件費が他国と比べてやたら高い日本のおじさんに、他国の人が同じように出来ることをさせると、日本の相対的な国際競争力が落ちる。

グローバル化とは何か。ここでのケースでは、生産量÷コスト=効率という単純計算をするとき、これらを他国との比較で見なければならない、ということだ。つまり、このおじさんが持っている小さい船でおじさんが出せる生産量が低い上、人件費コストは超高いので、このおじさんは世界的に見てものすごく非効率なのである。よって、資本価値がとても低いこのおじさんがいかに漁師としてプライドをもっていようと、やる気のない中国人を3人雇ったほうが労働資本の価値は高い。そんなわけなので、中国からもっと安い商品が輸入されるようになり、このおじさんが生活に苦しむようになるのは時間の問題である。(注:誇張しています。)

ちなみに、90年代に僕はコンピュータ・サイエンスをかなり勉強していたので、僕がコンピュータの仕事をしていないというとよく驚かれる。実際、僕の卒業した年の同級生は猫も杓子もSEで就職という感じだったしね。でも、SEになるのをやめた理由のひとつは、学生のころ仕事でアメリカに来た際に、インド人のエンジニアの多さと、彼らの優秀さを見て、10年後、自分ごときがあの優秀なインド人たちに勝てると思えんと感じて経営の仕事を選んだのもあった。日本の閉鎖性のおかげで、まだ僕が思ったほど日本のSEはクビになっていないけど、これからも楽じゃないだろう。

人間の価値って、ひいては文化の価値って何だろうかと思ってしまう。日本のすばらしい文化は、いろいろな面で、明らかに資本主義と相容れない・・・むしろ、日本の文化は、資本主義社会で勝利するのに向いていないと思う。資本効率が低く、そしてそれは意図的であったりする。じゃあどうする?日本をグローバルに変えようか?さしあたって、NOVAもつぶれたし英語教育の会社で起業でもするかとも思う。一方で、そんなことして、日本人のみんなはうれしいのかな、とかも思う。日本が本当に、グローバルになったとき、いかに日本の非効率が、僕たちを快適にしてきたのか気づき、効率の悪かったころを思い出して悲しむのではないかとも思ってしまうのだ。

なんかそんなことが、最近ぼんやり考えること。どうやったら、日本のみんなが幸せに生きていける社会を残せるのかなあ。

ところで今日、HBSの受験者の合格発表があった。日本からの合格者はいるようだけど、純粋な日本国籍の人はいない模様。一方、中国人とかシンガポール人の合格者はいっぱい。ビジネス社会が日本に期待しているレベルの低さを感じて、ちょっと悲しくなる。これはこれで、すごくムカツク。やっぱり日本にカッコよく活躍してほしいもん。

あ、もう寝ないとね。おやすみー。

気づけば1月も終わり!?

アぁっ!!

という間に1月が終わってしまいそう。

毎日のようにブログに書きたいことがあるんだけど、毎日のようにやることが多すぎて(遊びも含めて)、思うように日記の更新が進みませんな。いろいろやっていると、気づいたら夜中になって、ケースを握ったまま電気をつけて寝てしまい、毎日のように奥さんに「ちゃんと電気を消して布団で寝なさい!」といわれるのであった。

今学期の授業は結構リーディングが多い。一日200ページぐらいまで読む量が達することもある(というか、現実的にはそんなに読めないんだけど)ので、ついついずーっと読んでしまう。ファイナンスの分析とかやりだすと、永遠に終わらないし。ちなみに、お気に入りは、お風呂に入って読むこと。ゴキゲンなときは日本モノのスーパーで買った入浴剤も入れる。アメリカのバスタブは水が30センチぐらいしかはれないので、おなかがなんとか水面につかるようにしながら横になり、壁に寄りかかって、赤線を引きながらケースをグダグダと読む。湯量が少ないので、外気温や僕の体温がお湯をすぐに冷やしてしまうから、ときどきじょぼじょぼと熱いお湯を追加する。ケースというのは20-30ページの紙の小冊子で、べつにカバーとかはないので、読み終わったころにはケースが湯気でしわしわになるのであった。で、読み終わったらバスタブからポイして次のケースを手に取る。のぼせたら、また机で勉強する。ケースを読む作業というのは、一日のうち大きな部分を占めるし、できるだけリラックスして読みたいのである。

ここまで書いて気づいたが、僕は日記を書き始めたときに、何を書くか決めていないな。ほとんど垂れ流し状態。ほかのハーバードの皆さんのブログ(もっと洗練されているし、本気)とは一線を画しているな。フッ・・・

