修学旅行

うちの奥さんは、よくわからない「宝物」と称するものを大量に保有している謎の生命体である。何百年前に買ったが「大事だから一度も使わない」という服と
か靴とかあるし。さらによくわからないのが、「切り抜き」とか「チラシ」である。奥さんはこうしたものを目の色変えて収集する性質があるのだが、これがま
た増える一方で、捨てないんだ。それで、我が家ではいつも「捨てろ」「あなたにはこの大事さがわからないのよ」みたいなケンカが発生している。

・・・と、すし太郎のエントリーで書いたのは去年のことである。

その謎の収集物の山から、新しいものが発掘された。

それは、僕の高校の修学旅行の感想文である。

うーむ。僕にはそんなものを書いた記憶すらないのだが。

どうやら、僕のアルバム類の中から見つけて、コピーをとっておいたようだ。しかし、なぜそんなものを奥さんがコピーとったのか・・・

読んでみてわかった。

これは、確かに、ひどい。

周りのみんなの普通の文章と比べ、この空気読まない感がわれながらすごい・・・。これでは、タイプして打ち込んだ先生も報われないだろうな・・・。

奥さん「三つ子の魂百まで」。

読む前の補足情報:

  • 他のタイトルと比べればわかりますが、タイトル自体が嘘です。高校生です。
  • 途中、文章が切れているように見えますが、わざであると思われます。
  • 当時の消費税は3%で、事業の売上が3,000万円以上あることが課税条件でした。

(クリックして拡大)

17歳とかの時に書いたものなので、もう時効として許して下さい・・・

ボストン観光 Celtics, HBS and MIT

Globespanは、ファンドに数億以上お金を入れた企業に対して、研修プログラムを用意している。これは、将来のリーダー候補の30代程度の若い方に、1ヶ月半ほど、ボストン・パロアルトのうちのオフィスに席を構え、毎日のようにベンチャーキャピタリストとして、最前線でベンチャー投資の場に参加して頂く。

日本人が来ると、アメリカの起業家たちの考え方を理解するにつれ、人生考え直してしまう程の経験だといわれることもある。お金を払うからもっと間口を広げて欲しいと頼まれることがあるが、極秘の取引が多いので、今のところ投資家以外に間口を広げてはいない。

というわけで何が言いたいかというと、今日の日記のボストン観光は仕事であって遊んでいるのではないという言い訳です。

そう、

ボストン・セルティックスがクリーブランド・キャブスをボコボコにするのを見に行ったのも仕事です。

そう、雪のハーバード・ビジネス・スクールで、クリステンセン教授の授業を見に行ったのも仕事です。

本人の許可を頂いていないのでモザイク。。。手配してくれたHBSの内山君ありがとう。

MITを見に行ったのも、仕事です。

これが有名な、ザ・ドーム。

有名なMITのハッキング・カルチャー。キャンパスで謎の秘密結社が壮大なイタズラをするわけだが、その正体は学生も知らない。

そのハッキングにおいて、過去にこのパトカーがザ・ドームのてっぺんに乗っていたという。記念に展示してある。

なんだこの、リアル・ハウルの動く城みたいな建物は。さすがMIT、カオス。

ちなみにハーバードと違って、建物の外観には一貫性が全くない。というか、ハッキングを喜ぶカルチャーからもわかるように、MITの連中はそもそも一貫性とかいうメンドクセー事を気にするタイプではない。

単なる掲示板。

そんなわけで、案内してくれたMIT Sloanの渡辺君、吉田君、ありがとう。

凍るチャールズ川から見えるボストンの町並みがきれいなのも仕事です。

基本的に仕事に関する話は書かないようにしていますが、今日は仕事の話ばかりですみません。

愛の新年会 @ ボストン

ボストン在住のみなさんでテキトーに新年会やろうと思ってます。

誰が来るのかよくわかりません。人数が多い場合は絞ります。

ちなみに、COO(僕の相談相手)、CFO(会計)、CCO(Chief 調達 Officer)、CSO(Chief 掃除 Officer)を引き受けてくれる人募集中。

2月6日(日)の7pm-10pmで。ポットラックは面倒なので会費制。場所は人数に合わせて決めてメールで通知します。登録の締め切りは1/31で。

登録はこちらから

 ※ 質問はコメント欄に書いてください。ただし登録はあくまで上記リンクから。

クレイトン・クリステンセン教授にベイビーシッターをお願いしてみた

今日はクリステンセン教授の家に家族で行ってきた。

クリステンセン家は子沢山なので、家にはおもちゃもいっぱい。ちぇん太は車のおもちゃに大喜びだ。友人であり長男のMattの子供も同じような年なので、楽しく一緒に遊んでいた。

マットが「ベイビーシッターを家族にお願いしているので一緒にディナーに行こう」という話だったのだが、クレイトン・クリステンセン教授と奥さんがベイビーシッターをしてくれるという。なんというオーバースペック(笑)

