最近、面接をぼちぼちと続けています。Michigan、Wharton、Kelloggは終わったけど、手ごたえはまだ芳しくない。
Michiganは一回目の面接だということもあるし、そもそもあまり大学のことを調べていないので、あまり手ごたえなし。でもよい練習になった・・・と思うしかない。
Whartonの面接官の質問を振り返ると、どうもエッセイの内容を疑われていたっぽいなぁ。例えば、「Co-foundした会社の株式はもっていたのか」とかきいてきたのも、本当に僕が会社を立ち上げたのかチェックしていたのだろうと思うと、正直に「持っていない」と答えたのはまずかった。だって彼は日本のベンチャーなんて社長が株を独占状態なんて普通ということを知らないだろうからね。けっこう僕のストーリーは変わっているので、こういう疑り深い人に備えてもっとデータを用意して面接に行けばよかったと準備不足を反省。たぶん落ちた。
Kelloggに関しては、質問者の人とウマが合わなかった気がする。面接官は僕より若いであろうコンサルティング業界に入ったばかりの人で、コンサルティングのことをまだよく知らない。さらに、どうも彼は「聞かなければならないことのリスト」から決められた事を質問して、「穴埋め」しようとがんばっているようなんだけど、質問がとても答えづらかった。例えば、僕からすると、「本当はこういうことが聞きたいんだろうけど、実際のコンサルティングの現場は政治もあるんだからそこでそういうチームワークの質問を求めちゃだめでしょ・・・」みたいな。エッセイは自信あったけど、あの面接では向こうは合わないと思っていただろう。卒業したばかりの学生にインタビューさせる学校の場合、相手のスキルにばらつきがあるので運の要素が大きくなるからいやだなぁ。
今日も朝6時起床。たった今、HBSの面接が終わった・・・。予想通り、ものすごくタフな質問を受けまくった。場所は丸の内のHBSリサーチセンター、面接官はAdmission Officeのパメラさん。フレンドリーで笑顔がナイス。全体的に、エッセイの中身の具体化、リーダーシップ論、倫理観、経験、強み・弱みといったところをついた上で、会話の中から質問をふってくるというところかな。うわさどおり、「なぜHarvardがいいのか」は一切聞かれなかった。
「エッセイで書いてあるこの会社についてもう少し詳しく」
「あなたはどのようなリーダーか?」
「あなたの強み・弱みは?」
「失敗の定義は何か?」
「あなたにとって何が重要か?」
「よくあるあなたについてのmisperceptionは?」
あとは、会話の中から思想を掘り下げてくる質問。例えば、僕が「日本人はあまりspeak upしないけど、僕はわりとストレートになんでも言っちゃうんです。」というと、「日本人はどうしてspeak upしないの?」という質問がくる。「日本人はプロセスを重視するから・・・」という話をしていると「日本人はどうしてprocess-orientedなのか?」とくるし、「強みはクリエイティビティです」というと、「あなたのクリエイティビティが失敗した例は?」とくる。けっこうちゃんと考えると難しい質問をしてくるので、「それはぱっとは答えられません」と正直に言ったこともあった。そしたら、「いいのいいの、興味があっただけだから」と笑顔で返事。
たぶん、HBSのインタビューは英語力が十分にないとその時点で落ちる。さらにそこを通ったら、人格、知性の最終チェックが入る、という感じだろう。
いくつかの質問にはいい答えが出来なかったが、とりあえずなんとか終わったよ・・・。自己採点では、70点かな。ビミョー。ま、金曜日よりは良かったかも知れないが、どうだろう?
とりあえず燃え尽き気味で、頭が真っ白。だけど、頭を切り替え、仕事に戻ろう。
そして来週に控えている面接の準備だ。
※社費による留学費用サポートへの申請は取り下げました~。