ボストンの我が家

 ここにきて、ようやく、ボストンでの生活の基盤が整ってきたよ。家はオフキャンパスにしました。学校まで自転車で7分ぐらいかな。3階建て、地下室つきで2100平方フィート(約120畳)の家を借りました。最近まで8畳の部屋に住んでいたので、その広さにびびるばかり。まあ、決して安くはないんだけど、ゲストルームなども用意して、できるだけ友達が来たときに快適に泊まれるようにと思い、借金覚悟で思い切ってみました。というわけで、みんな遊びに来てね!

<外観>
これが、我が家。
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 そしてようやく、車もゲットしました。最大7人乗りのホンダ・オデッセイです。ルーフが開閉するのと、もとからDVD、MP3プレイヤー、ビデオなどが再生できるところが気に入って買ってしまいました。保険にも入り、自分用のナンバープレートも仕入れました。
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↓うちの前の通路。左右に、合計8軒が連なっている。
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↓庭もあります。あまり活用できてないけど。
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<1階>
↓1Fのオープンキッチン。リビングにつながってます。
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↓リビングのほうはこんな感じ。
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↓ダイニングテーブルも買ってみました。
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<地下>
↓地下も2部屋あるんだけど、とりあえず一部屋は映画&ゲーム部屋。
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<2階>

↓2Fには二つ部屋があるんだけど、こっちは僕の勉強部屋。
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もうひとつの部屋は、ゲストルームです。
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<3階>

3Fは寝室。
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寝室用のバス・トイレがあるので助かります。
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<近所>

↓うちの前の道路の反対側は、ショッピングモール。よく散歩がてらにこのスーパー(Shaw’s)に行きます。
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もう本授業が始まったのでそのことを書きたいのだけど、一回まちがって文章を消してしまいモチベーションが下がった。今日はこれぐらいで。

ではでは~

PreMBA修了

 PreMBAは、7/24から8/11までの3週間あったのですが、無事に生き延びることができました。これまた厳しいスケジュールで大変だったけど、世界中から集まった優秀な同級生たちと共に議論しながら過ごした時間は、とても有意義なものだった。結局、20ケース以上こなしたのかな。でも、内容も楽しいものが多かった。アントレプレナーシップ(起業)の授業では、ケースの中で実際にビジネスを立ち上げた本人が登場し、最後にコメントしてくれるなど、エキサイティングな面も多々あった。他にも、パーティにおける人脈構築のノウハウの授業とかもありました。
 ・名札は右胸につける。握手したときに相手に見えるように。
 ・相手が興味を持つような自己紹介をする。
 ・話している相手と離れるときは、「トイレに行く」「食べ物をとりにいく」「あの人と話がある」などと言ってはならない。
 ・事前に相手の興味のあることを調べておく・・・
 ・名刺を見てはならない。相手の名前を覚えていないと思われる。
などなど。

 何はともあれ、無事に終わってよかった。↓これは、同級生たち。
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PreMBA開始!

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 ハーバード・ビジネス・スクールは、チャールズ川という大きな川のほとりにあります。キャンパスは緑の芝生とレンガの建物で統一されていて、コントラストがとてもきれいです。写真は、この夏のPreMBA(留学生向けのオリエンテーション)で毎日通うことになる建物。

 実は、授業はもう昨日から始まりました。PreMBAといって、留学生向けの授業です。
といっても、オリエンテーションみたいな生易しいものではなく、いきなり本番のケースディスカッションにぶちこまれます。昨日は、いきなりケースの宿題を3本出されました。一本の予習を終わらせるのに3時間ぐらいかかるので、あわせて10時間ぐらいの予習が必要。しかも、夕方に授業が終わってからそれをやるので時間の管理がしんどい。

