同級生のシビル・ウエディング

最近いろいろな結婚式に呼ばれる。今日は明治大学の友人の式だったのだが、今日の結婚式は今までとちょっと違った。今日の式は、人前結婚式(シビル・ウエディング)という、親族や友人、知人などの参列者を証人として行われる結婚式である。今回の式場は、一般の人が出入りするビルの一階で行われたもので、まさに誰でも式の様子を眺めることができる、へんな式である。とはいえ、まじめな友人の結婚指揮なので、そこまで突拍子もないことはおきずに進んだ。

ただ、司会者のコメントがいちいち不自然で、場の雰囲気も考えずに笑ってしまった。たとえば、奥さんの顔にかかったベールを後ろ頭のほうに折って上げる時、「ヴェール、アーップ!」とかまじめに変なことをいってしまうんだもの。「ロケットパーンチ!」みたいな言い方で。しかしあとから考えるとそこで笑っていたのは僕らのテーブルだけだったから僕らがおかしいのかもしれないが。

でも、すごくいいと思うよ、人前式。だって、キリスト教でもないのにキリスト教で式を挙げるのって、敬虔なクリスチャンからしたらあまり気分の良いものではないかもしれないし、宗教って形じゃなく、精神だからね。きっとそういうのを踏まえて、人前式にしたんだろう。まじめな彼らしくて、すごくいいと思う!

ちなみに、4人しか座れないテーブルで、5年前ぐらいにメールしたことがあるだけの後輩と初めて対面で会った。こんなこともあるんだなあ。式をみながらメロンを食べていたら、僕の口からメロンを勝手に抜いた下の皿においた。にっこり笑って、「落ちそうだったので」。こ・・・こやつ何者・・・?なんか気になる・・・。そんな彼女は帰り道に、僕に「進路について悩んでいるから、相談に乗ってほしい」と言って来た。もちろんいいよ、と答えると、お礼に別れ際にチョコレート(ビッツ)を一粒くれた。

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(数年後の追記)
そして、この後輩こそが、将来僕のお嫁さんになるのだった。

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