シリコンバレーネットワーキング (無差別攻撃)

現在、シリコンバレーに来て、いろいろなベンチャーキャピタリストたちと会っている。いわゆる、ネットワーキング(知らない人と知り合うこと)、というやつである。

アメリカの仕事の多くは、実はネットワーキングを通して決まる。人に紹介してもらって、そのつてで仕事を探す・・・つまりコネみたいなもんである。でも、
コネといっても、実力がないと紹介してはくれないので、コネさえあれば決まるみたいな話では決してないが、アメリカこそコネ社会であるということは否めない。

もちろん、つねにネットワーキングが重要というわけではない。あまりネットワーキングがいらないのは、戦略コンサルティング、投資銀行、プライベートエクイティ、ヘッジファンドあたりだ。これらの会社は、お金があるのでHBSのジョブバンク(企業が従業員を募集する掲示板)で求人を出し、キャンパスまでわざわざやってきてTシャツだの傘だのバッグだのペンだのポストイットだのを大量にばらまいて去っていき、ご丁寧に「このホームページから応募してくれ」みたいな手紙を年がら年中おくってくる。さらに、学生の名簿をまるごと買って、個人のメールアドレスに大量に「応募はコチラ!」みたいなメールを送ってきてくれる。なので、メールに返事を出せばあとは決められた面接プロセスに乗るだけである。「なんでもできる人が100人ほしい」みたいな業界なので、求人側も告知するだけの規模のメリットがあるわけだ。

しかし、特にベンチャーでの就職活動においてはネットワーキングをするしかない

まず、ベンチャーにはわざわざHBSに来てお金をばらまくような余裕はない。さらに、やったところで、効果がない。ほしい人材があまりに具体的であるため、求人に投資しても、ヒット率が低すぎるのだ。さらに、僕のような働く側からしても、HBSの掲示板や求人サイトなどを見てもいいベンチャーが見つかる可能性が低すぎる。こちらとしても、トップクラスのベンチャーキャピタルから資金調達していないようなところに入るのは、かなり微妙である。まして、僕のようにヘッジファンドを除いて日本でしか勤務経験がない場合、そんな人がほしいというベンチャーの求人はかなーりニッチになるわけで、そんなところが求人広告で僕のような人材をほしがっているはずがないのだ。

しかし・・・・

はっきりいってどうやっていいのかさっぱりわからない。

アントレプレナーシップ(起業学)の教授に相談にいくと、ベンチャーキャピタルのウェブサイトを見せられる。たとえばコレとか。で、そこから、ポートフォリオカンパニー(投資先)の一覧を見ろ、といわれる。そこで気に入った会社があれば連絡しろと。さらに、VCのサイトにはたまにポートフォリオカンパニーの求人を乗せていたりするからそこから調べろ、といわれる。まあ話はわかるが、僕はアメリカ人じゃないのでヒット率低すぎるだろ、と。

ベンチャーでは、ネットワーキングとやらで探さなければならないのだろうなーというのはぼんやりわかるが、いきなり知らない人に会ってくれといって、この
中途半端な英語で何を話せというのだ?引っ込み思案な日本人(?)の僕としてはけっこう億劫な話である。すごくめんくさい(=面倒くさい、古賀語)。

しかし、なんかよくわかんないのでベンチャーキャピタルで働いている卒業生の皆さんに片っ端からメールしてみることにした。

・おれ、日本人で、こんな経歴

・こんな仕事したい

・相談させてくれ

と。しかも、冬休み旅行先のヨーロッパから(笑)。

ものすごいたくさん返事がきた。HBSの卒業生ネットワークはすばらしいと聞いていたが、こんなにすばらしいとは思わなかった。

会ってくれるという人、メールでアドバイスをくれるひと、人を紹介してくれる人、レジュメを送ってくれたら、知り合いに送ってあげる、という人。「お前の英語力では無理だ」みたいなお叱りのメールが一通しかこなかったのに驚いた。

というわけで、会ってくれる、という親切な人たちに、冬学期が始まる前に会ってみるために、モロッコから帰ってきた翌日から会ってみることにしたのである。とにかく、会ってくれるという人には会ってみて、紹介してもらえる人には紹介してもらう。何もわからないのでとにかくそれだけやってみることにした。

トップのベンチャーキャピタルや伸び盛りのベンチャーのひとたちと会い、話をする毎日。もちろん知らない人に会いに行くのは気苦労もあるのだが、やってみるとなかなか面白い。すごく親切にいろいろアドバイスをしてくれる人もいて、よい出会いもたくさんあった。