というわけで、お言葉に甘えてちぇん太をクリステンセン教授に預けて僕らはハーバードスクエアへ。

メキシカンレストランであるBorder Cafeでちぇん太なしでディナー。

ちぇん太はいつもおとなしいので一緒にいて困らないのだが、ごはんを食べさせながらでは話には集中できないので、ちぇん太なしでのディナーはとても楽しかった。ボストンでちぇん太なしで外食なんて、たぶん初めて。のんびりと話をできて楽しかったけど、結局話しは子供がいなくても子供ネタばっかりだったりして。

面白かった話は、マットは大学生時代に12000キロカロリーを毎日摂取していたという話。そもそも2メートルを余裕で超えているのででかいのだが、それにして、一食でピザをまるごと二枚食べた上にブリトーを二本食べ、かつサンドイッチを食べるとかしていたらしい・・・。毎日3食、6人分食べてんだから尋常ではない量。しかし体脂肪率は6%とかだったというから、完全に筋肉の塊だ。さすがバスケットボールのNCAAチャンピオンの肉体・・・。

しかしアメリカにはいろんな人がおるのう・・・。僕が町一番の不良でもマットに喧嘩を売ったら殺されるだろう。

さらにその後、近くのL.A. Burdick Chocolateで濃厚なホットチョコレートを飲む。ここのほっとチョコレートは本当に濃厚でございます。

ちなみに写真はウェブサイトから。実物は現在、雪まみれ。

そういうわけで、楽しい週末だった。

クリステンセン先生の癌の状態は、一時期よりはずいぶん良いらしい。しかし、キモセラピーの副作用であごの骨が溶けて歯が落ちており、現在インプラントを進めているとのことだが、最近までまともに話ができなかったらしい。今日も小さい声で話している程度だった。これで来学期も授業をやるというのだから、すごい情熱だ。

クリステンセン先生の家に戻ったら、教授はちぇん太がとても良い子にしていたと優しくほめてくれたのでした。

あけましておめでとうございます

何を今更という感じではありますが、あけましておめでとうございます。

年末年始はニューヨークにラーメン食べに行っていました。(マジで)。一風堂 New Yorkおいしかったです。で、年越しは、今はヘッジファンドで働いているアクセンチュア時代の先輩の家に泊めていただいて、紅白とゆく年くる年を見ながら過ごしましたが、紅白の登場する歌手がぜんぜんわからなくてびびりました。

 

1月1日は、おせち。うーんやっぱり日本は最高。NYはミツワという大型の日本食スーパーがあるので、日本食のクオリティはボストンより格段に高いのであった。先輩にはすっかりお世話になってしまいました。あと、マクロ経済のいい勉強になりました。

2010年のご報告

2010年を振り返ると、2010年の年末年始は、ホームステイに来た人と一緒に4人でHBSの友人の家で迎えました。僕たちの結婚式でフラワーガール(花嫁の歩く道に花を撒く)をやってくれた女の子(左)もとても大きくなっていて、ちぇん太の世話をよくしてくれました。

2月にはワシントンDCに出張に。数十年ぶりの大雪で都市機能がマヒし、ミーティングは当然中止、飛行機も4日間飛ばず閉じ込められましたが、とりあえずホワイトなホワイトハウスをエンジョイしてきました。

Globespan Capitalの仕事は順調です。去年は、Apple、IBM、AOL、Zynga、Telefonicaなどに投資先の企業を売却し、よい一年となりました。

6月には、投資先企業のひとつであるZipcarという世界最大のカーシェアリング企業での仕事の兼任を開始しました。

これがZipcarのほうの僕の部屋です。二つの会社に半分ずつ通っています。

7月にはある投資先企業の仕事で出張でシンガポールに行ってきました。ごはんがおいしかったです。

9月にはハワイでウミガメをみたり、

レインボー味のカキ氷を買ったら、レインボーが出たり、

火山も見たりしてきました。

出張で日本に寄った後、台湾にも仕事で行ってスピーチしてきました。屋台がおいしかったです。

10月。ボストンの紅葉はとてもきれい。ホームステイにきていたトケシ君(年初の人とは別)とりんご狩りにいきました。

12月。初雪のダウンタウンです。クリスマスのかざりもありますね。

というわけで、去年のご報告は以上です。

なお、今年の抱負は、「抱負なんてどうでもいいから抱負にあわせて時間配分を変える」です。去年も抱負がありましたが、口だけで時間配分を変えることに失敗したことの反省を受け。

プライベート面での今年のビッグイベントというと、3月には、第二子が生まれる予定です。女の子になりそうです。とても楽しみです!

そんなわけで、2011年もよろしくお願いいたします。

あと、ぜんぜん関係ないですが、Amazon.comで買ったきのこの山とたけのこの里。アメリカ在住の人はぜひお試しを!おいしい。