若い世代はキレるべき

雇用規制は、けっこう面倒な問題だと思っています。僕には経済学者のようにちゃんとデータで分析する能力もないので、感覚だけで適当なグラフを書いてみます。きっとすでにえらい人が実際の分析やっていると思いますので価値がないかもしれませんし、実際の線がこんな単純な形なわけもないので正しくも厳密でもない事は前提です。経済理論上正しい事をいう事がこの文章の目的ではありません。

下記は、社会人経験が増えるにしたがって、実力と年収が増えるという当然の感覚を「解雇規制がない状態」と「ある状態」にわけてグラフ化したものです。

まず、At Will Employment (雇用規制がない状態で、双方が即座に契約解除できる) の状態。

景気が普通の時は、実力=平均年収。雇用規制がないというのは、労働市場が公平で流動的であるということです。もちろん、実力さえあれば仕事が守られるということにはならないので、安定はできませんが、しわ寄せは全員にくるので、みんなにとってフェアではあります。


9 replies
  1. popeyedsalesman
    popeyedsalesman says:

    「日本を破壊する」、面白いですね。ささやかながら、私は以下方法で貢献を。
    1. 競争力のある日本の部品業に入社。海外新規開拓で「ケーレツ」破壊。
    2. 前職の外国資本競合に入社。シェア奪取後、前職の企業を買収。

    100点満点で何点でしょうかね?初書き込みでした。

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  2. つっちー♪
    つっちー♪ says:

     初めて書き込みます。
     「日本をぶっ壊す」ちょっと物騒だけど、これぐらいの気概が若い世代には必要なんですね。

     私は日本の強みは技術だと考え理系の大学院まで進み、就職も学んだ知識や技術を生かせる業界を希望していましたが内定が出ず、途中で体調を崩してしまい鬱になってしまいました。幸い、すぐに働かなければいけないほどには経済的には切迫していなかったので、今は休養できています(今ではかなり回復してきています)。休養をとりながら、経済や労働市場の本を読んで徐々に現在の就職難は構造的な問題なんじゃないかと考えるようになりました(私が内定を取れなかったのは実力不足かもしれませんが・・・)。労働市場が危機的な状態であるとの考えが独りよがりの考えではないことがここの記事を読んで確認できてうれしかったです。

     今はどこかの企業に就職するのではなく、起業あるは自営業のような形での仕事を考えています。場所が海外でできればそれでもよいですが、まずは日本国内ではじめようかと考えています。海外に輸出ができればそれでも良いし。とにかく、高効率なマイクロビジネスを模索しています。

     記事の更新を楽しみにしています。

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  3. まさゆき
    まさゆき says:

    初めて書き込ませていただきます。
    私は、東京で人事アドバイザー的な仕事をしています。
    現在の日本における実力と年収の位置は、yokichiさんが示されているもの。そのものです。
    これでは、人材育成をしたとしても若手などは伸びず。上司などは、危険を犯してでも挑戦する気持ちは湧かないと思います。
    私が感じたのは、これは構造の老朽化です。
    人事部の怠慢によるものです。海外から人事制度を輸入し、給与・育成制度設計の能力不足に問題があると思います。

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  4. 石橋秀仁
    石橋秀仁 says:

    唐突に失礼します。世代間不公平を解消するための政治的団結が必要なのかもしれませんね。最後の3段落から、外山恒一氏のファシズム論を連想しました。

    ファシズム入門 序文
    http://www.warewaredan.com/f-nyumon1.html
    >  それまでの右翼思想とも左翼思想とも違う、まったく斬新な革命思想たるファシズム

    ファシズム入門 第一章
    http://www.warewaredan.com/f-nyumon2.html
    >  何か組織を作る時の、「〜の会」くらいの意味合いでしかなかった「ファッショ」という言葉に、-ism、-istをくっつけた時に、「ファッショ」という言葉は特別な意味合いをかもし始めます。

    >  私はファシズムを「団結主義」と訳します。ニュアンスとしては正しいはずです。

    Reply
  5. mayumignon
    mayumignon says:

    twitterからきました。
    ほんとに仰るとおりだと思います。
    自分の子供にもそのことを伝えていきたいし、
    自分もオセロゲームを起こしていけるよう動いていきたいと思いました!

