Day 3 – NetService Ventures & NeuroSky
そして、そこでベンチャーの立ち上げをしているSさんという女性と出会う。My Digital Lifeというベンチャーの立ち上げをしているのだが、非常に面白いコンセプト。ここで書いていいのかわからないから書かないけど、こういうイノベーティブな仕事ができるのが、シリコンバレーのいいところだ。
帰ろうかな、というころに、校條さんに、「古賀君、そういえば、今日うちでバーベキューパーティやるんだけど、来る?」と、お誘いいただいた。どうも、日本人の人だけでなく、ベンチャーに関わる様々な人が参加するバーベキューらしい。もちろん、飛び入り参加。
そこでいろいろな人と会うことができた。昔僕が働いていた古巣、ネットエイジのがこちらに進出するらしく、ネットエイジの人にまで会った。それから、H村さんという方とも会った。僕の子供のこと、保険のことなど、家族のことをとても心配してくれて、いい人だなぁ~と感激。IMDのMBAで、Bainでコンサルティング、AppleでマーケティングVP、Video Streaming起業&Sonyへ売却、など、キャリアもすさまじい。
そのH村さんからのアドバイスは、健康保険のこともあるだろうから、今は子供のことを優先しなさい、ということ。仕事はいくらでもあるが、生まれてくる子はその子しかいないから、と。うーむ!まったくそのとおり。確かに、今は仕事でぜいたく言うよりも、子供が無事に生まれることのほうが大事だ。守りは、しっかり固めていこうと思う。
金銭的に成功している人って、僕の中ではほとんどの人がカッコ悪い。だって偉そうにするばかりで優しく無いじゃん。でも、H村さんは、カッコイイ。
その後夕方から、NeuroSkyというベンチャーのO田さんに会いに行く。先日のKeizai SocietyのセミナーであったFuture Venture CapitalのF尾谷さんに紹介して頂いた方だ。
NeuroSkyというのは、超低コストの脳波測定機器。今は、大型の検査機器ほどの制度はないが、ゲームなどへの応用を検討されている。会社にてデモを
体験させていただいたのだが、これまたぶっとんでいて楽しい。「集中」とか「心を無にする」みたいなことで、キャラクターを動かすとか、新しすぎ。しかし
HBSで学んだChristensen先生のDisruptive Technologyの理論に当てはめて真面目に考えると、脳波を低コストで調べられるというのはかなり将来性が期待できるビジネスモデルだ。ベンチャーとしては、かなりスジがいいと見た。
そんなすごいところで仕事しているO田さんは、お金とかキャリアとか度外視。半端じゃない。で、やりたいことをやっていたらいつのまにかそこにいた、という感じらしい。自分というものがすごくしっかりしている。一方で、人の心というのを深く理解する力をもった愛のある人という印象。かなり気があって、再び夜中まで話し込んでしまった。
そんなところで今日は終了。これが就職活動なんだから、楽しくてしょうがないな。
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