 結局、今日の授業では予習が不十分で、英語での複雑なケースが十分に理解できず、発言できずに終わって、ちょっとへこんでいます。まあ、リカバリーできるけどさ。しかし、明日の授業の準備で、気づけば朝4時半だ。しかも、朝8時からスタディ・グループでのミーティングがある。30歳になってこのペースをキープしていたら体力がもたないので、うまいこと生き抜くすべを見つけないとね。

 想像していた以上に、英語ができなくてきつい部分もある。特にリーディングが苦手なのは、ケースを読み込む上でかなり痛い。ほかの日本人も英語で生活してきた人が多くかなり英語のレベルが高いので、僕のようなエセ留学しただけではまだまだ駄目だ。ただ、そう入ってもここまできて英語ごときで躓いている場合ではない。

 今予習しているのは、日産のリバイバルプラン。ケースと、添付書類、それからカルロス・ゴーンのスピーチのビデオを見て、状況を理解する。それから、「宿題」として用意されているいくつかの問いに答えを用意する。それだけなんだけど、ちゃんとやらないと授業で発言できなくなってしまう。ハーバードでは成績の半分が授業中の発言で決まるので、発言しなければ当然評価は低くなる。しかし、どうやってうまく発言すべきか、どのタイミングでどんなことを言うべきなのか、まだ手探り中。

 MBAを取ったみんなが歩んできた道、僕もがんばってみます。 あ、もう朝5時だ・・・。

ボストン到着

新婚旅行から帰ってきたばかりなんだけど、もうボストンに引っ越してきた。これから、急ピッチで生活のセットアップを行い、これから2年使うアパートと車を探す予定。家が決まっていない間、Yさんという先輩のオンキャンパスの家に、これから数週間お世話になる予定。お世話になります!

もうすぐ、PreMBAといって、留学生向けのオリエンテーションが始まるので、それまでにできるだけ進めないとね!

まずは、食料品や生活用品を調達し、銀行口座を開き、携帯電話を買い、マサチューセッツ州の運転免許もゲット(これがあると身分証明になるので、色々な手続きがずいぶん楽になります)するのを目標にします。

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New Caledonia 新婚旅行 (27日目): 帰国

 一ヶ月の新婚旅行も今日でおしまい。スーパーでお土産を買い込んでから、飛行機に乗り込んだ。長かったような、短かったような新婚旅行。まあ、普通の感覚で言えば長いわけだが、僕からすると新婚旅行が一週間とか、短すぎてありえねぇ(敵を作る発言?)!というのが感想です。みなさんも新婚旅行は最低一ヶ月取りましょう。無理だけど。

 ま、これから少しだけ日本で時を過ごして、またすぐにボストンに行って、二年間あわただしい生活を送ることになるわけで、それを思えば許してもらいましょう。ボストンでの二年も、旅行みたいなもんだけどね・・・。人生の大きな旅行は始まったばかり。さー、人生楽しむぞー。

New Caledonia 新婚旅行 (26日目): ふたたび乗馬

 お昼にパニーニを食べてから、奥さん待望の乗馬へ。クエンドゥから歩いていける距離にある乗馬場なのだが、ここは安い上に自分で馬を操作させてくれるのでとても楽しかった。丘の上から海を見渡すと、とても壮大な景色に胸を打たれるほどだった。

 乗馬場に戻ってからは、今まで乗っていた馬を撫でてみる。すると、馬も甘えてくる。大きい動物ながら、とても可愛らしい・・・。だって目が優しいもの。

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 バンガローに戻って、バルコニーのジャグジーに入る。フルーツとか食べながら。心からそれをエンジョイしたというおりも、なんか「よくある用意された贅沢」みたいで、一度とりあえずやってみたかっただけなんだけど。

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 夜は再び部屋でディナー。お金はともかく、好きなものを頼みまくってみた。これが、最後のディナーだからね。・・・でも正直、味はまあまあ・・・ってとこかな。でも部屋でゆっくり食べられるし、よしとしましょう!