直近で何か実ったものがあるかといわれると、それはよくわからない。でも、ネットワーキングなんてそんなものなのかもしれないな。というわけで、アメリカでの就職活動らしい就職活動をちょっとしてみた、というお話でした。

冬休み旅行19日目: アメリカ帰国

■カサブランカ 早朝

というわけで、とても楽しい冬休みの旅行もこれで終わり。ボストン行きの飛行機に乗って帰国した。さすがモロッコ、結局飛行機はかなり遅れ、大規模なLost Baggageになった。

■ボストン、到着

飛行機がずいぶん遅れてしまったにもかかわらず、ボストンに戻ると、向かいに住んでいる、とてもやさしい日本人のカップルの二人が、疲れた僕たちを迎えに空港まで来てくれていた。

あ~、こういうことができる暖かい人がそばにいてくれるだけで、幸せ・・・、と、心から思う。その後、おなかに優しいものがほしいと思って、と、おなべを振舞ってくれたのだ。明日から仕事で一週間サンフランシスコだけど、優しさパワーをもらって、まだまだ元気が出せそうだ!

というわけで、冬のヨーロッパ・モロッコ旅行は無事に終わったのでした。・・・もし、これを全部読んだとすれば、あなたはかなり根性あることを僕が証明いたします!

冬休み旅行18日目: カサブランカ

■マラケシュ 朝

マラケシュ最後の散歩ということで、おみやげを買いに出かけた。奥さんが色々買っていたが、僕は正直言って自分が買いたいものがほとんど見つからず、自分すらほしくないものを人にあげるのはいやなので、結局買わなかった。

■カサブランカへ

カサブランカ行きの空港に行くためには、電車の駅までタクシーで行かなければならない。もちろん、僕がタクシーに乗せてくれといえば、めちゃくちゃな金額を言ってくる。じゃあいいよほかの人のタクシーを使うから、というと、ほかの運転手は、「あいつ(最初に話しかけた人)のタクシーに乗れ」と言ってくる。組織的にぼったくってくるので、手に負えない。どうせそんな金額払うわけないんだから、とっとと安くしてほしいと思いつつ、結局交渉していてもらちが明かないので、市場価格の数倍払った。出発直前にぱっと相乗りしてきた現地人には、当然のように現地人価格を請求。ふぅ・・・。

■カサブランカ 到着

カサブランカに到着して気づいたのだが、ホテルの予約を間違えていたらしく、泊まるところがない!そんな時、あやしげな男が近づいてきた。英語が通じるらしく、「おれが安いところにつれていってやる!」とのこと。

ほかにもあやしげなタクシーの運転手がいっぱい寄ってくるのだが、彼はほかの運転手を追い払って、「おれが助けてやる」といっている。彼は「ここから歩いていけるホテルは空いていない。信じないなら、言ってみろ」という。実際、信じられないので行って見たが、確かに空いていなかった。

僕は最初は彼の話を一切信用していなかったのだが、冷静に考えて、実際に英語が通じるような人はほとんどいない。それに、結局ここでどれかのタクシーに乗らなければ、どこにもいけない。そして、タクシーの運転手は全部あやしい。だったら、英語がわかる怪しい車に乗ったほうがましかもしれない・・・。ということで、だまされたという前提で、彼の車に乗ってみた。

そしたら、彼は本当に、すごく安くていいホテルに連れて行ってくれたのだ。そして、翌日のボストン行きの飛行機に乗れるように、空港にも翌朝連れて行ってくれる、という。やばい、あからさまに疑い続けちゃったけど、本当にいい人だった、ごめんなさい!

だまされ続けてモロッコ人を信じられなくなっていたけど、そういえばアイシャさんは正直な人だったし、みんな疑っちゃうのはよくないよね!と反省し、快適なホテルで眠りについたのでした。

■カサブランカ 泊 (本旅行、最後の宿泊!)

冬休み旅行17日目: 日本食

■マラケシュ 朝

やはり体調が悪く、今日はおとなしく夜まで寝ていた。そして、夜になってから、そろそろおなかにやさしいものが食べたいということで、日本食を食べに行くことにした。食事はおいしかった!・・・のだが、近くの席にすわっている30台後半ぐらいの日本人カップルの、女性の声が、うるさかった。マラケシュに似合わない真っ赤なブランド物のコートを着て日本食おいしいわ~このワインはどこどこのなんとかでどうだわ~あのお酒はあるかしら~みたいな話をしている。あの声の大きさは、こちらに気づいてほしいといわんばかり。僕がボストンからきたという話を店員さんとしていたら、あらそうなのー私たちもこのあたりから来たのよー、XX商社で働いているからぁ~と、くらいついてきた。そうなの~学生さんなの~ウーン、大変なのねぇ~。・・・うるさくてせっかくの久々の日本食に集中できないではないか・・・。そもそも、あなたのほうが年上だとは思うけど、こっちがおだやかにしているからって、なんで初対面の僕たちにタメ口かつ上から目線なんだ、アンタと。だんなが貧しい国で重要な仕事をしているのだからこそ、自分の金銭的立場に驕らず、どんな立場の人にも優しくなれるように努力しなきゃだめだろ、普通に・・・と思ったが、こういう人ってけっこういるし、ここでむかついても僕の力がもったいないので、すごいですねーという感じでやりすごしておいた。


