正規分布による日米のモラルと反応の分析

注意: 今回の日記には、深い意味はありません。また、意味がわからなかったら気にしないで下さい。

図1: まず、アメリカ人と日本人のモラル分布

以上をふまえて、

図2: アメリカ人と日本人の相手へのモラル期待度

図3: アメリカ人と日本人の幸せの判断基準点

図4: アメリカ人と日本人が会ったときに何が起こるか(1):モラル期待度

図5: アメリカ人と日本人が会ったときに何が起こるか(2):幸せの判断基準点

結論:日本人はアメリカ人に耐えられないが、アメリカ人が日本人にいらつくことはあまりない。これは、平均的にアメリカ人のモラルが低いというよりも、アメリカ人のモラル分布が日本人にとって大き過ぎることと、相手に期待するレベル・幸せを感じる基準点が異なるからな気がする。

日本人の価値観は、分布を狭くするようにデザインされている。単一民族・単一文化がうまく機能することを前提にデザインされているからだろう。

一方で、アメリカ人の価値観は、統一感のない社会でもポジティブに機能するようにデザインされている。彼らが日本人のようにものごとをとらえたら、彼ら自身がストレスで生きていけないだろう。もとからほぼ全員移民なので、価値観を共有したり統一すること自体絶対無理である。

その結果、日本人のほうが柔軟性が低いので、海外にいくとつらい思いをする可能性が高い。そして、アメリカ人はアメリカ人以外を不快にさせる可能性が高い。

しかし、これは社会が機能するために自然とそうなっているものであって、どちらが悪いとかいいとかいう問題ではない。しかし、日本人がアメリカに行くと、アメリカ人が最悪であるかのように感じてしまうが、単に批判する前に自分自身がある程度許容範囲を広げない限り、いつまでもつらい思いをすることとなるだろう。

で、それがどうしたのかというと、どうもしない。

4 replies
  1. okusan
    okusan says:

    ようきてぃ君、君の今までの分析の中で一番興味深かったよ。
    これって褒めてるんだろうかけなしてるんだろうかとふと思う…。

    メリケン人は実際、日本人のことどう思ってるのかなー。旅行で日本を訪れた人、訪れたことがない人、実際日本に住んでる人、それぞれの素直な感想を聞いてみたい気がするワン!

    とりあえずあたくし、今日本でとてつもない幸せを感じています。
    ストレスレスなのは、あたくしが旅行気分だからなのか、
    日本での生活を考えたりしてこなかったからなのか、
    それともメリケンで生活してるからなのか、さてどれなんでしょうね。

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  2. yokichi
    yokichi says:

    アメリカでストレスいっぱいなのは、正しい日本人である証拠!やっぱり平均が高くて、分散が低い(期待通りのサービスがくる)ことの価値は半端じゃないよね。僕も早く日本でウダウダしたぁい。

    Reply
  3. しのじい
    しのじい says:

    いいねぇ、こういう「たぶんこんな感じ」な分析!
    分析結果も対策もあるけど、友達に言うと「・・・で?」のたった一文字で一蹴されてしまいそうな緻密な考察!!
    こういうの、大好き~。
    理解して、認めて、受け入れるって、大事よね~。

    Reply
  4. yokichi
    yokichi says:

    >しのじい

    「たぶんこんな感じ」な分析 というネーミングに感動しました。100カノッサあげよう。

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