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New Caledonia 新婚旅行 (25日目): ヌメアの水上バンガローへ

 3泊でマレ島を離れる。3泊というと、普通の旅行ぐらいなのだが、ずっとニューカレドニアにいるので3泊だけだとせわしなくて困る。

 飛行機が早い関係で、朝早くおきて出発。奥さんはダブダブ犬との別れを惜しむ。

 本島ヌメアのマジェンタ空港についてから、タクシーでクエンドゥ・ビーチ・リゾートへ。ここで最後の2泊となるのだが、最後ということもあって高級ホテルにしてみました。高級ホテルっていうか、水上バンガローですね。ロケーションは、ヌメアからちょっと離れた岬にあるので、喧騒から離れて落ち着く。

 水上バンガローにはいると、部屋はとても広い。バルコニーにはジャグジーがある。室内はセンス良く整えられており、ウェルカムフルーツが用意されている。中央のテーブルはガラス張りになっており、テーブル下には海が直接見える。広い窓の外は、当然一面の海(水上なんだから当たり前だけど)。

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 部屋を楽しんでから、1980というフレンチレストランに食べに行く。ここはまじでうまかった。今までこっちで行ったレストランの中でも一番おいしかった。

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 部屋に帰ってからはプレステを多少たしなみ、その後部屋にフレンチを取った。夜、土砂降りになったため、運んできてくれたレストランの人はびしょ濡れ。すみませんねえ。。。

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New Caledonia 新婚旅行 (24日目): 今日もシュノーケリング

 今日もダブダブ犬はバンガローの外で待機していた。

 まずは観光してみようということでスクーターを借りておでかけ。ヘルメットを二つ借りて二人乗り。こちらではスクーターの免許はいらないらしい。

 まずは自然水族館に行ってみる。これまたイルデパン同様、本当に水族館なわけではなくて、魚がいっぱいいる池である。どこかで海につながっているらしい。確かに魚は少しいたが、どちらかというと森の中にひっそりと大きくて透明な池がある風景そのものが楽しかった。

 その後、スーパーに行くことを試みるが、11時過ぎてしまったため、2時までお昼休みになってしまっていた。こちらではあたりまえのように昼休みを3時間前後とったりするわけだが、日本人的感覚からすると異常に長いので困る。食材調達に失敗したので、近くの路上で、車を使って軽食を売っているお店にいって、ご飯を食べた。

 早めにホテルに戻って今日もシュノーケリング。今日はあいにく空は曇っていたので寒かったが、奥さんもがんばって僕についてきてくれて、二人で魚と泳ぐことができた。

 明日の朝出発なので、夜のうちにチェックアウト。実は一泊6800フランだったらしく、その安さにびびる。ほかのところはもっと高かったからね・・・。ディナーはストックしてある食べ物で済ませた。

New Caledonia 新婚旅行 (23日目): シュノーケリング最高!

 朝おきるとダブダブ犬はうちのバンガローの前に寝ていた。うち、犬に大人気。レストランで朝食をとりにいくと、ダブダブ犬もついてきて、机の下にごろんと寝転んだ。しばらくして、レストランのオーナーさんが、ビデオカメラを持ってきてくれた。空港から取ってきてくれたそうだ。そして、「これから朝市に行くけど一緒に行くかい?」とのご提案。迷わず行くことにした。

 市場にはメラネシア人しかいない。見たこともないような形の野菜・巨大な野菜などや、揚げパンなど、いろいろ売っている。僕たちはトマト、揚げパン、コーン、バナナ(青くて食べられなかった)など、色々買い込む。ちなみにアボカド買ったつもりが違うものだった。そっくりだったんだけどなー。奥さんは、オレンジを買ったら値段が高くて落ち込んでいた。

 ホテルに戻って、窓から外を見る。茂みの向こうに海が見える。ここのビーチは珊瑚に守られているので、沖のほうで波が砕けてからは穏やかな珊瑚礁が広がっている。相変わらず寒いが、がんばって海に入ることにした。奥さんはすぐに寒さでダウンし、海岸で待つことに。

