長距離ドライブのように その2 ~ ぬるま湯でマッタリしないために

第一回の長距離ドライブのように その1では、「がんばりすぎない(オーバーヒートしない)ギリギリの範囲で、自分が維持可能なスピードに収まるように調整するのが、いちばん充実していて、いちばん速くなる。」というお話でした。

なんでこんな当たり前っぽい話を今更しているかというと、僕から言わせて頂くと、ぬるま湯ゾーンから抜け出せない人と、オーバーヒートゾーンで完全停止しているのに気づいていない人が多すぎる

そこで、今回は、前者ぬるま湯ゾーンから抜け出せない人にフォーカスしてみる。

実家近くの図書館で、僕が知る限り10年ぐらい毎日朝から晩まで司法試験の勉強をしている人がいた。10年毎日って、すごい根性だ。これは一見、充実ゾーンっぽい・・・しかし、横で見ていると、明らかに集中していない。しかも、帰り道にのんびりエロ漫画を立ち読みしてた。本人は、充実ゾーンでがんばっているつもりになっているが、完全にぬるま湯ゾーンでダレまくっているのである。司法試験に合格するためには悪いがスピードが遅すぎる。

おれがんばってるし~

ぬるま湯でマッタリしないために。

まず、今回は「プランがないからがんばれない人の話」でも、「実現するほどの目標でもないからがんばらない人」の話でもない。プランもあるし大事な目標なのにぬるま湯ゾーンから抜け出せないという人の話ですのでそれを前提に。

さて、ぬるま湯ゾーンにいるのはアクセルを踏むモチベーションがないからである。これは、「留学はしたいが単語の勉強がつまらない」というように、目標にはどうしても行きたいのだが、プロセスがあほみたいに退屈でやる気にならないという、非常にありがちな原因が多い気がする。こういう時は、自分の精神構造を分析しなければならない。

といっても、対策は単純で、

  1. 自分がどういうときに最もがんばることが出来たのかを思い出しましょう。
  2. その心理的状況と同じ状態作り出しましょう。

それだけ。

例えば、学生時代に一夜漬けしたタイプの人は、本来ガンガンがんばれる素質があるので、安心。あとは、どうすれば、上手に一夜漬けと同じ精神状態を再構築できるのかを知ればいいのだ。そうすれば、一週間漬けだろうと一ヶ月漬けだろうとできてもおかしくない。

例えば「環境に追い込まれていたから」というのであれば、その要素を分解して、その状況を作り出してみよう!

  • 成績について親に怒られたくなかった → 失敗すると誰かに迷惑がかかる状況を作りましょう!

  • 失敗するのが恥ずかしかった → 今の仕事や勉強の結果を全部ブログで公開して恥をかくようにしましょう!

  • 学校に払っているお金がもったいないと思った →予備校、本、 勉強道具や仕事道具などにお金を大量に使いましょう!

  • 自習室で他の人と一緒だったのでサボれなかった → ウェブカメラで勉強している様子を世界に公開しましょう! 時々家族や友人に突然部屋にノックなしで入ってくるようにお願いしましょう!

  • 退学させられそうだった → 失敗したら会社を100%辞めますと上司に伝えましょう!

要するに、誰しも、がんばれた時があるわけで、その状況を再構築すればいいというだけの話。言っている事は単純だが、その精神構造を詳細まで把握して再構築するのは簡単ではないし、再現する上では現実的には障害がたくさんあるので、自分のアタマでクリエイティブに考える必要がある。

ここで再確認だが、人によって何をすればモチベーションが高められるかは人によって違う。僕のように追い込みが効くタイプもあれば、目標についた楽しい状況を想像するために、目標を達成した人に会うとかいうほうが刺激になる人もいる。よって、他人に相談しても絶対に無駄

さらに、遠いところを目指すか、近いところを目指すかが大事なのではない。「自分のスピードだといつ着けるか」が大事なのだ。スピードが出せるなら偏差値30でもトップ校を目指して全く問題ない。10年たっても集中できないなら司法試験なんてやめたほうがいいと思う。他人のスピードを参考にする必要はない。

時間 (人生に与えられた時間は固定) × 速度 = 距離 (目標により固定)という公式は変えられないし、人間には時間と肉体以外に大事な財産は何もない。目標に到達したいなら必要なスピードを出す。出せないと気づいたらすぐやめる。でないと貴重な時間を無駄にしてしまう。

次回は逆に、オーバーヒートしないためのコツです。

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