    Reply
  6. yokichi
    yokichi says:

    みなさんコメントありがとうございます。

    > popeyedsalesman さん

    それは珍しいぐらい破壊してますね(笑)コメントの速さもあるので100点!なんて、僕には人様に得点つけることなど偉そうな事はできませんが、popeydsalesmanさんのように、挑戦を続ける気概のある方がいっぱい世の中には必要だと思います。

    > つっちーさん

    たしかに文章にすると物騒ですね~。ただ穏便に破壊なんて無理なのかもしれません・・・戦争論には反対ですが。この終わっている壊す方法のひとつは仰るとおり起業し成功することだと思います。もちろんこれは難しいですが、そこで思考停止しているわけにもいきませんからね。

    > まさゆきさん

    仰るとおり、これは仕組みの老朽化です。過去に成功してしまったが故の苦しみですね。

    > 石橋さん

    革命しようという意思がなければ変化は起きないでしょうね。もちろん革命といってもビジョンを掲げて人の心を動かしていくことが必要ですね。

    > mayumignonさん

    いらっしゃい!やっぱり子供がいると、日本の将来はとても心配になりますよね。僕も子供の事を思うと、日本の50年後というのが急に他人事ではない気持ちになってしまいます。

    Reply
  7. もちだ
    もちだ says:

    「言いえて妙」という気がします。日本で転職して4ヶ月がたとうとしていますが、あらわされているグラフといい、後半の主張といい、まさに僕が日々感じていることをそのまま表現していただいている気がします。

    死んだような目をしたサラリーマンのおじさんに囲まれて電車に乗っていると、気持ち悪くなりますし、そういったおじさんたちが仕事ができないのを見ると、もう怒りを通り越して情けない気持ちで暗くなります。

    雇用の硬直性と、年功序列制度が、企業および政府のマネージメントとリーダーシップの欠如という結果を生んでしまい、今の状況にいたっていると思います。日本という国が、非常にまずい状態になっているとひしひしと感じています。

    さらに情けなくなるのは、今の政治の方向が明らかに中国に国のマネージメントとリーダーシップをゆだねようとしていることです。

    それからあまり騒がれていなくて不思議な気持ちになってくるのですが、日本のテクノロジー産業が海外での競争力を失っていることにも非常に危機感を覚えます。昔から弱かったソフトウェア産業があいかわらず弱いのはもちろん、PC や携帯電話といったハイテク機器や、白物家電、ホームエンターテインメント機器などの工業製品もだんだんと日本製の勢いが衰えてきており、ひょっとすると強いと思われていた車も実は韓国やドイツに比べると勢いを失いつつあるのではと感じています。

    もはや既存の日本の社会的な枠組みが時代遅れになっているのは明らかで、若者が立ち上がるべきなのでしょうが、大多数の若者はエネルギーがなくて、立ち上がったら逮捕されたりして、こうなったら優秀な人が海外に出てしまうのは当然の帰結かとも思います。

    まあ自分ができることといえば、いつでも世界のどこかで日本人として活躍できる実力を常に養い続けることかと、出張先のニースで思っているところです。

    Reply
  8. yokichi
    yokichi says:

    もちださん

    深いコメントありがとうございます。

    おっしゃるとおり、問題は山積みですね。日本のハイテク産業がすでにローテクであること、既得権益者との政治がうまい人を除いて日本で若い人が成功すると逮捕されることがおかしいことなどは、あまり皆さん気にしないみたいですね。

    この状況を変えるには、改革を求める若者の数と、リーダーシップをとれるおじさんたちの力が必要です・・・

    どうしたものか。

    Reply
  9. おかず
    おかず says:

    若者が何も言わないのは、ルサンチマンを抱えているために自己正当化しているからだと思います。

    ニーチェによれば、ルサンチマンを抱えている人は、強者に復讐できないために、自分の都合のいい絶対的な価値観を立てて「弱者は善、強者は悪」という自由を否定する「奴隷道徳」にしがみ付きます。

    ネットで「老害」という言葉を見かけるように、若者は年配の人々に強い復讐心を持っています。しかし、若者が就職して出世するには年配の人に迎合しなければなりません。そのため、若者は年配の人に復讐することができません。だからこそ、若者は、「社二病」という言葉があるように世間体という絶対的価値観を立てて自己正当化しているのです。

    また、ニーチェの「奴隷道徳」は、フロムの『自由からの逃走』によく似ていることに注目してください。世間体に服従し、「空気」を読まない人を徹底的に攻撃する若者のメンタリティは、ナチス政権に服従し、ユダヤ人を迫害するドイツ人のメンタリティと同じように見えます。

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