若者たち、ボストン来訪

最近、世界一周中という若者がよくGlobespanのオフィスを訪ねに来る。ボストンで働いている日本人は数が少ないので、必然的に僕のところに来ているのだろう・・・あるいは、僕はボストンの観光名所になってきてるのか?(笑)

てなわけで、ちょっと彼らをご紹介。(会った順)

一人目は、太田 英基(おおた ひでき)君。

彼に受けた僕のインタビューはこちら

インタビュー中ほとんどメモしてなかったくせに、お前よく書けたな・・・。

1985年生まれ。サムライ・バックパッカー・プロジェクトという、海外で働く日本人にインタビューしまくるというプロジェクトを立ち上げて、ウェブサイトツイッターで情報発信中。ユウニ湖訪問の写真・動画はすばらしい。

二人目は、三好大助(みよし だいすけ)君。

1988年生まれ。僕が立ち上げた飲茶会に来てくれたという感じなので、インタビューは受けてません。今は世界一周を終えて、バングラデシュで現地大学生と共に教育ベンチャー立ち上げに挑戦しているらしい。気合入りまくりのまっすぐな男。ウェブサイトツイッターで情報発信中。

三人目は、成瀬勇輝(なるせ ゆうき)君。

彼に受けた僕のインタビューはこちら

早稲田大学5年? 彼はボストンにあるバブソン大学(アントレプレナーシップで有名)に一年通って、現在は「世界一周ノマド起業家の旅」を行っている。お辞儀するときに、角度と腕の位置が体育会系。ノマド、アントレプレナーシップの切り口から世界を旅する。ウェブサイトツイッターで情報発信中。

四人目は、渡辺祥太郎(わたなべ しょうたろう)君。

1994年生まれ。世界一周ではないのだが、高校生iPhoneプログラマーだ。高校1年で「借金時計」というiPhoneアプリを作成。「借金時計を高校生が作る」というところがグッジョブすぎる。高校生で、一人でボストンに来て、うちのオフィスまで到達しただけでかなり凄い・・・。彼も、ウェブサイトツイッターで情報発信中。大学はMITに入りたいということなので、このタイミングでボストン視察にやってきた。

てなわけで、思うところ。

僕の感覚からすると、大学生など若い時は時間があるのだから世界一周するのが普通だし、高校生がMITを目指すのも普通だ。僕のまわりは、実際そういう人たちばかりなので、日本の若い人が内向きだとか言われてもさっぱりわからんのですが、僕のまわりがおかしいのでしょうか?(笑)

しかし、ソーシャルメディアは、世界を小さくしたね。僕が20代の時は、世界のどこかにいっても、現地にいる人から直接何かを学ぶなんてできなかった。

でも、今は違う。ボストンにいると、ブログ、Twitter、Facebookなどを通じて、いろんな人からどんどん会いたいという連絡がくる。人脈なんて、すごく偉い親戚なんていなくても、自分で簡単に誰でも作れるようになったのだ。あとは、主体性、勇気と、「情報発信力」さえあればいい。

今の彼らの情報発信力はすごい。ウェブサイトも良く出来てるし、ツイッターも面白い。ちゃんと自分自身の中身で勝負して情報発信し、「面白い」とさえ思ってもらえれば、どこの馬の骨とも分からない若者よりよっぽど人と出会いやすくなるのだ。ちなみに僕の学生世代では、「情報発信力」なんて概念はほぼ存在すらしなかった(アグレッシプなタイプでも、せいぜい変な名刺作って自己アピールしてた程度)。これが、「進化」だなと思うよ。

というわけで、みなさんも、新しい時代を切り開く若きリーダーたちを応援してあげて下さい!

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