 確かに寒いが、しばらくはいけそうだ。水面に顔をつけると、たくさんの魚が泳いでいる。水も透明で割と遠くまで見渡せる。奥のほうに進むと、鮮やかな色の魚が珊瑚の間を泳いでいる。僕もそれを追うように沖のほうへ進む。沖に行くと、深かったり浅かったりを繰り返すので疲れたら立って休むことができる。深いところには、より色々な魚がいて面白い。網状になった珊瑚の表面を数百匹の熱帯魚が取り囲み、僕が近寄るとその群れはゆっくりお珊瑚の間に身を潜める。その姿が夕焼けに照らされて、とても美しかった。遠くのほうには、大きな魚の大群が泳いでいた。僕が近づくと、大群は遠くに離れていってしまった。

New Caledonia 新婚旅行 (22日目): マレ島へ移動

 午前中にドレウ・ヴィラージュをチェックアウト。ホテルにある卓球やビリヤードをしながら飛行機の時間を待ち、お昼ごろに出発した。

 本島を乗り継ぐので、夕方になってやっとマレに到着。その時、デジカメもビデオカメラを持っていないという事実に気づいた。本島のヌメアの空港においてきちゃったのかも・・・と、空港の係員に問い合わせてみると、やはりヌメアにて発見された。誰にも盗まれてなくて、よかった・・・。カメラは明日、ホテルにとどけてもらうことにした。

 ホテル(ネンゴネ・ヴィラージュ)からの迎えが来ておらず路頭に迷っていると、そのへんにいた親切なおっちゃんが車に乗せてくれるとのこと。お言葉に甘えてトラックに乗り込もうとすると、青年が荷台に乗り込んだ。どうやら彼も一緒にいくらしい。そこで、奥さんが「私も荷台に乗りたい」と言うので、それでは、と、僕たち二人も荷台に乗り込み、レッツゴー。風を切って進むのがとてもきもちいい。

 マレの道路はジャングルの中を切り開いたもので、リフーのように道路わきに人が住んでいる気配はない。本島に、島によって雰囲気がぜんぜん違うなあ、と感心していると、雨が降り始めた。まあ、少しぬれるぐらいなので気にせずにやりすごしていると、後ろにとても大きな虹が。下のほうまでくっきりとみえる。写真にとっておきたかったけど、忘れてきちゃったから残念。

 ホテルにチェックインの際、フロントのメラネシア人のおじさんが対応してくれたのだが、このおやじが感じ悪い。スーパーのあいている時間を聞いても、「知らない。」だけ。「ほかの人は知ってるんじゃないの?」ときくと、「誰も知らない」と言い切る。明らかにウソをついてるので、あきらめて部屋に入る。部屋はリフー島のドレウ・ヴィラージュとすっかり同じつくりだが、リフーよりも清潔で設備が新しい印象。窓の外はもう暗いので、様子はわからないが、風が木を揺らして「ザー」とすごい音がする。

 さしあたって、ホテルのレストランでディナー。子猫がひざの上に乗ってきた。最近犬ばかり相手にしてきたけど、猫もかわいい。レストランのオーナーの白髪のおじいさんが話しかけてきてくれた。「何でもしてあげるから、なんでも言ってごらん」と、気前のよい言葉を頂く。どうやら感じがわるいのはレセプションのおじさんだけみたい。

 そして、こちらのホテルにもやっぱり犬がいっぱい。すごく太った柴犬みたいなやつが登場し、僕らを見るなりおなかをだしてひっくり返った(犬の甘えのポーズ)。奥さんはこいつがいたく気に入った様子で、「ダブダブケン」と名づけていた。ダブダブ犬は一生懸命ぼくらについてこようとするが、何せおなかが大きいので段差を上がることもできず、どたどた遠回り。その姿がまたかわいらしい。