Day 2 – おじいちゃんとの出会い&モバイルベンチャー

■Sおじいちゃんとの出会い

午前は、昨日のイベントであったSさんというシリアルアントレプレナー(起業することを仕事としている人の職種名)のおじーちゃんが、キャリアの相談につきあってくださるということで、お昼からMountain Viewの駅のそばの喫茶店に行った。

おじーちゃんは70歳はいっている・・・という感じの人で、若い人材をいろいろサポートしている、ということらしく、見ず知らずの僕の話を聞いて親身に相談にのってくれた。DVDのオーサリングツール事業を立ち上げて、Steve Jobsと直接交渉しAppleに売却したとか、破天荒な人生を歩んでらっしゃる方だ。そのせいかこの僕のリスクテイカーっぷりを気に入ってくれたようで、すっかり話し込んでしまった。ただのおじいちゃんではないようなので、これからいろいろ教えてもらおうと思う。すごく、いい出会いだった気がする。ぼくは、世の中でカッコイイと思う人は皆無なのだが、このおじいちゃんはカッコイイ、と思った。

■モバイル広告ベンチャー・AM社

午後は、とあるモバイルベンチャーAM社に呼ばれて顔を出す。ここは、SちゃんというHBSの同級生→インターン先のベンチャーキャピタルのKさんのつてで紹介してもらった会社だ。セコイアとかアクセルといった、かなりいいVCから資金調達している、伸び盛りのベンチャーである。モバイルなので必然的に日本市場に進出を考えているが、実はかなり慎重な姿勢。というのも、日本で成功させるのはかなり難易度が高いビジネスモデルだからだ。

ここの副社長(VP)とは以前からちょこちょこ電話していて、今回シリコンバレーに来てますよと挨拶メールしたらいきなり呼ばれた。よく状況はわからないが、とりあえず行ってみようかという感じで顔を出した。ついたら、今は忙しいからディレクター達と会え、といわれる。従業員はだいたい、HarvardとStanfordのMBAばかりだが、シリコンバレーのベンチャーではよくあることだ。

ディレクター「やあやあ。君に会えって言われたんだけど、なにこれ?面接?」

僕「いや、どうなんでしょう?呼ばれて、来たんですけど。違うんじゃないですか?」

ディレクター「はっはっは。わからないねえ。まあいいかー。」

みたいな意味不明の会話が続く。うける。

で、副社長登場。いきなり、年棒の話に入る。年俸は、まあふつうの金額(*)だが・・・。しかし、まずはインターンから初めてくれというのであまり良い話ではない。

  • ちなみに余談だが、シリコンバレーベンチャーでのMBA卒の給与は、$100,000(約1000万)とだいたい相場が決まっている。これは、他の業界と比べてメチャクチャ少ない。ここは生活費も税金も高いので、新卒エンジニアでも1000万スタートとかの世界である。借金を返さなければならないMBA生の生活レベルは、学部の新卒1年目を下手すると下回る。ちなみにこれは、シリコンバレーでの給料は、年棒ではなくストックオプションで払う、という文化だからである。昇進してもたいして給料はそんなに上がらずストックオプションが増えるという構造。つまり、会社が成功しないかぎり、生活に余裕は生まれない。

で、すぐ決めてねという雰囲気になってきた。僕は、「僕のVisa(F-1のOPTというやつ)では8月になるまで働けないんですけど」と言っておいた。働く開始日を変える申請ができるか調べてみるが運次第だ、と答えておいた。面白そうなベンチャーではあるが、現実的には日本進出の壁も高いし、Visaの問題もあるので無理とみた。しかし、非常に面白かった。

手探りの日々の2日目。明日何があるのかもよくわからないけど、すげーワクワクする。

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