その後、軽く買い食いして、


魔法のランプを買ってから、ホテルに戻った。

■マラケシュ 泊

冬休み旅行16日目: ついに体調を壊す

■マラケシュ 朝

早朝になると、なんだか意味のわからないあ~あ~歌う声がかなりうるさい。あれはいったい何なのか・・・と思うが、そもそもほかにも異文化からくる疑問が大量にあるので、あまり気にならないといえば気にならないのであった。

朝から、買い物をしに市場に行く。

スパイス屋さんの楽しい話に乗せられて、ついでにいろいろなことを教えてもらった。話がとても楽しかったので、お礼にちょこちょこと買い物をしておいた。記念撮影もしてくれた!

実は今夜は、おいしいクスクスを出すというお店に行く予定だったのだが、そもそも試験が終わってからというもの一切休むことがなかったせいもあって、ついに体調が悪くなってきた。というか、今まで悪くなかったことのほうがおかしいのかもしれないが・・・。

結局僕は、夕方からすっかり寝込んでしまった。

そんな僕に、奥さんが食べ物を買ってきてくれた。クスクスを食べにいけなかった僕のために、近くのレストランかでクスクスを皿ごとテイクアウトしてきたのだ。本来はテイクアウトなどないお店なので、無理を言ってお願いしてお皿を借りてきた、というわけだ。ありがとうござーますだー・・・。おいしくいただきました。

■マラケシュ クスクスを食べて幸せに就寝

冬休み旅行15日目: ぼったくりの町、マラケシュへ

■ワルザザートから、マラケシュへ

朝、アイシャさんにお礼を言ってから、買い物の町であり、モロッコ最大の観光名所のひとつであるマラケシュに旅立った。


出発前に、アイシャさんと記念撮影。


タクシーでマラケシュに向かう。窓のハンドルなど、ない。


石と砂の道が続くばかりだったが・・・


ようやくマラケシュ到着!

ホテルまでの行き先がわからず困っていると、おじさんが荷台に僕らの荷物をのせ、ホテルまで案内をしてくれた。「ハイ、3000円。」

お前・・・この数分で、3000円って・・・特にこっちの物価を知っていたら、ありえない金額だ。しかし、これがマラケシュなのだ!とにかく、金を出せ、出せ、出せ。そもそも定価というものがないので、タクシーに乗ったら現地人の10倍取ろうとしてくるし、何を買うにもとんでもない値段ばかり言ってくる。毎回断らないと、だまされ続けるしかない。うーむ、毎回戦う必要があるのは、多少面倒くさいが、せっかく来たのだから、マラケシュに合わせてこの交渉を楽しもうではないか!


ホテルはインターネットがつながるのでとても助かる。奥様の努力のおかげでございます。

■マラケシュ ホテル泊

冬休み旅行14日目: 初日の出

■サハラ砂漠 遊牧民テント 朝


朝が来た!テントからのそのそと出て、砂丘を登り、サハラ砂漠から、グリニッジ標準時の初日の出を見に行く僕たち。




2008年の夜が、明けた!



朝日を受けて、足元の砂漠が二色にきれいに分かれていく。





美しい砂漠の夜明け。




ちなみに、テントはこんな感じだった。

軽く朝ごはんを食べる。




さあ出発だー!


ラクダを飼っている遊牧民を見つけて・・・


ラクダに乗らせてもらった。もちろんお金は払います。

■ワルザザートへ


途中の道で、井戸を発見!こんな砂漠の真ん中に、井戸水がでるなんて驚き。



ドラゴンボールに出てきそうな山。



町にもどってきました。


食事をとって、また出発。

ふたたび夜になって、ワルザザートのアイシャさんの家に戻ってまいりました。

夜は、アイシャさんのところに泊まっていた、青年海外協力隊メンバーの3人とハマム(サウナ的なもの)に行ってから寝た。

■ワルザザート 快適なアイシャさんの家に戻ってきて さらに一泊